CULTURE

SANAAが設計した〈静岡市歴史博物館〉1/13グランドオープン

1Fは戦国末期の遺構をそのまま見せるダイナミックな展示

CULTURE2023.01.13

静岡市葵区追手町に〈静岡市歴史博物館〉が開館、1月13日にグランドオープンを迎えました。

駿府城公園の堀端・東南あたり、静岡県庁の東側に位置する同館は、2022年7月にプレオープン。建設前の調査で見つかった、戦国時代の道と石垣の遺構をそのまま建物内に引き込み、1Fにて入場無料で公開中です。来館者数はすでに5万人を突破しています。

SANAA設計〈静岡市歴史博物館〉

1階 無料展示エリア「戦国時代の道と石垣の遺構」
長さ約30メートル、 幅約2.7メートルにわたる戦国時代末期の遺構。道の両側には、徳川家康が最初に駿府城を築いた頃の造成と想定される、武家屋敷の石垣の遺構がみられる。

施設コンセプト

歴史博物館は、城下町や駿府城大手御門から二ノ丸堀に続く雁行動線を建物内部まで立体的に延長し、街並みと建物が一体となることで、街並みから建物まで伸びる「人の道」をかたちづくるものです。
また、漆喰調塗装の外壁、1階まわりの木製建具、庇や下屋などにより、歴史的景観との調和を図ることで、「過去と今をつなぎ、未来をつくる」という役割を果たします。
さらに、石垣の石と樹木が魅せる鮮やかな緑の景色の中に、素材感を活かしたアルミエキスパンドメタルの外装をかけあわせることで、人々を魅了する外観をもつ新たなランドマークとなります。

(静岡市歴史博物館公式ウェブサイト「博物館について」より引用)

SANAA設計〈静岡市歴史博物館〉

ミュージアムショップ・カフェ「hugcoffee 静岡市歴史博物館店」

同館は、徳川家康や今川義元をはじめ、静岡に所縁の深い戦国武将をピックアップして紹介し、市の歴史を総覧する公共施設です。グランドオープン後は、2階と3階の展示室の一般公開を開始します。
開館を記念して企画展「徳川家康と駿府」が開催されます(会期:2023年1月13日[金]~2月26日[日])。

SANAA設計〈静岡市歴史博物館〉

徳川家康と今川氏の歴史に触れる|2階展示室 (イメージ)

SANAA設計〈静岡市歴史博物館〉

静岡のまちと人の歴史に触れる|3階展示エリア (イメージ)

本稿画像提供:静岡市

静岡市歴史博物館 施設概要

所在地:静岡県静岡市葵区追手町4番16号(Google Map
開館時間:9:00-18:00(展示室入場は閉館30分前まで)※1月13日(金)は14:00開館
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)
観覧料:市民割引などあり、詳細は同館ウェブサイトを参照
※2-3階の展示室の観覧は日時指定予約制を導入(予約受付は同館Webサイトより)
問合せ:054-204-1005(静岡市歴史博物館)

建築概要
設計:SANAA(共同主宰:妹島和世+西沢立衛)
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
地上階数:4階
高さ:24.5m
敷地面積:4,990.51m²
建築面積:2,284.96m²
延床面積:4,885.86m²(展示室 1,001.47m²|収蔵庫 561.26m²)

静岡市歴史博物館 公式Webサイト
https://scmh.jp/

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