JR東日本が、同社で展開しているシェアオフィス事業[*1]の一環として、駅のホーム上にシェアオフィス「STATION DESK」を設置すると発表。同社によれば、日本初の実施とのこと。第一弾は、西国分寺駅(下り)、続いて三鷹駅の上り線ホーム(上の画)と下り線ホームに設置、計3カ所にオープンします。
「STATION DESK」各所オープン日時:
西国分寺駅(下り):2021年2月25日(木)
三鷹駅(上り / 下り):2021年3月25日(木)
*2月21日初掲の記載に下記の通り誤記がありました。上記が正しいオープン日時です。
[誤]西国分寺駅(下り):2021年2月24日(水)18:00
[誤]三鷹駅(上り / 下り):2021年3月24日(水)18:00
予約開始日時を誤って記載していました。訂正して、お詫びいたします。
「STATION DESK」の内部は、WEB会議などにも活用できる完全個室「CUBE」や、ハイパーテーション型の半個室「SHELTER」で構成されます。
環境・衛生対策のインテリアとして、床材にスミノエの抗ウイルスカーペット[*2]を採用し、紫外線照射による空間除菌装置(日機装 / 空間除菌消臭装置 Aeropure)も導入しました。
[*2]スミノエ取り扱いの商材。固定化抗菌成分「Etak®」を抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「CLEANSE® クレンゼ」により、繊維表面に強力に固定化させる技術を、クラボウとの取り組みによりカーペットに加工したもの(詳細はJR東日本のプレスリリースを参照)
また、上記の3カ所においては、空気中の浮遊ウイルスに対して除去効果が期待できるティートリーを中心としたアロマオイル(アットアロマ :C10 CLEAR TEA TREE)を採用。内部に用意したBGMでは、「音も内装デザインの1つ」という考えのもと、その場に調和した音響・音楽デザインを行なっている神山聴景色事務所とタッグを組み、録音した駅の環境音や楽器をミックスしたオリジナル音源を制作。さらに、ブース内のスピーカーを最適に配置することで、電車の入線音などが聞こえる駅構内という環境下においても、心地良い音空間を実現しているとのこと。
@aroma ウェブサイト
https://www.at-aroma.com/
神山聴景色事務所 ウェブサイト
http://soundscapedesigner.jp/
今回の「STATION DESK」開設は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大に伴う社会全体の変化、いわゆるニューノーマル時代の「新しい働き方」へのニーズに対応したもの。同社が展開し、2023年度までに1,000カ所のシェアオフィス展開を目指しているシェアオフィス事業「STATION WORK」[*1]の1つとなります。
[*1]「STATION WORK」とは、JR東日本のシェアオフィス事業。駅ナカに設置する「STATION BOOTH」のほか、ホテルやフィットネスジム、コンビニ、カフェなど多様なワークスペースを提供しています。
「STATION DESK」の利用は会員制で、予め登録が必要となります。個人会員の登録にはSTATION WORK専用WEBサイト(https://www.stationwork.jp/)から、法人会員は、JR東日本との法人契約が必要です。