CULTURE
[大阪・関西万博]海外パビリオン紹介_UAE

Earth to Ether Design Collective設計の〈UAEパビリオン〉

[大阪・関西万博]海外パビリオン紹介

CULTURE2025.04.28

パビリオンDATA

  • 設計
    Earth to Ether Design Collective
  • エリア
    エンパワーリングゾーン
  • テーマ
    大地から天空へ


UAEパビリオンの見どころポイント!

  • 伝統建築「アリーシュ」を現代的に再解釈したデザイン
  • ナツメヤシの葉軸を使った高さ16mの柱が90本も並ぶ壮観な空間
  • UAEと日本の協働による異文化が融合した設計デザイン

UAEと日本の異文化融合によってつくりだされた”現代のオアシス”

Photo: TEAM TECTURE MAG

Photo: TEAM TECTURE MAG

UAEを象徴するナツメヤシの木から着想を得て、パビリオンでは、伝統的なエミラティ(アラブ首長国連邦の)建築様式「アリーシュ」を再解釈。ナツメヤシ農業廃棄物と日本の匠の木工技術を融合させることで、革新的な建築デザインを実現しています。パビリオンの象徴的な構造物は、高さ最大16メートルのラキス柱が90本立ち並ぶ壮麗な空間。

陽光が差し込むその下は、静けさと心地よさに包まれた“現代のオアシス”として、訪れる人々をやさしく迎え入れます。

Photo: TEAM TECTURE MAG

館内では、来場者が五感を通じて体験する没入型の旅が展開されます。宇宙探査の先駆者、医療の革新を推進する担い手、そして持続可能性の実現に取り組むUAEの姿を、マルチメディア演出、アートインスタレーション、そして洗練された空間デザインを通じて紹介します。

Photo: TEAM TECTURE MAG

Photo: TEAM TECTURE MAG

今後6か月間にわたり、UAEパビリオンでは、サステナビリティ、モビリティ、ユース、イノベーションをテーマに、フォーラムやワークショップ、文化プログラムなど多彩なイベントが開催されます。
来場者は、館内レストランでエミラティ料理を味わえるほか、UAE発のクリエイターによるコンセプトストアや、さまざまなワークショップが行われるスペースも楽しむことができます。

Photo: TEAM TECTURE MAG

Earth to Ether Design Collective(アース・トゥ・イーサー・デザイン・コレクティブ)
UAEと日本のクリエイターが中心となり、学際的なネットワークで構成されるデザイン集団。

 

トップ写真撮影:TEAM TECTURE MAG
※ グレー囲み内のテキストは2025年4月17日アラブ首長国連邦パビリオン発表のプレスリリースより

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