サンワカンパニー(本社:大阪市)が主催する、アイデアコンテストと施工例コンテスト。今年で6回目の開催。
募集は2部門。未来のくらしを楽しく、美しくしていくプロダクトのアイデアと、同社の商品を使用した空間の施工事例を募集。
応募資格は、年齢・国籍を問わない。「私たちが提供するのはモノではなく空間です」という同社のコンセプトのもと、幅広い才能を発掘・支援し、今後の建築やデザイン業界の活性化に寄与することを目指す。
それぞれの審査委員長を、プロダクトデザイナーの倉本 仁氏、建築家の藤本壮介氏が務める。
なお、2018年より「新人賞」を新設。これまでに学生や海外からの応募者も受賞している。
募集部門
(1)プロダクトデザイン部門
(2)施工事例部門
スケジュール
応募期間:2021年7月1日(木)~10月31日(日)
表彰式:2022年1月(オンラインにて開催予定)
(1)プロダクトデザイン部門
テーマ:おうち時間をもっと楽しく、もっと美しく
新型コロナウイルス(COVID-19)により、いわゆる「おうちで過ごす時間」が増えた昨今に置いて、いかに「おうち時間」を楽しく、美しく過ごせるかが重要視されるようになっている。この「おうち時間」がもっと楽しく、もっと美しくなるような住宅設備や建築資材、インテリアのプロダクトアイデアを募集する。
倉本 仁審査委員長コメント:
「未曾有の疫病流行をきっかけとして、我々の生活を取り巻く環境は短い間に大きく変わりました。
ライフスタイルの変化は先んじて進化していたテクノロジーやネットワークシステムによってスムーズに牽引され、人々はこれまでよりも時間を自由に使うことができるようになり、自身の志向や興味にもより自然に向き合うことが出来るようになりました。人々がこの難しい状況下でも心を豊かに保ちながら日々を過ごし、またその知恵や兆しを「デザイン」が担うことができるのであれば、デザイナーにとってこんな幸せなことは無いのではないかと思います。本コンペティションを通してくらしに対する自由で創造的な「豊かさ」の提言に出会えることを楽しみにしています。」
(2)施工事例部門
テーマ:サンワカンパニー商品を使用した空間の施工事例写真
「私たちが提供するのはモノではなく空間です」というサンワカンパニーが掲げるコンセプトのもと、同社の商品によって実現できる空間の可能性を追求するべく、同社商品での施工事例写真を募集する。
藤本壮介審査委員長コメント :
このコンペが求めるのは「既存のプロダクトを使った新しい空間演出」ですが、奇をてらう必要はありません。人の数だけ異なる快適さが存在し、設計者の数だけ新たな提案が生まれます。大切なのは、人や暮らしに寄り添った真摯な提案であること。そこに豊かな創造性が加わることです。サンワカンパニーのプロダクトは、シチュエーションによって様々な表情を見せてくれます。その新たな一面を引き出し、あなただからこそ実現できる、創造性豊かな提案をお待ちしています。
審査(各氏敬称略)・表彰
(1)プロダクトデザイン部門
審査委員長:倉本 仁(プロダクトデザイナー)
審査員:西尾洋一(Casa BRUTUS編集長)、山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津崎宏一(同取締役副社長)、勝沼潤(同クリエイティブ顧問)、古澤幸彦(同マーケティング部長)、濱田広一(同商品部長)
表彰:最優秀賞1点(賞金50万円)ほか
※受賞作品は『Casa BRUTUS』に掲載予定
※受賞作品は商品化の可能性あり
(2)施工事例部門
審査委員長:藤本壮介(建築家)
審査員:山根太郎(サンワカンパニー代表取締役社長)、津崎宏一(同取締役副社長)、古澤幸彦(同マーケティング部長)、濱田広一(同商品部長)
表彰:最優秀賞1点(賞金50万円)ほか
※受賞作品は『新建築』に掲載予定
「サンワカンパニーデザインアワード2021」詳細
http://www.info.sanwacompany.co.jp/designaward/