2022年2月24日初掲、2023年1月2日バーチャルツアー動画をシェア
北海道北広島市に2023年春に開業予定の〈北海道ボールパークFビレッジ〉内に、幼保連携型認定こども園が開園することが、キッズラボグループ(東京都豊島区)とファイターズ スポーツ&エンターテイメント(北海道札幌市)より発表されました。
施設の正式名称は〈キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園〉。設計とデザインを、猪子寿之氏が率いるチームラボの建築集団・チームラボアーキテクツが担当します。
北海道ボールパークFビレッジ(通称:Fビレッジ)は、日本プロ野球球団の北海道日本ハムファイターズの新球場〈ES CON FIELD HOKKAIDO〉が建設中の大型複合施設です。試合の前後に滞在できるホテルやレストラン、国内最大級の子どもの遊び場および農業学習施設などが整備され、あらゆる人々が集う、多様なコミュニティ形成による街づくりを目指しています。
今回の「認定こども園」開園もその一環であり、子どもたちが自由に安心して活動できる環境を整え、子育て世代を応援していく同社の姿勢を示したものと言えます。
建設地は、新球場の南側、水辺や芝生エリアが広がるエリアとのこと。
ファイターズスポーツ&エンターテイメント 前沢 賢取締役コメント(同社事業統轄本部長 兼 北海道日本ハムファイターズ取締役)
「スポーツビジネスにおいて子どもは財産と考えており、ボールパーク構想がスタートした時から、是が非でも実現したかったのが、保育園・幼稚園でした。キッズラボとの出会いによって、認定こども園がより具体的になり、最終的には、北広島市さんからのサポートのおかげで実現できる運びとなったことは、非常に感慨深いものがあります。
これからの時代を担う子どもたちとともに、Fビレッジ全体も成長していきたい。「こんな保育園・幼稚園があったらいいな」を、キッズラボと一緒に実現していく考えです。」
「キッズラボ ボールパークこども園」(通称)の運営を担当するのは、「子どもたちの未来を創造し、子育て世代を応援する」ことを企業理念に掲げ、首都圏を中心に18園の保育園を運営するキッズラボグループ(学校法人英進学園)。
「キッズラボ ボールパークこども園」においても、「生きる力をはぐくむ」を保育理念に掲げ、チームラボアーキテクツの設計・デザインにより、とことん遊びこみ、全身を使って空間を体験できる、工夫いっぱいの園舎となる見込み。
また、園内には、病児保育室も設けられ、病児・病後の子どもも安心して預けられる環境が整えられます。
1.北海道日本ハムファイターズと提携した保育
〈エスコンフィールドHOKKAIDO〉に隣接という立地をいかし、球場での園庭利用や、ファイターズと子どもたちとの交流など、球団と提携した保育を予定
2.農園を利用した食育
敷地に隣接する、クボタが運営する農業学習施設にて、実際に農作物に触れながらの食育教育を計画中
3.病児施設を併設
子どもが病気になったときや、病後の子どもを安心して預けることができる施設を園内に併設。北広島市における病児保育の設置は初の試み
4.SDGsを意識した取り組み
食べ物の大切さを学ぶ「食育」に加え、こども1人ひとりの主体性と多様性を認める保育や、エネルギーの大切さについて学ぶ機会を設けるなど、SDGsを意識した取り組みを行う
名称:キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園
通称:キッズラボ ボールパークこども園
設計・デザイン:チームラボアーキテクツ
構造:木造平屋建て
敷地面積:約2,500m²
延床面積:約700m²
定員(予定):認定こども園74名+病児保育2名
運営:キッズラボグループ(学校法人英進学園 / Webサイト)
着工:2022年5月予定
竣工:2022年2月予定
開園:2023年4月1日予定
ファイターズ スポーツ&エンターテイメント プレスリリース(2022年2月24日)
https://www.hkdballpark.com/news/detail/000033.html
#YouTubeキッズラボチャンネル「キッズラボ ボールパークこども園 園舎バーチャルツアー」(022/11/25)
注.本稿イメージ・CGは、2022年2月時点のもの(変更される可能性あり)