東京・田園調布の「un」にて、建築家の湯浅良介氏による個展「Pole Star」が開催されます。
「un」は、ファッションブランド「YAECA」が運営する洋菓子店「SAVEUR」の2階にある、同ブランドが運営する小さなスペースです。
湯浅氏はここに“柱”を制作。部屋の中央に建てられた1本の柱は、華美な装飾が施され、時計の秒針と同じ速度で回転しながら、空間に光をリフレクションさせます。
本展では「時間と空間」、「闇と調律」、「恒星とリフレクション」、「目蓋の裏の銀河」をキーワードとして発想した柱と、それらを表す図面とテキストを展示。これらの”柱装飾”〈Star Piece〉とカタログ『Pole Star Map』も販売されます(カタログは〈Star Piece〉購入者特典に含まれる)。
会期:2022年11月19日(土)〜27日(日)
開場時間:10:00-19:00
休廊日:なし・会期中無休
会場:un
所在地:東京都大田区田園調布2-51-1 SAVEUR 2階(Google Map)
入場料:無料
出展作家:湯浅良介
キュレーター:水島七恵(pendulum)
DMデザイン:加納大輔
協賛:ニチレイマグネット、白金化成、ホログラムサプライ
Photographs ©︎Office Yuasa
湯浅良介氏プロフィール
1982年東京都生まれ。Office Yuasa主宰。一級建築士、修士(美術)。2010年東京藝術大学大学院修士課程修了。内藤廣建築設計事務所を経て、2018年よりOffice Yuasaを主宰。2019年から東京藝術大学教育研究助手、2022年から多摩美術大学非常勤講師。
主な受賞に東京藝術大学吉田五十八修了制作賞受賞、東京建築コレクション内藤廣賞受賞などがある。設計作品に、2021年7月に竣工した住宅〈FLASH〉があり、木造2階建ての個人邸を舞台に、施主が生活している状態で、翌年1月に湯浅を含む複数の作家によるグループ展とオープンハウスを兼ねた「HOUSEPLAYING」を開催。これまでの建築家によるオープンハウスに代わる、建築の複数の語り方を仕掛ける展覧会形式として注目を集めた(「HOUSEPLAYING」出展作家:植田 実、梅原 徹、大村高広、川越健太、高野ユリカ、堤 有希、成定由香沙、湯浅良介)。
Website
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なお、本展「Pole Star」にあわせて、今年2月に大磯の個人邸〈FLASH〉にて開催されたグループ企画展「HOUSEPLAYING」の内容を記録した書籍『HOUSEPLAYING No.01 VIDEO』(ブックデザイン:牧野正幸)も刊行、本展会場にて販売されます。
詳細は作家のインスタグラムを参照してください。
Ryosuke Yuasa インスタグラム @yuasaryosuke
https://www.instagram.com/yuasaryosuke/