台北駐日経済文化代表処の公式ウェブサイトの台湾週報(台湾に関する日本語ニュース)に、台湾中部の都市・台中市に建設予定の〈台中アリーナ(台中巨蛋 / TAICHUNG ARENA)〉の国際デザインコンペティションにおいて、隈研吾建築都市設計事務所と台湾の九典聯合建築師事務所(Bio-Architecture Formosana)による設計共同体(JV)が勝利したことが掲載されています。
上記によれば、最優秀案は「天空の廻廊、アスレチックパーク、世界のランドマーク、市民の憩いの場」を主軸としたデザインで、台中アリーナを周辺環境との融合や地域密着の象徴とし、末永い活用を目指すもの」であり、「台中市は2020年5月14日に一次審査を実施し、隈研吾建築都市設計事務所と九典聯合建築師事務所の設計JVを含む5組の作品の入選を発表していた。台中市は8月5日から15日まで、大墩文化センターでこれら5組の建築模型と関連の図面を展示する「台中巨蛋競図成果展」を開催する。」とのこと。
コンペを主催した台中(臺中)市政府公式ウェブサイトにも、2020年07月20日付けで最優秀案のイメージ俯瞰図と共に内容が発表されています。
「台中新地標「蛋」生 隈研吾組台日團隊勝出」
https://www.taichung.gov.tw/1566281/post
隈事務所と共にコンペに勝利した九典聯合建築師事務所の公式facebookには、最優秀を獲得したプランの概要、イメージパースに加え、再生時間約3分のムービーも公開されています。(jk)
# 九典聯合建築師事務所(Bio-Architecture Formosana)facebook(2020/07/20)