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【審査結果】北海道に「無印良品の家」が初上陸、上士幌町にワーケーション施設が来春開業予定

北海道中部に位置する上士幌町は、今年3月から4月にかけて実施した「上士幌町企業滞在型交流施設整備・運営事業者選定プロポーザル」において、MUJI HOUSE、土屋ホーム、橘内建設で構成されるスパイスボックスを最優秀提案者を選定したことを発表しました(下の画は同町2021年4月26日発表より)

上士幌町プロポーザル審査結果発表より

上士幌町は、北海道中部の大雪山系の南東側、十勝管内の北部に位置し、総面積の約76%を森林が占める緑豊かな町です。

北海道 上士幌町

行政面積約700平方キロメートルに対する人口は5,000人。基幹産業は畑作、酪農、林業などで、特に乳牛の飼育頭数は全国トップクラスを誇ります。食料自給率は3,505%、再生可能エネルギー電力自給率1,092%で、日本有数のサステティブルな町として、第4回ジャパンSDGsアワードではSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞しています。
また、日本で初めて熱気球の大会が開かれた「熱気球のまち」であり、毎年全国から多くのファンが訪れています。

上士幌町企業滞在型交流施設整備・運営事業者選定プロポーザル【審査結果】

主催者発表を受けて、MUJI HOUSEも同月28日にプレスリリースを発表、計画概要を公表。自然豊かな上士幌町の地に、MUJI HOUSEが展開する「無印良品の家」のシリーズの1つである〈窓の家〉をベースとして、新たにワーケーション施設が建設されます。

上士幌町企業滞在型交流施設整備・運営事業者選定プロポーザル【審査結果】

同施設は、北海道に建設される初めての「無印良品の家 / MUJI HOUSE」となります。プロポーザルの付帯案件の1つに「積雪寒冷地に十分に配慮した施設整備」とすることが求められており、審査総評では「更なる検討の余地がある」との指摘を受けています。2003年に誕生した「無印良品の家」が、寒冷地仕様としてどのように設計されるのか、今後に注目です。
なお、MUJI HOUSEではこれまで、積雪地域である北関東・那須高原に、滞在型施設として「無印良品の家」を使用しており、本来の住宅以外の用途での活用実績が反映されると思われます。

無印良品の家 / MUJI HOUSE

無印良品の家(左:木の家、右:窓の家)

施設の開業は2022年春を予定。上士幌町の可能性を広げる発信拠点および企業滞在型施設として運営されるとのこと。
本事業の開発と運営は、デジタル領域のマーケティング・広告コミュニケーション事業などを手がける、株式会社スパイスボックス(spicebox inc.)が2019年に立ち上げた、クリエイティブ集団「Jardin(ジャルダン)」が担当。さまざまなブランディングプロジェクトを手がける同集団が、本施設を起点に、上士幌町の魅力を発信するほか、さまざまな企業との共同商品の開発など「BtoBtoC型」のビジネス創出を行っていくとのことです。(en)

クリエイティブ集団「Jardin」について
https://www.spicebox.co.jp/news/2019/07/jardin_st/

「無印良品の家」ウェブサイト
https://www.muji.net/ie/

上士幌町プロポーザル結果発表ページ
https://www.kamishihoro.jp/entry/00004755

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