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京都市京セラ美術館 開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」5月26日開幕!

〈京都市京セラ美術館〉の開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」が、2020年5月26日(火)に開幕しました。
#上の写真:「杉本博司 瑠璃の浄土」展示風景 ©︎ Hiroshi Sugimoto Photo: Yuji Ono

長らく市民に親しまれてきた同美術館は、大規模改修工事のため、2017年4月より休館期間に入っていました。リニューアル全体の基本設計を、青木淳・西澤徹夫設計共同体が担当し、昨秋に工事を終えて、今年3月21日(土)に開幕・開館する予定でしたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防と拡大防止のため、オープンが延期になっていたものです。

参考:本誌記事「〈京都市京セラ美術館〉の改修ポイントを動画とインタビュー記事で予習する」(2020年5月8日)

入館は当面、京都府在住者に限定され、5月22日に開設された予約専用サイトからの申し込みを要するなどの規制があります。カフェ・ミュージアムショップ等の無料エリアへの入場も予約が必要です。
6月2日(火)追記:6月18日までは府民限定、19日以降は解除(同館インフォメーション)、来場は前日までに要予約

見ることができる展覧会は、美術館の収蔵品を展示する「コレクションルーム 春期」(5月26日〜6月21日)と、今回のリニュアールの基本設計を手がけ、同館の館長も務める建築家の青木淳氏が設計した、ホワイトキューブの新館〈東山キューブ〉にて、こけら落としとなる「杉本博司 瑠璃の浄土」です(共に会期は当初の予定より変更となっています)。


「杉本博司 瑠璃の浄土」
会期:2020年5月26日(火)〜10月4日(日)
会場:新館「東山キューブ」
※開場時間、入場規定については会場ホームページを参照
https://kyotocity-kyocera.museum

展覧会概要
現代を代表する作家のひとり、杉本博司(1948-)の大規模展。
新たに制作された京都蓮華王院本堂(通称:三十三間堂)中尊の大判写真を含む作品〈仏の海〉や、大判カラーによる写真作品シリーズ〈OPTICKS〉が世界で初めて公開となる。このほか、「京都」「浄土」「瑠璃ー硝子」にまつわるさまざまな作品や、考古遺物に加え、屋外の日本庭園には《硝子の茶室 聞鳥庵モンドリアン》も設置される(本作のみ展示は2021年1月31日まで)。写真を起点に、宗教的、科学的、芸術的探求心が交差しつつ発展する杉本の創造活動の現在について改めて捉え直すとともに、長きにわたり浄土を希求してきた日本人の心のありようを見つめ直す。

© Sugimoto Studio

《瑠璃の浄土》2005, 小田原文化財団蔵 © Hiroshi Sugimoto / Odawara Art Foundation
Photo: Yuji Ono

《光学硝子五輪塔 カリブ海、ジャマイカ》2011 / 1980, 小田原文化財団蔵
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Odawara Art Foundation

《仏の海 001》1995
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

《法勝寺瓦》平安時代末 – 鎌倉時代初期
Photo: Yuji Ono

《硝子の茶室 聞鳥庵》2014
©Hiroshi Sugimoto
Architects: New Material Research Laboratory / Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida.
Originally commissioned for LE STANZE DEL VETRO, Venice / Courtesy of Pentagram Stiftung & LE STANZE DEL VETRO.

杉本博司の本格的な企画展が、作家にとってゆかりの深い地である京都の美術館で開催されるのは、今回が初めてになります(会場写真提供:京都市京セラ美術館)。

展覧会の詳細や開館状況などの最新情報は、会場ホームページを参照してください。

京都市京セラ美術館ホームページ https://kyotocity-kyocera.museum/