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「LEXUS DESIGN AWARD 2022」のメンターにMADアーキテクツの早野洋介氏ら4氏が参画

2021年9月2日初掲、9月20日メンターを追記

国際デザインアワードとして開催10回目を数える、「LEXUS DESIGN AWARD(レクサス デザイン アワード)2022」のメンターが先ごろ発表されました。
なお、同アワードの作品受付は、7月13日に開始されています。

「LEXUS DESIGN AWARD(レクサス デザイン アワード)2022」審査員

「LEXUS DESIGN AWARD(レクサス デザイン アワード)2022」審査員の4氏

「LEXUS DESIGN AWARD 2022」の審査員は4名。アワード創設時から審査員を務めてきたパオラ・アントネッリ氏と、LEXUSのグローバルデザインを統括するサイモン・ハンフリーズ氏に加えて、インド出身の建築家であるアナパマ・クンドゥ氏と、カナダのデザイナーであるブルース・マウ氏が参画します。

アナパマ・クンドゥ氏は、伝統工芸と建築的技法を融合させ、実験的なコミュニティセントリックのプロジェクトを多く手がけています。その革新的なアプローチをもって、次世代を担うクリエイターの可能性を最大限に引き出していくことが期待されています。
ブルース・マウ氏は、グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、「design can change the world(デザインには世界を変える力がある)」という理念のもと、数十年にわたり幅広い分野でチャレンジを続けてきました。レム・コールハース氏の著書『S,M,L,XL』を共同でデザインしたことで知られています。氏の考えは、「LEXUS DESIGN AWARD」のテーマである「Design for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)」と強く共鳴します。

4名の審査員は、より良い未来を創造するために、LEXUSが重視する、以下の3つの基本原則をいかに具現化しているか、そして「アイデアがいかに人々に幸せをもたらすか」という観点で、世界中から寄せられる応募作品を審査します。入賞者6組は2022年初頭に選出される予定。

パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)プロフィール
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター兼研究開発部門責任者

パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)

デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追求する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。これまでに、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。最近では、人と自然・生態系のバランスの修復をテーマとした「Broken Nature」(第22回ミラノトリエンナーレで開催)や、建築家ネリ・オックスマンのMoMAでの画期的な作品展示会「Material Ecology」を手掛けている。
現在は、MoMA R&Dサロンの新セッションに従事するほか、デザイン評論家のアリス・ローソーンと一緒にInstagramアカウント@design.emergencyを開設し、COVID-19のパンデミックにおけるデザインの役割をテーマにした活動に取り組んでいる。アリスとの共著「Design Emergency」は2022年に出版予定。

アナパマ・クンドゥ(Anupama Kundoo)プロフィール
建築家、アナパマ・クンドゥ・アーキテクツ創設者

アナパマ・クンドゥ (Anupama Kundoo)

1989年にムンバイ大学卒業、2008年にベルリン工科大学にて博士号を取得。社会経済に有益でありながら、環境に配慮する空間と素材の研究成果に基づき、人間を中心とした様々な建築を生み出してきた。
2021年春、デンマークのルイジアナ近代美術館にて個展「Taking Time」を開催。
急速な都市化と気候変動に関連する開発問題の専門知識を生かし、世界中の大学で建築と都市マネジメントについて講義を行い、2020年春にはイェール大学でダベンポート客員教授を務めた。現在はドイツのポツダム建築学校の教授。建築技術への貢献を評価され、「2021年オーギュスト・ペレ賞」を受賞。さらに「RIBA Charles Jencks Award2021」を受賞。

ブルース・マウ(Bruce Mau)プロフィール
MASSIVE CHANGE NETWORK共同創設者・CEO
デザイナー、作家、教育者、アーティスト、起業家

ブルース・マウ(Bruce Mau)

共感と事実に基づく楽観主義に根差す、ホリスティックな生命中心のデザインアプローチにより、クライアントがそれぞれの目的や未来を明確に思い描くことができるようにサポートしている。30年にわたるデザイン革新の活動で、世界的なブランドや企業、団体、国家元首、著名アーティスト、楽観主義者の仲間たちとコラボレーションを続けてきた。
レム・コールハース氏と共同でデザイン・出版した書籍『S,M,L,XL』で世界的に注目を浴び、最新の著書『Mau: MC24 – Bruce Mau’s 24 Principles for Designing Massive Change in Your Life and Work(人生と仕事に大規模な変化をもたらすためのブルース・マウの24の原則)』では、あらゆる規模のどのような課題に対しても、前向きな変革とインパクトを生み出すための思考と手法を提案している。

サイモン・ハンフリーズ(Simon Humphries)プロフィール
Head of Toyota & Lexus Global Design

サイモン・ハンフリーズ(Simon Humphries)

LEXUSのグローバルデザインを統括する立場にあり、日本の文化・伝統を取り入れながら人々を魅了するデザインの方向性を構築し、ブランド哲学という形でブランド独自の価値を策定している。
1988年に英国王立技芸協会の製品デザイン部門での受賞をきっかけにソニーに入社。在職中に日本でデザイナーとして働くこと・生活することに魅了される。
1994年にトヨタ自動車入社以来、デザイン領域でリーダーシップを取り、LEXUSブランドのアイコンとなったスピンドルグリル構築の一翼も担う。2016年にED2(Toyota Europe Design Development)の社長に就任、「自動車会社」から「モビリティカンパニー」へと移行するなかで、トヨタe-Paletteコンセプトなど将来モビリティデザインに着手。
2018年に帰国後、デザインの領域長としてトヨタ・LEXUS双方のデザインの指揮を執っている。プライベートでは日曜大工を楽しみ、100年前の日本農家の復元にも挑戦している。

例年の「LEXUS DESIGN AWARD」の特徴として、入賞した6組は、メンタリングワークショップを皮切りに、デザインの各領域の第一線で活躍する4氏から、アドバイスなどの支援を受けることができます。これがメンターと呼ばれるメンバーです。
9月下旬に、サム・バロン(Sam Baron)、ジョー・ドーセット(Joe Doucet)、サビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)、そして日本出身の建築家で、中国・北京を拠点とするMADアーキテクトを共同主宰する早野洋介の4氏の名が発表されました。

LEXUS DESIGN AWARD 2022 メンター

LEXUS DESIGN AWARD 2022 メンターの4氏

入賞者は、メンターとの対話を重ねながら、約3カ月をかけて自身のアイデアをプロトタイプ化。2022年春に行われる最終審査会に臨み、最終的なアイデアと具現化したプロトタイプのプレゼンテーションを行います。その6組から、「LEXUS DESIGN AWARD 2022」のグランプリ作品が厳正な審査を経て決まります。

サム・バロン(Sam Baron)氏 プロフィール
デザイナー / SAM BARON&Co クリエイティブ・ディレクター

サム・バロン(Sam Baron)氏 近影

創造性と先見性あふれるクリエイティブ・リーダーであり、革新的なアイデアをコンセプトから完成まで導き、アートとデザインが互いの領域を超えて融合した作品を生み出している。その活躍の領域は、ホスピタリティ、リテール、デザイン、ファッション、カルチャーなど幅広い。さらに、世界有数のブランドとのコラボレーションにおいて、洗練されたまったく新しい体験を提供してきた。
また、イタリアの国際的コミュニケーション研究センター Fabricaのデザインディレクターとして、10年間にわたりコンサルタントを務めている。
2009年には、デザイン部門で「Grand Prix de la Creation de la Ville de Paris」を受賞。2010年にはフィリップ・スタルクにより「今後10年で最も重要なデザイナー10名」のうちの一人に選出された。
世界中のメディアから常に注目を集め、その作品は国際的な美術館のコレクションとしても収蔵されている。2019年には、PADパリフェアの特別賞を受賞。
現在は、ポルトガルとフランスを拠点に活動の場を広げている。​

ジョー・ドーセット(Joe Doucet)氏 プロフィール
デザインエンジニア / ジョー・ドーセットXパートナーズ代表

​ジョー・ドーセット(Joe Doucet)氏 近影

デザイナー、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクターとして、現在アメリカで最も人気のあるクリエイターの一人。ドーセット氏はイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。
ドーセット氏の作品は、世界中で展示されているほか、ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や複数の「グッドデザイン賞」などの国際的な賞も数多く受賞。2017年には米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクト・デザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。
また、DezeenのDesigner of the Year 2019のファイナリストに選出され、Fast CompanyのMost Important Design Companies of 2019を受賞している。

早野洋介(Yosuke Hayano)プロフィール
建築家 / MADアーキテクツ共同主宰

早野洋介(Yosuke Hayano)氏 近影

日本出身。マ・ヤンソン、ダン・チュンと共に、中国・北京を拠点とする建築事務所・MADアーキテクト(MAD Architects)を共同主宰する建築家。MADは、東洋の思想を取り入れ建築の未来を模索し、人と自然、環境との情緒的関係を創造し、建築文化の在り方を探求している。
受賞歴に、ニューヨークアーキテクチュア・リーグよりヤング・アーキテクツ賞(2006年)、デザイン・フォー・アジア賞(2011年)、くまもとアートポリス推進賞選奨(2011年)など多数。2008年から2012年まで、早稲田大学芸術学校にて非常勤講師、2010年から2012年まで東京大学にて外部講師を務める。2015年から2019年にはロンドンAAスクールにて外部有識者審査員を務めた。

サビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)氏 プロフィール
デザイナー / スタジオ・サビーヌ・マルセリス創立者

サビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)氏 近影

ロッテルダムを拠点に活動しているオランダ出身のデザイナー。2011年にデザインアカデミーアイントホーフェンを卒業したマルセリス氏は、プロダクト、インスタレーション、空間デザインの分野で、素材性を重視したデザイナーとして活動を開始した。
彼女の作品は、素材の特性を強調したシンプルなフォルムを特徴とする。マルセリス氏は他者とコラボレーションする際には、自身の強い美的感覚を発揮し、素材の研究や実験を活かして製造工程にも関わることで、斬新な視覚効果を実現している。その取り組みは美術館での展示や、クライアントワーク、ファッションハウスとのプロジェクトなど多岐に渡る。
権威ある「Wallpaper Design Award」のDesigner of the Year 2020賞、「Elle Deco International Design Awards 2019」のYoung Designer of the Year賞、「GQ Men of the Year 2019」のInternational Artist of the Year賞を受賞している。

応募方法などの詳細は、公式ウェブサイトおよび記載のルールを参照してください。
なお、2021年9月17日(金)20:00開始の「第2回説明会」では、概要説明と、過去の入賞者によるトークセッションなどがオンラインで開催されます。(en)

「LEXUS DESIGN AWARD 2022」募集概要

対象:年齢・国籍を問わない(世界中のクリエイター、専門家、学生、デザイン愛好家から作品を受け付ける)
応募期間(日本時間):2021年7月13日(火)〜10月11日(月)A.M6:59
審査基準
・アイデアがいかに人々に幸せをもたらすか
・下記の基本原則をいかに具現化しているか
(1) Anticipate(予見する)
コンセプトやデザインがよりよい未来の社会のために取り組むべき
世界的課題を予見するものであるか
(2)Innovate(革新をもたらす)
新規性と独創性を有しているか
(3)Captivate(魅了する)
コンセプトならびに作品としてのアウトプットが人々の興味をかきたて、心をつかむものであるか

審査員(敬称略):
パオラ・アントネッリ(ニューヨーク近代美術館[MoMA]建築・デザイン部門シニア・キュレーター)
アナパマ・クンドゥ(建築家 アナパマ・クンドゥ・アーキテクツ創設者)
ブルース・マウ(Massive Change Network共同創設者、同CEO)
サイモン・ハンフリーズ(Lexus International)

メンター(敬称略):
サム・バロン(デザイナー、SAM BARON&Co クリエイティブ・ディレクター)
ジョー・ドーセット(デザインエンジニア、ジョー・ドーセットXパートナーズ代表)
サビーヌ・マルセリス(デザイナー、スタジオ・サビーヌ・マルセリス創立者)
早野洋介(建築家、MADアーキテクト共同主宰)

入賞:6組(うち1組をグランプリに選出)
入賞者の主な特典
1.メンターシップ制度:さまざまな分野で活躍するメンターから直接、アイデアに対する具体的なアドバイスやプロトタイプ制作のサポートを約3カ月間にわたり受けることができる
2.キャリアアップのサポートとなるグローバル露出
3.プロトタイプ制作費の支援(最大300万円)
デザインの最前線で活躍する4名の審査員それぞれとの1対1の対話機会を通し、今後のキャリア形成や成長のための専門的視野を広げる経験を得られる

主催:Lexus International
応募方法:下記・公式ウェブサイト参照
https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/

「LEXUS DESIGN AWARD」概要
2013年に創設。世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点をあてる国際デザインコンペティション。より良い未来を形作る力がある作品を制作する、デザイナーやクリエイターを支援し、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としている。世界的に名が知られている一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を6組の入賞者に提供する。


#レクサス公式・lexusjpchannel YouTubeチャンネル「LEXUS DESIGN AWARDが求めるより良い未来をつくるアイデアとは」(2021/09/01)

「LEXUS DESIGN AWARD」公式ウェブサイト
https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/

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