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最新の大規模木造プロジェクトがわかる!

設計・ゼネコン向けウェビナー「木造でつくる園舎の魅力と設計手法~サステナブルなデザインと技術~」

「木造でつくる園舎の魅力と設計手法~サステナブルなデザインと技術~」と題した、設計・ゼネコン向けオンラインセミナーが、8月23日に開催されます。エヌ・シー・エヌ(NCN)、木構造デザイン、日本ベルックスの3社共催。要事前申し込み、聴講は無料。

セミナー内容
公共建築物の木材利用促進法が2010年に施行されて以来、低層の公共建築物などは、原則として木造化、木質化することが義務付けられ、徐々に木造施設の計画も増えています[*]
しかし、大規模な施設の設計、施工についてはまだハードルが高いという声も聞かれます。

そんな中、幼児教育の事業者は、子どもたちが自然素材に触れる園舎づくりを大きな動機として持つことも多く、また、コスト面からも、木造を選択する傾向にあり、設計者が木造で施設をつくるための設計ノウハウを持っていることが、より重要となっています。

本セミナーでは、東京本社のほか、宮城、兵庫、熊本、沖縄に営業を展開し、認定こども園〈福島こども園〉(本稿1枚目の画像)など、保育園やこども園の設計において多数の実績がある、時設計(代表取締役:菊地圭介)の設計者を講師に迎え、園側が望むコンセプトをどのように具現化しているのかについて、レクチャーを行います(第1部)。子どもたちが学ぶ場としての設計のポイントや、現代の保育施設の事情などのほか、構造的なメリットや考え方、自然光の取り入れ方や光熱費の削減など、具体的な設計手法についても解説される予定です。

プログラム
第1部:「幼児施設のコンセプトとデザイン」
講師:板澤 均、大野敦志(時設計 建築設計部)

第2部:「木造施設での自然光の取り入れ方とトップライトの設計」
講師:柴田隆行(日本ベルックス)

第3部:「木構造のメリットと大規模木造プロジェクトの進め方」
講師:福田浩史(構造設計一級建築士、エヌ・シー・エヌ、木構造デザイン)

「木造でつくる園舎の魅力と設計手法~サステナブルなデザインと技術」開催概要

主催:エヌ・シー・エヌ、木構造デザイン、日本ベルックス
開催日時:2022年8月23日(火)15:00-17:00
会場:オンライン(ZOOMウェビナー)
定員:300人
参加費:無料
対象:設計関係者、ゼネコン関係者など
聴講料金:無料
参加方法:要事前申込・下記URLにて受付
https://www.ncn-se.co.jp/large/8online


*.公共建築物の木材利用促進法
2010年施行された法律。国の取り組みにより、床面積ベースの木造率は、法制定時の8.3%から2019年度には13.8%まで上昇した。その一方で、民間建築物の木造率は停滞していたが、2021年に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、木材利用の促進対象が公共建築物だけではなく、民間建築物を含む建築物全般へと拡大されつつある。国土交通省と農林水産省による、国の整備する公共建築物の木材の利用状況などの取りまとめによると、令和元年度に国が整備を行った対象となる低層の建築物の木造化率は90.0%となり、平成30年度から2年連続で9割を達成している。(NCNプレスリリースより)

NCNプレスリリース
設計者向けオンラインセミナーを開催「木造でつくる園舎の魅力と設計手法~サステナブルなデザインと技術~」
https://www.ncn-se.co.jp/news/4907

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