コルビュジエ、ミッドセンチュリー、バウハウスについて学ぶ「河内タカのアートガイド ~20世紀の建築家とデザイナーたち」NHKオンライン講座にて7/6開講
ル・コルビュジエ、ジョージ・ネルソン、マルセル・ブロイヤー、アルヴァ・アアルト、丹下健三、柳 宗理・・・。20世紀を代表する建築家、デザイナーたちの残した仕事やそのユニークな人物像、彼らが生きてきた時代の背景などもわかりやすく解説する、NHKカルチャー講座(オンライン配信)が7月6日に開講します。講座は全3回。
講師を務めるのは、ニューヨークを拠点に長年にわたり写真関係の仕事に携わり、現在は、明治20年(1887年)創業の美術印刷・出版の老舗・便利堂(京都府京都市中京区)の海外事業部を統括している河内タカ氏。主な著作に、やさしく明快な語り口で20世紀の建築とデザインの変遷を紐解いた『芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編』(2019年、オークラ出版)があり、この続編として2020年10月に『芸術家たち ミッドセンチュリーの偉人 編』(アカツキプレス)が刊行されています。
河内タカ(Taka Kawachi)プロフィール:
高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後ニューヨークに拠点を移し、アートや写真に関する展覧会のキュレーションや写真集の編集を数多く手がけ、2011年に帰国。2016年に自身の体験を通したアートや写真のことを綴った著書『アートの入り口 アメリカ編』、『ヨーロッパ編』(ともに太田出版)を刊行。2019年には『芸術家たち1』、翌年2020年には『芸術家たち2』(共にアカツキプレス)を刊行。現在は京都に本社を置く便利堂の海外事業部を統括しながら、日本経済新聞紙の「美の十選」をはじめ、マガジンハウス発行の雑誌『&Premium』などで執筆を行っている。
今回のオンライン講座では、20世紀の現代建築とモダンデザインの礎を築いた伝説の建築家やデザイナーたちの作品とその素顔を紹介。
第1回講座では先ず、「ニッポンの建築とデザインの夜明け」をテーマに、ユネスコの世界遺産となった、東京・上野の〈国立西洋美術館〉を設計したル・コルビュジエを取り上げます。
続く第2回では「アメリカ発祥のミッドセンチュリーデザイン」 、第3回では「バウハウスと北欧の建築とデザイン」をテーマに、河内氏が現地で実際に見てきた体験を通して浮かび上がってくる作品の魅力などを交えながら解説します。
「バウハウス」や「ミッドセンチュリー」というワードはよく耳にするけれども、実はよくわかっていない、という方にもわかりやすい、建築とアートの入門編となる講座です。
講師:河内タカ
開催日時:2021年7月~9月 第1火曜
第1回「ニッポンの建築とデザインの夜明け」
配信日時:7月6日(火) 19:00-20:30
第2回「アメリカ発祥のミッドセンチュリーデザイン」
配信日時:8月3日(火) 19:00-20:30
第3回「バウハウスと北欧の建築とデザイン」
配信日時:9月7日(火) 19:00-20:30
開催回数:全3回 ※途中回からの参加も可
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) :全3回 9,900円(消費税込)
視聴方法:オンライン配信(Zoom使用) ※後日見逃し配信あり
主催:NHK文化センター名古屋教室
申し込み・詳細
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1224753.html