CULTURE
[大阪・関西万博]海外パビリオン紹介_ポルトガル

隈研吾建築都市設計事務所設計の〈ポルトガルパビリオン〉

[大阪・関西万博]海外パビリオン紹介

CULTURE

パビリオンDATA

  • 設計
    隈研吾建築都市設計事務所
  • エリア
    エンパワーリングゾーン
  • テーマ
    海洋:青の対話


ポルトガルパビリオンの見どころポイント!

  • 約1万本のロープが波のように揺れるファサード
  • ロープやネットを使用したファサード
  • 展示後も再利用される環境配慮型の建築資材

テーマである海洋を象徴する巨大なロープで構成されたパビリオン

Photo: TEAM TECTURE MAG

「海、青の対話(Ocean: The Blue Dialogue)」をテーマとするパビリオンは、ポルトガルと海洋との古からの繋がり、そして日本との500年におよぶ貿易・文化交流の歴史を紹介します。ポルトガルは海洋保護における国際協力を推進しています。パビリオンでは世界の海洋資源の持続可能な管理がエネルギー問題や食糧安全保障、環境問題といった世界的課題の解決において重要な鍵となる理由を示します。

Photo: TEAM TECTURE MAG

〈ポルトガルパビリオン〉は、吊り下げられた約1万本のロープが特徴的で、海の波のように揺らめいています。これらのロープは万博終了後も再利用される予定です。

2025年大阪万博・ポルトガル政府代表(コミッショナー・ジェネラル)のJoana Gomes Cardoso(ジョアナ・ゴメス・カルドーゾ)は次のように述べています。「ポルトガル・パビリオンで、日本との500年の豊かな歴史と、海洋の重要性を伝える素晴らしい展示をご覧いただけることを大変嬉しく思います。世界の海洋が直面する危機に対し、領域の97%が海で囲まれているポルトガルには、保全と保護の重要性を世界に発信する特別な責務があると考えています」

Photo: TEAM TECTURE MAG

隈 研吾
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授、日本芸術院会員。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ 建築 接地性』(エクスナレッジ)、『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。

 

トップ写真撮影:TEAM TECTURE MAG
※ グレー囲み内のテキストは2025年4月13日ポルトガル投資貿易振興庁発表のプレスリリースより

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