COMPETITION & EVENT

森美術館「未来と芸術展」

会期途中で閉幕した展覧会の3Dウォークスルーを7月31日まで特別公開

2020年7月8日初掲、12月31日インスタライブ動画に差し替え

東京・六本木の森美術館で開催されていた企画展「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」の3Dウォークスルーが、同館公式ウェブサイトで2020年7月31日までの期間限定で公開されています(公開終了、インスタライブ動画に後日差し替え)。

同展は、2019年11月19日から2020年3月29日までの会期を予定していましたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防および拡散防止のため、2月28日より森美術館が臨時休館となり、3月29日以降も延長されたため、終了まで1カ月を残して閉幕となっていました。

MAD Architects「山水都市リサーチ」 Photo: TEAM TECTURE MAG(2020年2月 会場にて)

臨時休館中、同館では、インスタグラムライブや展示風景写真を公開するなどして、会場の様子を伝えていましたが、4月28日より特別に、Matterportの技術を使って撮影した展覧会会場の「3Dウォークスルー」を期間限定で公開。休館期間を利用して撮影、制作された3D空間は、無人の状態で、クリアーな映像で作品を観覧できるほか、見る角度も変えることができます(*公開は終了しています)。

noiz「2025年大阪・関西万博誘致計画案」 Photo: TEAM TECTURE MAG(2020年2月 会場にて)


# PARTY “EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN Venue Design for Bidding” Exhibition at Mori Art Museum

自在な3Dビューに加えて、バーチャル会場の要所において、同展を企画した南條史生氏(森美術館特別顧問)の動画解説が付いているのも見どころです。例えば、MAD Architects「山水都市リサーチ」の解説や、noiz architectsとPARTYによる「2025年 大阪・関西万博誘致計画案」に関する解説を聞くことができます。実際に会場を観覧済みの人にとっても「おさらい」となるでしょう(3Dウィークスルーの公開は終了しています)。

3Dウォークスルーの特別公開もいよいよ今月末の7月31日まで。この機会をお見逃しなく!(en)


#Mori Art Museum 森美術館「未来と芸術展」インスタライブ featuring 南條史生(2020/03/11)*

森美術館「未来と芸術展」3Dウォークスルー特別公開 2020年4月28日(火)~7月31日(金)
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamdigital/03/

参考:3Dウォークスルーを企画・制作(撮影及び技術協力:exAgent)したARTLOGUEのソーシャルアートメディア「ARTLOGUE」の記事
「VRで復活! 森美術館「未来と芸術展」。美術館3.0時代の始まり。」
https://www.artlogue.org/node/8648

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