エイブル主催により昨年実施された「エイブル空間デザインコンペティション2020」の公式ウェブサイトが、グランプリ以下上位に入選した応募作品をVRで公開しました。
同コンペは、学生を対象としたコンテストで、アイデアからのデザインプラン、プレゼンテーションに至る総合力が試されます。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響で、開催12回目にして初めてオンライン開催となった今回のコンペでは、規定のコンセプトシートに加えて、VRソフトを使用した空間デザインデータでの作品応募が可能となっていました。さらに運営側では、1次審査の書類選考を通過した6組の作品をVR化した上で、最終審査会を開催。プレゼンテーションと審査の模様は、最終審査会当日にYouTubeにて限定公開しています。
グランプリ:「洞孔の家」
作者:白石 晃(京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻)
#グランプリ作品VR化「洞孔の家」定点1(2021/01/23)限定公開 YouTube
#グランプリ作品VR化「洞孔の家」定点2(2021/01/23)限定公開 YouTube
視聴方法:
動画の画面をクリックしてからマウスをドラッグすると、画面を任意に回転させることができます(スマートフォンで回転できない場合はPCでの視聴を推奨)
機材があればVRでも視聴できます(詳細はこちら)
準グランプリ:「3.7mの内開き窓」
作者:渡辺崇弘、小野淩央(共に工学院大学大学院建築学専攻)
#準グランプリ作品VR化「3.7mの内開き窓」定点1(2021/01/23)限定公開 YouTube
定点2と3は、コンペ公式サイトにて視聴してください
入賞作品:
「white you」
作者:石渡智彦(前橋工科大学大学院工学研究科建築学専攻)
「Nearness house」
受賞者:大久保尚人(芝浦工業大学大学院建設工学専攻)
「LIVE WITH USELESS」
作者:成瀬皓太(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻)
「雨を待つ家」
作者:吉田美波 小瀧玄太(大阪工業大学・ロボティクス&デザイン工学部・空間デザイン)
紀里谷和明氏監修によるグランプリ作品の映像化作品、準グランプリ以下の入賞作品のVR映像、受賞者のコメントなど詳細は、同コンペの公式ウェブサイトを参照してください。(en)
テーマ:MY STAY HOME
「部屋で暮らすことの意味と価値が変化した今年、自分らしい部屋とは? 快適な空間とは?部屋に対する新たな価値を見出すアイデアを募集」
設定空間 諸条件:ワンルーム24m²の賃貸住空間(幅4m×奥行き6m×高さ2.4m)の空間で表現.バス・トイレ・キッチン(ユニットバス可)を設置した内容であること
審査基準:
・賃貸住宅の新たな提案かつ、実現性の高い提案であること
・独自にテーマを解釈し、その根拠を示すこと
・スライドや資料、模型などを用い、審査員に対し、インパクトと説得力のあるプレゼンテーションを行うこと
審査員:谷尻 誠(建築家)、長谷川喜美(空間デザイナー)、今村有策(東京藝術大学大学院教授)、飯田都之麿(建築家)、平田竜史(エイブルホールディングス代表取締役社長)
特別審査員・VRディレクション:紀里谷和明(映画監督)
賞金:グランプリ20万円、準グランプリ10万円
特典:
1.グランプリ作品は映画監督紀里谷和明氏監修によるVR完全版を特設サイトにて公開
2.入賞者(2次・プレゼン審査参加者)には、エイブルが行うキャリア支援プログラム「エイブルデザインチーム」の活動に参加する権利を付与
作品提出方法:テーマに添った空間デザインをコンセプトシート(A3サイズ / 枚数自由)。またはVRソフトを使用した空間デザインデータにて、コンペ公式ウェブサイトより提出
参加対象:大学生・専門学校生・高専生
選考方法:1次審査(書類選考)、2次審査(オンラインプレゼンテーション)
応募締切:2020年10月31日(終了しています)
最終審査会:2020年11月26日(終了しています)
主催:エイブル
協力:Design Association NPO(デザインアソシエーションNPO)
「エイブル空間デザインコンペティション2020」公式ウェブサイト
http://able-partners-creative.jp//compe.html