COMPETITION & EVENT

中山英之会場構成「モネ-光のなかに」展 特別企画

「マジック・アワー ~モネと歩く夕暮れ~」期間限定開催!

神奈川県・箱根町のポーラ美術館にて開催中の「モネ-光のなかに」展の関連イベントとして、特別企画「マジック・アワー ~モネと歩く夕暮れ~」が2021年12月25日までの期間限定で開催されます。

同展は、建築家の中山英之氏が会場構成を手がけ、戸外にカンヴァスを持ち出して絵を描いたフランス・印象派を代表する巨匠・クロード・モネの作品を見せる理想的な環境として、「自然光に限りなく近い質の光で空間を満たす」というコンセプトを設定。岡安泉照明設計事務所や企業の協力を得て、展覧会場が地下にあるにもかかわらず、あたかも外の空の下で作品を見ているかのような展示空間を創出しています。

「モネ-光のなかに」展(会場デザイン:中山英之+岡安 泉)

会場風景(写っている作品は1908年〈サルーテ運河〉) ©︎Gottingham

ポーラ美術館「モネ 光の中に」展(会場デザイン:中山英之+岡安 泉)

会場風景 ©︎Gottingham

本展の会場で使用されている照明(遠藤照明のLED照明)は、最新の調光機能により、色温度を4800K(ケルビン)に設定されています。
これは、日の入り2時間前ないし日の出2時間後の光に相当し、モネが終の住処を構えたパリ郊外のジヴェルニーにおいては、午前9時頃の明るさを再現しています。

詳細・遠藤照明納入事例ページ
「モネが描いた空の下の光を『Synca』で再現する。」
https://www.endo-lighting.co.jp/projects/polamuseum-monet2021/

今回の特別企画では、12時から16時の毎時00分より3分間限定で、色温度を2900Kまで落とします。これは「夕暮れ時の光」に相当するもので、2021年4月16日に現地で開催されたプレスビューでも報道陣に向けて特別に披露されました。

本展に展示されている、〈セーヌ河の日没、冬〉(1880年)、〈エトルタの夕焼け〉(1885年)、〈国会議事堂、バラ色のシンフォニー〉(1900年)、〈ルーアン大聖堂〉(1892年)などの作品は、いずれも夕刻にモネが描いたとされています。

最新のLED照明の調光技術によって、会場はひとときの間、モネが作品制作時に見ていたかもしれないマジック・アワーの柔らかな光に包まれます。

箱根 ポーラ美術館「ネ-光のなかに 会場構成:中山英之」

クロード・モネ〈セーヌ河の日没、冬〉 1880年(ポーラ美術館収蔵)

 クロード・モネ〈エトルタの夕焼け〉

クロード・モネ〈エトルタの夕焼け〉1885年(ポーラ美術館収蔵)

箱根 ポーラ美術館「ネ-光のなかに 会場構成:中山英之」

クロード・モネ〈国会議事堂、バラ色のシンフォニー〉 1900年(ポーラ美術館収蔵)

箱根 ポーラ美術館「ネ-光のなかに 会場構成:中山英之」

クロード・モネ〈ルーアン大聖堂〉1892年(ポーラ美術館収蔵)

特別企画「マジック・アワー ~モネと歩く夕暮れ~」開催概要

実施期間:2021年12月1日(水)~25日(土)、連日開催
実施時間:12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00
内容:1日5回、毎時00分より3分間、「夕暮れ時」の照明に変更
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館


企画展「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」

会期:2021年4月17日(土)〜 2022年3月30日(水)※展示替えあり
会場:ポーラ美術館
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285(Google Map

開館時間:9:00-17:00(最終入館は16:30)
休館日:年中無休(但し、展示替え期間と悪天候時を除く)

後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
協力:丸八テント商会、遠藤照明、アーテリア

企画協力:中山英之建築設計事務所、岡安泉照明設計事務所

※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大に伴う政府および地方自治体の要請により、スケジュールが変更となる場合があります。最新の情報は、会場ウェブサイト上の発表を要確認

展覧会特設サイトhttps://www.polamuseum.or.jp/monet_inthelight/

ポーラ美術館 公式インスタグラム @polamuseumofart
https://www.instagram.com/polamuseumofart/

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「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」プレスビュー

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「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」箱根ポーラ美術館にて開催

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