壁装材やファブリック、床材を中心とするインテリア商材の商品企画・開発、販売を行っている、サンゲツが主催するデザインコンペティション。2017年に開始され、今年で5回⽬の開催。
「サンゲツ壁紙デザインアワード」の募集テーマは、第1回から⼀貫して、同社のブランドブランド理念である「Joy of Design」。これまでに国内のプロユーザーや学⽣のほか、海外からも応募があり、累計1,800点を超える新しい発想やデザインが集まったとのこと。受賞作品およびファイナリスト作品の中から例年、商品化も行われています(下の画像)。
〈Falling Shadow〉デザインコンセプト:
障⼦に当たった⽊の影から着想。和を素材として取り⼊れながら、ラウンジやバーなど洋の空間にも馴染み、過度な主張を与えない。⼤⾕ 翔氏 受賞時のコメント:
アパレルメーカーでグラフィックやテキスタイルのデザインの仕事をしていて、デザインの領域を広げられればと思い、応募しました。作品は、障⼦に⽊の影が落ちたようなイメージです。それをよりモダンに解釈して、空間を選ばずに⽤いられるようにデザインしています。ファインシリーズ詳細:
https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/fine21/
デザインアワードを主催するサンゲツでは、壁紙とは、単体で成⽴するものではなく、壁⾯や天井⾯、間仕切り⾯などに貼ることで、初めて壁紙としての役割を果たすプロダクトと捉えています。建築形状、素材、⾊、光、時間など、さまざまな要素と関わりながら、そこに存在する「⼈」や「空間」に影響を与えます。
本アワードでは、使用される空間における「壁紙がそこに集う⼈と紡ぐストーリー」をイメージできるような、自由で新しい発想の壁紙デザインを募集します。
募集対象:壁紙
募集テーマ:Joy of Design
課題:「Joy of Design」をテーマに「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「壁紙がそこに集う⼈と紡ぐストーリー」を考え、壁紙をデザインしてください。
応募資格:不問(企業、団体、個⼈、グループ、年齢、性別、職業、国籍などを問わない)
※1次審査通過者(ファイナリスト)は、最終審査ならびに同⽇開催のセレモニー(結果発表、表彰式)への出席を伴う
審査基準:
1.新たな発想やオリジナリティを備えたデザインか(モノのデザイン)
2.空間や使⽤者を想定した視点や発想があり、それらに対する効果や影響⼒があるか(コトのデザイン)
3.壁紙としての実現性と実⽤性があるか(商品化の可能性を考慮)
審査委員:
⾕⼭直義(NAO Taniyama & Associates代表取締役社⻑、クリエイティブディレクター)
植原亮輔(キギ代表、クリエイティブディレクター・アートディレクター)
安東陽⼦(安東陽⼦デザイン代表、テキスタイルデザイナー・コーディネーター)
岡安 泉(岡安泉照明設計事務所代表、照明デザイナー)
安⽥正介(サンゲツ代表取締役 社⻑執⾏役員)※審査委員⻑
各賞と賞金:
⼤賞(1点)100万円
優秀賞(1点)50万円
審査員賞(4点)各20万円
※賞⾦は源泉所得税、復興特別所得税などの税⾦を差し引いた⾦額が手取りとなる
※審査結果によっては「該当作品なし」となる場合あり
※受賞作品およびファイナリスト作品の中から商品化する場合あり
スケジュール:
募集期間:2021年7⽉1⽇(⽊)〜9⽉30⽇(⽊)18:00
作品提出締切:10⽉8⽇(⾦)
1次審査:提出物による書類審査:10⽉中旬〜下旬予定
1次審査結果通知:1次審査通過者(ファイナリスト)にのみ主催者よりメールで通知
最終審査会:12⽉中旬〜下旬(東京にて開催予定)
結果発表:2021年12⽉「サンゲツ壁紙デザインアワード」公式Webサイト上で発表
※最終審査対象はファイナリストのみ
※最終審査会の実施⽅法・詳細は、主催者よりファイナリストに個別に通知
詳細はアワード公式Webサイトの募集要項を参照してください。(en)
サンゲツ ブランド理念「Joy of Design」について
https://www.sangetsu.co.jp/company/philosophy.html
「サンゲツ壁紙デザインアワード」公式Webサイト
http://www.sangetsu-award.jp