COMPETITION & EVENT

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

建築家とアットアロマが創出する新たな体験、Karimoku Commons Tokyoにて開催

100%自然素材のアロマオイルを調香し、多様なシーンに提供してきたアットアロマ。その専門家であるセンティングデザイナー6名が、6組の建築家とともに、それぞれの代表作にふさわしい香りを調合。その香りを実際に体験できる展覧会が、東京・西麻布の[Karimoku Commons Tokyo]にて開催されます。

参加クリエイター(五十音順)

建築家:芦沢啓治、乾 久美子、手塚貴晴+手塚由比、永山祐子、平田晃久、藤本壮介
センティングデザイナー:小池 梢、古平千夏、武石紗和子、深津 恵、ミニーニョ K 真澄、モーリス・ヨーステン

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

上段 左から、芦沢啓治、乾 久美子、手塚貴晴+手塚由比
下段 左から、永山祐子、平田晃久、藤本壮介

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

上段 左から、深津 恵、古平千夏、武石紗和子
下段 左から、ミニーニョ K 真澄、小池 梢、モーリス・ヨーステン

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」は、2022年6月に開催された第1回から2年連続の開催となります。

昨年は5日間限定・完全予約制で、全日程が満席となりました。
下の写真は、前回の会場の様子です(会場:LIGHT BOX GALLERY AOYAMA)。

前回・2022年開催時の様子

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(LIGHT BOX GALLERY AOYAMAにて開催) 提供:アットアロマ

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(LIGHT BOX GALLERY AOYAMAにて開催) 提供:アットアロマ

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」では柴田文江氏(Design Studio S代表)が監修者を務めた(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)
会場構成:芦沢啓治(芦沢啓治建築設計事務所)、グラフィックデザイン:廣村正彰(廣村デザイン事務所)

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」2022年会場風景

2022年 第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)
「香り」はガラス容器の中に閉じ込められており、来場者は容器を手で持ち上げて、器に鼻を近づけて香りを体験した。

今年はより多くの人々に香りによる新たな体験ができるよう、予約不要[*注1]、会期も計20日にわたり開催されます。

また、今回は会期中にイベントも併催。空間にあわせた香りのスタイリングや、センティングデザインを体験できるワークショップも行われます(有料、Peatix専用ページより要予約)。
アロマによる空間デザインをさまざまな角度から体感できるエキシビションです。

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

建築空間における香りの重要性について解説する芦沢啓治氏、4月6日プレスカンファレンスにて(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

〈PLAY PARK !〉で使われている香りについて解説する手塚貴晴氏、4月6日プレスカンファレンスにて(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」会場風景(撮影:『TECTURE MAG』編集部)

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

別室ではワークショップも併催される(予約制、有料) 撮影:『TECTURE MAG』編集部

第2回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」開催概要

参加クリエイター
芦沢啓治、乾 久美子、手塚貴晴+手塚由比、永山祐子、平田晃久、藤本壮介
小池 梢、古平千夏、武石紗和子、深津 恵、ミニーニョ K 真澄、モーリス・ヨーステン
プロデュース:柴田文江(Design Studio S)
会場構成:芦沢啓治(芦沢啓治建築設計事務所)
グラフィックデザイン:廣村正彰(廣村デザイン事務所)
センティングデザイン監修:深津 恵(A Green)
テキスト:土田貴宏
フォトグラフ:山内拓也(Takuya Yamauchi Photography)
コーディネート:青木昭夫(MIRU DESIGN)

会期:2023年4月7日(金)~4月29日(土・祝日)
開場時間:12:00-18:00
休業日:日曜 ※最終日29日(祝日)開場
入場料:無料
*注1. 平日に限り、展示案内予約が可能(下記専用ページにて受付)

会場:Karimoku Commons Tokyo
所在地:東京都港区西麻布2丁目22-5(Google Map
主催:アットアロマ
協力:カリモク家具

「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

本展 特設サイト
https://www.at-aroma.com/architecturescentingdesign/

案内予約ページ
https://architecturescentingdesign2023.peatix.com

ワークショップ予約ページ
https://architecturescentingdesign2023workshop.peatix.com


建築家プロフィール

※事務所サイト以外の外部リンクはアットアロマとコラボレーションした「香り」が実際に使用された施設

芦沢啓治
1996年横浜国立大学卒業。2005年に芦沢啓治建築設計事務所を設立。建築からインテリア、家具までに一貫するフィロソフィ「正直なデザイン」に基づいて生み出される作品が国内外で高く評価される。リノベーションを含む主な作品に2022年〈ブルーボトルコーヒー 神戸阪急カフェ〉、2021年〈Karimoku Commons Tokyo〉など。

芦沢啓治建築設計事務所 公式Webサイト
https://www.keijidesign.com/

MARIHA Showroom(完全予約制、住所非公開)
https://mariha.jp/


乾 久美子
東京藝術大学卒業後、1996年にイエール大学大学院を修了。青木淳建築計画事務所を経て 2000年に乾久美子建築設計事務所を設立。2016年より横浜国立大学大学院教授。
主な作品に「延岡駅周辺整備プロジェクト」(2020年日本建築学会賞/作品)、〈釜石市立唐丹小学校・釜石市立唐丹中学校・釜石市唐丹児童館〉など。

乾久美子建築設計事務所 公式Webサイト
https://www.inuiuni.com/

日比谷花壇 日比谷公園店 公式Webサイト
https://shop.hibiyakadan.com/01010


手塚貴晴+手塚由比

手塚貴晴
武蔵工業大学卒、ペンシルバニア大学修了、リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ロンドン勤務を経て、1994年に手塚由比と手塚建築企画を共同設立(1997年に手塚建築研究所に改称)東京都市大学教授

手塚由比
武蔵工業大学卒、ロンドン大学バートレット校、1994年に手塚貴晴と手塚建築企画を共同設立(同上)
主な作品に、2003年〈越後松之山「森の学校」キョロロ〉、2018年〈番町協会〉、2020年にオープンした複合文化施設〈PLAY!〉内装設計など。2007年〈ふじようちえん〉は、国内外で受賞多数(2017年UNESCO世界環境建築賞、2020年日本建築学会賞/作品ほか、経済協力開発機構/OECDの”世界で最も優れた学校建築”にも選ばれている)

手塚建築研究所 公式Webサイト
http://www.tezuka-arch.com/

PLAY! PARK 公式Webサイト
https://play2020.jp/


永山祐子
1998年昭和女子大学卒業。青木淳建築計画事務所を経て 2002年に永山祐子建築設計設立。2020年より武蔵野美術大学客員教授。
リノベーションを含む主な作品に、2013年〈豊島横尾館〉、2020年〈ドバイ国際博覧会日本館〉(NTTファシリティーズとの共同設計)、2021年〈JINS PARK 前橋〉、2022年〈YAMAGIWA OSAKA〉店舗設計など。JIA新人賞など受賞も多数。

永山祐子建築設計 公式Webサイト
https://www.yukonagayama.co.jp/

YAMAGIWA OSAKA 公式Webサイト
https://www.yamagiwa.co.jp


平田晃久
1997年京都大学大学院修了。伊東豊雄建築設計事務所を経て 2005年に平田晃久建築設計事務所を設立。京都大学教授。
主な作品に、2021年〈八代市民俗伝統芸能伝承館〉、2016年〈太田市美術館・図書館〉では第31回村野藤吾賞(2018年)、2022年日本建築学会賞/作品を受賞。著作に『Akihisa HIRATA Discovering New』(2018年、TOTO出版)など。

平田晃久建築設計事務所 公式Webサイト
https://www.hao.nu/

太田市美術館・図書館 公式Webサイト
https://www.artmuseumlibraryota.jp/

注.太田市美術館・図書館での「香りの演出」は2022年限定


藤本壮介
東京大学卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。同年の「青森県立美術館設計コンペティション」にて2等に選出され、注目される。
リノベーションを含む主な作品に、2010年〈武蔵野美術大学 美術館・図書館〉、2019年にフランス・モンペリエに竣工した〈l’Arbre Blanc(ラルブル・ブラン)〉、2020年〈白井屋ホテル〉、2021年ハンガリー・ブタペストに完成した音楽堂〈House of Hungarian Music(ハンガリー音楽の家)〉など。フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(2014年)ほか国内外で受賞多数。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では会場デザインプロデューサーを務める。

藤本壮介建築設計事務所 公式Webサイト
http://www.sou-fujimoto.net/

白井屋ホテル 公式Webサイト
https://www.shiroiya.com/


アットアロマのYouTubeチャンネルには、本展に参加した6組の建築家へのインタビューのショートムービーが公開されています(下記にてシェアした動画は手塚貴晴、手塚由比の両氏へのインタビュー)。


#「PLAY! PARK × 手塚貴晴+手塚由比 | PLAY! PARK × Takaharu Tezuka + Yui Tezuka」(2022/07/22)

アットアロマ YouTubeチャンネル 建築家インタビューほか
https://www.youtube.com/@ataroma01

アットアロマ 公式Webサイト
https://www.at-aroma.com/

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第1回「ARCHITECTURE × SCENTING DESIGN 建築のための香り展」

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