世界最大の建築のオンラインプラットフォームである「Architizer(アーキタイザー)」から、作品賞「A+Awards」募集についてTECTURE MAGに掲載依頼が届きました。
概要を訳してお伝えします。日本からのより多くのエントリーを熱望されているので、われこそはという方はぜひ公式サイトよりご応募ください!
変化する世界における建築の役割を強調する第 9 回「Architizer A+Awards」
エントリー受付を開始あらゆる規模、場所、タイプの事務所とプロジェクトがエントリーの対象です。すべての建築のタイプやコンセプトのカテゴリーで、188におよぶA+Awards賞が用意されています。応募作品は、ファッション、出版、プロダクトデザイン、不動産、テクノロジー、ビジネスなどさまざまな分野で活躍する250人以上のクリエイティブな審査員によって審査されます。Architizer A+Awards は、中小規模や新しい事務所にとっても、自分たちの作品を世界の舞台で見てもらう格好の機会です。
(総勢250名もの審査員が審査を行う)
提出期限は2021年3月12日。書籍とオンラインの両方で、世界的に評価されるように、最高の新しいプロジェクトを提出ください!
応募先: www.awards.architizer.com
世界が舞台となる、あなたの仕事A+Awards は、世界最大の建築家のオンラインコミュニティである Architizer.com で開催されています。ファイナリストと受賞者は、オンラインと印刷される書籍で、その年で先見性があり最も影響力がある事例として識められ、大きな話題となります。
(過去の受賞作品の例)
すべての受賞者は、A+Awards 受賞者 ギャラリーと Architizer.com 特設ページのカバーに掲載されます。受賞者には優れた業績を讃える特注のトロフィーが贈られます。さらに受賞作は、Phaidonから毎年出版されるA+Awardsの本『The World’s Best Architecture』で紹介されます。
受賞への2つの方法毎年100カ国以上の建築家が、A+Awardsにエントリーしています。250人以上の著名な審査員は、94のカテゴリーでそれぞれ受賞者を選出します。
もう1つの賞は、「ポピュラー・チョイス・アワード」というものです。これは、世界中の設計者やデザイン愛好家によって選ばれる作品で、審査員は事前に5つのファイナリストをノミネートします。2020年のポピュラー・チョイス・アワードでは、40万票以上の投票がありました。エントリーの詳細
メインエントリーの締め切り:2021年3月12日
レイトエントリーの締め切り:2021年4月23日
当選者発表:2021年7月
エントリー料:295ドル(メインエントリー) / 345ドル(レイトエントリー)建築、インテリアデザイン、ランドスケープ、都市計画のすべてのプロジェクトがエントリー対象となります。プロジェクトは建築でもコンセプチュアルでもかまいませんが、過去3年以内に完成したものである必要があります。
詳細は、応募資格とガイドラインのページをご覧いただくか、よくある質問(FAQ)をご覧ください。
2021年のテーマ:変わりゆく世界のための建築
2021年のA+Awardsは、急速に変化する世界のためにデザインする建築家にスポットライトを当てます。私たちを取り巻く世界は常に進化を続けていますが、2020年にはあらゆる面で変化のスピードが加速しました。私たちを取り巻く環境、社会の風景、そして私たちの生き方は大きく変化し、既存の問題を増幅させ、世界中で新たな課題を生み出しています。世界で活躍するデザイナーたちにとって、これらの膨大な課題は、イノベーションのための豊かな機会をもたらすものとなっています。建築家の適応力と創意工夫がこれまで以上に重要になってきており、第9回A+Awardでは、現代の世界に向けてデザインを行っている事務所が表彰されます。
2020年は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が世界的に広まり、さまざまな面で影響が及んだ年であり、現在もその影響は続いています。
また新型コロナに限らず、グローバル化が浸透する中で、世界では同じような課題や問題に直面しています。
「Architizer A+Awards」は、日本から発信するプロジェクトや取り組みが世界に深く刺さり、広く認知される機会といえるでしょう。
熱心な一読者としても、次回の賞は特に楽しみにしています!
(jk)