淡路島で貸別荘を展開する株式会社Nook(代表取締役:大西奈央)が、同島では3つめ、業態として初となる1日1組限定のスモールホテル〈Nook The Peak(ヌーク ザ ピーク)〉を3月12日に開業しました。
「Nook(ヌーク)」とは、人目につかないところ、辺鄙(へんぴ)を意味します。
建てられたのは淡路島の最南端。目の前は太平洋につながる和歌山湾が、背後には淡路島最高峰・標高約608mの諭鶴羽山(ゆづるはさん)に連なる高地を背負う立地です。
建物の設計は、Nookの既存施設〈Nook The Hub〉〈Nook The Wharf〉に続き、一級建築士事務所LTS設計が担当しています。
設計:一級建築士事務所LTS設計(わきもとえつこ+脇本尚憲)
https://www.lts-cd.com/
撮影:Fumiya Kawasaki(川崎文也)
https://www.instagram.com/_fumiya_kawasaki/
施設のコンセプト、その特長について、2022年2月24日付プレスリリースより引用します。
〈Nook The Peak〉の主役は海。
建物は脇役であり、あくまでも控えめに。
控えめであるために考え、控えめであるためにできるだけ手を加えました。刻一刻と変わる美しい海と空、ゆったり漂う船。海に溶け込み、そして一日中海を眺めていられるよう、海側を全面窓で設計。
「海しか見えない一日」を実現しました。リビングの大きな窓を解放すると、そこには約100m²の広々とした浮遊感すら漂うテラス。
海鳥と同じ目線で海を眺め、まるで飛んでいるかのようなひとときを。〈Nook The Peak〉には時計もテレビもありません。
その代わり、波の音、鳥のさえずり、静かに流れる時間、そして最高の眺望をご用意いたしました。せわしない日常も、いつもの肩書も、堅苦しいことはそっと横に置いて。
時間を忘れ、なにも考えず、なにもしない時間を楽しむ。たまにはそんな過ごし方もいいんじゃないかと思う。
そんな時間が〈Nook The Peak〉には流れています。〈Nook The Peak〉の目の前の海は漁場。
豊かな海からは鯛や鯵、鱧(はも)などが全国の市場へ出荷されます。
旅に出て食べたいものはその地の食材。
オーナー自ら現地に出向き、直接生産者との対話を重ね、そしてこだわりを持って仕入れたその地の食材をその場所で。
〈Nook The Peak(ヌーク ザ ピーク)〉の宿泊予約はNookの公式ウェブサイトにて受付。2022年2月26日の20時より一般予約の受付を開始したところ、すでに7月31日まで満室となっています。
所在地:兵庫県南あわじ市灘土生 ※詳細住所は非公開
業態:スモールホテル
客室:全1室 / 1棟貸切
定員:6名
チェックイン / アウト:15:00 / 12:00
料金:1名 44,000円から(朝・夕食付)
予約方法:Nook公式Webサイト「予約ページ」にて受付
支払い方法:クレジットカードによる事前決済のみ
Nook 公式ウェブサイト
https://www.noooooook.com/