東京・立川の新街区「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」内に今年6月10日にオープンした複合文化施設〈PLAY!〉の館内コンテンツの1つ、0〜12歳のための屋内広場〈PLAY! PARK〉に、大型遊具「バルーン・モンスター」がお目見え、9月12日より使用されています(エイアンドビーホールディングス 2020年9月14日プレスリリース)。
遊具が設置されたのは、広さが約1000m²ある屋内広場〈PLAY! PARK〉の中心部にある、柔らかい素材でつくられた直径22mの巨大な楕円型フィールド〈大きなお皿〉の内部。約8,000個の風船を用いて、大型遊具「バルーン・モンスター」が誕生しました。
風船はラップで強く巻くことで強度が高くなっており、子どもが上に乗ったり、力を入れても割れなくなっています。休日には、親子向けのワークショップ「小さなバルーン・モンスターを作ろう」も開催されます
「バルーン・モンスター」の制作には、同館の内装設計を手がけた、手塚貴晴・由比氏(手塚建築研究所共同代表)が参画。東京都市大学の学生団体「如学会」が発案したものを、同大学の手塚貴晴研究室と〈PLAY! PARK〉のスタッフが制作。今年8月から公開制作を始め、約3週間かけて完成しました。なお、手塚貴晴氏は〈PLAY! PARK〉の館長も務めています。
# PLAY! 公式ウェブサイト【PLAY! PARK】「バルーン・モンスター」公開制作(2020/09/10)
# PLAY! 公式ウェブサイト【PLAY! PARK】手塚貴晴館長と「バルーン・モンスター」をつくって、行進!(2020/09/12)
ワークショップを開催する〈ファクトリー〉や、ピアノや楽器が置かれた〈スタジオ〉など7つのエリアから成る〈PLAY!〉では、あえて既存の遊具や玩具を設置せず、建築家やクリエイターと共同で、子どもたちが自由な発想で遊べる場を形成することを目指しています。
〈大きなお皿〉の大型遊具も今後、定期的に入れ替える予定で、「バルーン・モンスター」は2021年3月末まで設置(編集部追記:その後、2022年9月10日から2023年3月末まで再登場)。その後は、段ボールや緩衝材といった身近な素材を使った大型遊具を開発して新たに設置される予定です。
〈PLAY! PARK〉の利用ガイドなどは、施設の公式ウェブサイトを参照してください。(en)
〈PLAY! PARK〉公式ウェブサイト https://play2020.jp/park/
〈PLAY!〉公式ウェブサイト https://play2020.jp/