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DantoTile [TECTURE参加メーカー紹介シリーズ]

左官の手触り感を独自の製法で表現した「sakan」シリーズなどをラインナップ

PRODUCT2023.10.10

株式会社DantoTileは、文政年間に興った「珉平焼(みんぺいやき)」が起源のタイルメーカーです。「珉平焼」は、現在の兵庫県南あわじ市に生まれた窯元で、阿波蜂須賀藩に茶器などを納めていました。その「珉平焼」を継承して1885年に「淡陶社」が創業され、以来長きにわたりタイルをつくり続けています。
現在は淡路島にある工場で、主に外壁タイル・床タイルを製造しており、工場とは別に技術研究所を設けています。成形前の土の分析から、タイルに関するJIS基準試験まですべて自社で行える設備が揃っており、徹底した品質管理を行っています。また、多様化するニーズに応えるべく、自社工場製品以外にも国内外からの仕入品を増やして取り扱い品目の強化を図っています。(テキスト・写真提供:DantoTile 以下同様

そんなDantoTileがTECTUREに参加しました! DantoTileのラインナップから気になる製品をTECTUREで探すことができます。

ここでは、DantoTileの製品のなかでも今イチ推しの製品を紹介します!

sakan kushibiki・sakan kakiotoshi

建築×自然環境
sakanは左官の手触り感を独自の製法で表現した上質感あふれる薄型ハンドクラフトタイルです。「SYMBIOSIS(共生)」をテーマに、建築と自然環境、タイルと左官、量産技術と手作業という、時に相容れないようにも思われる二者の心地よい共存を目指した製品です。輸送時の環境への負荷低減、施工性の向上、躯体への負担軽減。生産から流通、そして施工後まで、環境にやさしい製品であることを目指して薄型タイルの開発(=軽量化)に取り組んでみました。

量産技術・タイル×手作業・左官
薄型タイルのデザインの検討を進めていくなかで辿り着いたのが、タイルと同じ土を原料とし、多彩な表現を誇る「左官」です。人の手による左官は職人によって仕上がりに差が出ることがデメリットとして挙げられるなか、sakanはタイルの量産技術に左官の手仕事をかけあわせることで、タイル1枚1枚が豊かな表情をみせながらも、安定した仕上りを実現しています。

土×リサイクル素材
溶けたガラスがみせる繊細な輝きと土の融合は、焼成の過程を経るタイルならではの表現。
加飾のための原料にはリサイクルガラスや竹繊維を選択したことでリサイクル率48%を誇る、グリーン購入法適合製品です。テクスチャーは「kushibiki(櫛引)」2種と「kakiotoshi(掻き落とし)」の3パターンを各3色展開で用意しており、合計で9アイテムを取り揃えています。

■DantoTileの製品をもっと見たい!

今回紹介した製品sakan kushibiki・sakan kakiotoshiを含むDantoTileの製品は「TECTURE」オフィシャルアカウントページで探すことができます!

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今回は編集部が作成した、「土 × リサイクル素材」リストを公開します!

 

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