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「中山英之展 , and then 愛知巡回展」愛知淑徳大学長久手キャンパスにて9/19まで

2021年9月4日初掲、9月7日会場風景画像追加

東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で2019年に開催され、続いて福岡県北九州市のTOTOミュージアムに2020年暮れから翌春にかけて巡回展が開催された、建築家の中山英之氏の個展(企画展「中山英之展 , and then」)が、「中山英之展 , and then 愛知巡回展」として、愛知淑徳大学長久手キャンパスにて2021年9月4日(土)より開催されています。

ギャラ間および北九州で開催された先の2つの展覧会では、中山氏を除く6人の監督がそれぞれに撮りおろした短編映画6本を、ミニシアター「CINE間(シネマ)」あるいはシネコン(シネマコンプレックス)に見立てた会場で上映されています。今回の愛知巡回展も、独自の会場デザインとしながらもこれを踏襲し、あたかも”小さな映画祭”のような会場となっています。

映像作品(計6本):
※〈カッコ〉表記は中山英之建築設計事務所による作品名

1.「岡田邸」(8分49秒)
監督:岡田栄造 空間現代、音楽:空間現代
2009年竣工〈O邸〉
2.「2004」(6分38秒)
監督:YU SORA、音楽:庄子 渉
2006年竣工〈2004〉
3.「弦と弧」(8分34秒)
監督:八方椎太
2017年竣工〈弦と弧〉
4.「家と道」(17分45秒)
監督:坂口セイン、音楽:坂口セイン、中山順子
2013年竣工〈家と道
〉
5.「mitosaya 薬草園蒸留所」(6分2秒)
カメラ:江口宏志、企画:川村真司
2018年竣工〈mitosaya 薬草園蒸留所〉
6.「かみのいし」(1分42秒)
監督:梅原徹 / 砂山太一、音楽:梅原徹

「中山英之展 , and then」film 6. かみのいし(2019年) ©中山英之建築設計事務所 監督:梅原 徹、砂山太一 音楽:梅原 徹

film 6. かみのいし(2019年) ©中山英之建築設計事務所
監督:梅原 徹、砂山太一 音楽:梅原 徹

愛知巡回展は、同学創造表現学部で建築・インテリアデザインを専攻する学部3年生の授業「デザインワークショップ」の一環として開催されます。例年、「TOTOギャラリー・間」で開催された展覧会を再編成し、「愛知巡回展」として開催しており、今回で22回目を数えます(本展の指導教官:清水裕二教授、久保井聡助教)。

会場構成は、学生たちが計画段階から担当。今回の「中山英之展 , and then 愛知巡回展」では、2017年に東京・竹尾見本帖本店で開催された企画展「紙のかたち展2」における、中山氏と砂山太一氏の共同プロジェクト「かみのいし」をベースに、新たなスケールとオリジナルの手法で「きのいし」を製作。6本の映像作品を上映する暗室空間を、ベンチにもなる「きのいし」や背丈を超える巨大な「きのいし」で構成、「石のシアター」をつくりあげました。施工も学生たちが行っています。

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会場風景 ©ToLoLo studio

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会場風景 ©ToLoLo studio

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会場風景 ©ToLoLo studio

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会場風景 ©ToLoLo studio

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会場風景 ©ToLoLo studio

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が全国的に拡大する、コロナ禍という状況下で開催される本展は、さまざまな感染予防対策を講じて開催されます。

会場に足を運ぶことができない人でも展示内容を確認できるよう、オンライン会場も開設されているのも特筆点です。マターポート(Matterport)の360度3Dカメラで会場の様子を撮影・編集したVR動画により、場内の様子がリアルにわかるほか、展示コンテンツである中山作品に関する前述の6本の動画も特別に視聴できます。また、場内に配置された大小の「きのいし」がどのようにつくられ、展覧会場がつくりあげられていったのかを垣間見える、ダイジェストのメイキング動画も公開されています。

本展の関連イベントとして、中山氏が登壇する講演会が、会期終盤の11日(土)に、学内にて開催される予定です(要予約、先着順に受付)。(en)

中山英之氏からのメッセージ
中山英之氏 近影

この展覧会は、いくつかの映像からなります。
過去に建ち、僕たち設計者の知らない時間を過ごしてきた建物たちを映したものが主です。
だからこれは、建築の展覧会というよりも
建築のそれから/ , and thenを眺める上映会、と言ったほうが正しいかもしれません。
「それから」の時間に建築家は関わることができないように、
それぞれの映像も別人によって撮られ、編集されたものです。
だからこれは、ばらばらなイメージの並んだ小さな映画祭のような展覧会、
と言うこともできるかもしれません。
愛知展では“かみのいし”の新しい展開としての期間限定映画館が、
愛知淑徳大学の学生たちの手によって作られます。
映像といっしょに、空間体験もぜひお楽しみください。

「中山英之 展 ,and then」愛知巡回展

会期:2021年9月4日(土)〜19日(日)
開場時間:10:00-19:00
会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス 8号棟5階プレゼンテーションルーム
所在地:愛知県長久手市片平2丁目9(Google Map
入場料:無料
主催:愛知淑徳大学 創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻、愛知淑徳大学創造表現学会
協力:砂山太一、TOTOギャラリー・間、アケボノアートワークス、竹尾、遠藤照明
詳細
https://www.aasa.ac.jp/souzou/moai/nakayama-aichi
展覧会特設サイト(オンライン会場)
https://designonline42.wixsite.com/website

関連イベント:中山英之 講演会「,and then」

日時:2021年9月11日(土)15:00-17:00(開場 14:30)予定
会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス5号棟511教室
定員:100名(座席指定制)
講師:中山英之
主催:愛知淑徳大学 創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻
協力:TOTOギャラリー・間
参加費:無料
参加方法:要予約、以下の予約フォームにて先着順に受付(定員に達したため、締切)
https://forms.gle/ehvxicjatTWjPudG7

※同学関係者を除き、来場前に同学正門守衛室での受付が必要
※COVID-19の感染予防・拡散防止対策を実施(来場前にCOVID-19接触確認アプリ「COCOA」のインストールなどにご協力ください)
※今後のCOVID-19拡大状況などにより、スケジュールが変更される場合あり

来場時の注意事項
https://www.aasa.ac.jp/news/ad2021/006653.html

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