大阪府茨木市の市民会館跡地の再開発で、整備事業者に選定されている、竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所共同企業体によるプランの動画が、茨木市のYouTube公式チャンネルで公開されています。
同事業は、茨木市の中心部に位置する市民会館跡地エリアで、新しい施設と広場を計画しているもので、2023年(令和5)度の完成を目指しています。
2019年(令和元年)7月に公募型プロポーザルの実施を告知(募集要項PDF)、2020年(令和2)1月18日の公開プレゼンテーションを経て、決定した事業者名が同月20日に茨木市の公式ウェブサイトで発表されています(本稿のイメージパースは、2021年3月時点のもの。今後の設計過程により変更となる可能性あり)。
採用された提案では、「日々何かが起こり、誰かと出会う」をコンセプトに、建築に開放的なテラスや緑を積極的に配置することで、ランドスケープと建築が相互に浸透しあう「立体的な公園」のような公共空間をつくることを目的とした計画案となっています。
事業者が決まってから約1年が経過する間に、茨木市ではワークショップやヒアリングなどを開催し、市民と対話を通じて検討を重ねてきたとのこと。このほど、バージョンアップした設計案でのイメージムービーが公開されました。動画では新たなビジュアルも公開されています。(en)
本稿画像提供:株式会社伊東豊雄建築設計事務所・株式会社竹中工務店共同企業体
#茨木市 YouTube公式チャンネル「市民会館跡地エリア新施設のイメージムービー Ver2.0」(2021/03/10)
茨木市公式Webサイト「新施設について」
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/kikaku/shiminkaikanatochikatuyou/48426.html