ヴィトラ(Vitra)の特設サイトにて、同社が2018年に刊行した書籍『Chair Times(チェアタイムズ)』の特典付録USBに収録されていたドキュメンタリー映像が、期間限定で特別に公開されています。
「Chair Times」A History of Seating – From 1800 to Today
https://www.vitra.com/ja-jp/chair-times/
フィルム制作は、ドイツとスイスの国境沿いの町にあるヴィトラキャンパス(Vitra Campus)内の施設、ヴィトラ デザイン ミュージアム(Vitra Design Museum)。1800年から現代にかけて、クラシカルなチェア(椅子)から、イームズ夫妻やアアルトがデザインした20世紀の名作椅子、3Dプリンタによる最新のチェアまで、ヴィトラならではの手法で紹介しています。
あわせて125脚のチェアを、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計して2016年にオープンした〈ヴィトラ ショウデポ(Vitra Schaudepot)〉の展示室に配置するところから始まり、椅子それぞれのストーリーについて、ヴィトラの名誉会長ロルフ・フェルバウム(Rolf Fehlbaum)氏が、選者らと共に会場やバックヤードを巡り(旅し)ながら、ひとつひとつ解説する様子が収録されています。再生所要時間は90分(日本語字幕なし、映像の一部に英語字幕付き)。
「Chair Times」のチェアの選者には、ローナン・ブルレック(Ronan Bouroullec)、ダヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)、アントニオ・チッテリオ(Antonio Citterio)、ジャック・ヘルツォーク(Jacques Herzog)、ピエール・ド・ムーロン(Pierre de Meuron)、ヘラ・ジョングリウス(Hella Jongerius)、マイラ・カルマン(Maira Kalman)、アメリー・クラインら(Amelie Klein)、世界的に活躍するデザイナーや建築家たちが名を連ねています。(yam)
ヴィトラ(Vitra)公式ウェブサイト https://www.vitra.com