東京・新宿区にある早稲田大学のキャンパス内に、日本を代表する作家の一人である村上春樹氏の名前を冠した、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)が今秋オープンします。
同施設は、2018年に発表された村上春樹ライブラリー構想に基づいて建設されます。建物の設計は、2019年6月に行われた田中愛治総長による記者会見にて、早稲田大学特命教授でもある建築家の隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所 主宰)が担当することが発表されています(本稿のイメージ画像は全点 提供:隈研吾建築都市設計事務所)。
施設の立地は、早稲田キャンパス内にある〈坪内博士記念演劇博物館〉に隣接する4号館。隈研吾氏によって大胆な改築(リノベーション)が施され、館内には、研究者のための資料室や閲覧席、セミナースペースのほか、訪れた人々が「村上ワールド」を体感できるカフェやオーディオスペースなどもつくられる予定です。
同施設の建設中の様子などは、同施設の公式Twitterにて公開されています。
絶賛工事中。 来年の今頃には…。 #早稲田大学 #村上春樹 #HarukiMurakami pic.twitter.com/xslsyQpgBN
— 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー) (@waseda_WIHL) December 29, 2020
関連リンク
早稲田大学ニュースリリース
村上春樹ライブラリー構想に関して(2018年11月)
https://www.waseda.jp/top/news/62175
「早稲田大学 田中総長会見」(2019年6月)
https://www.waseda.jp/top/news/65502
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)施設概要
https://www.waseda.jp/culture/about/facilities/wihl/