谷田宏江氏が東京・門前仲町(江東区福住)で運営する[LIGHT & DISHES Lab.]の空間を会場に、YAMAGIWAが取り扱う海外ブランドのうち、スペインのVIBIA(ヴィビア)、イタリアのNEMO(ネモ)の照明器具を展示するコラボレーションイベントが開催されています(営業日時は要確認)。
[LIGHT & DISHES Lab.]外観
[LIGHT & DISHES Lab.]は、「美味しさ 生きる 光」をコンセプトに、照明関連コンサルティング、照明器具販売、照明デザインメディアへの執筆、飲食店運営などを通じて「食」を引き立てる光について追求している照明エディターの谷田氏が、2022年4月にオープンさせた食と光の体感スペースです(予約制)。
手前のペンダント照明:スペインのブランド・VIBIA(ヴィビア)の〈WIREFLOW(ワイヤーフロー)〉
12月1日より展開中の「YAMAGIWA×LIGHT & DISHES Lab.特別展示」では、4.3mの天井の高さを活かし、最新の照明制御システムを配した演出照明とともに、YAMAGIWAとLIGHT & DISHES Lab.が提案する食と照明のコラボレーション空間を体験することができます。
正面のペンダント照明:イタリアの照明ブランド・NEMO(ネモ)〈KEPLER PETITE(ケプラー)〉は、欧州を拠点に活動するプロダクトデザイナーの三宅有洋氏によるデザイン
カウンター左隅のテーブルスタンド:〈TOMO(トーも)〉(LZF / ルシフェル、スペイン)
シャルロット・ペリアンがデザインしたテーブル照明〈PIVOTANTE A POSER〉カーマインレッドほか2色(NEMO)、中央〈TOMO LARGE〉(LZF)
イベント開催期間中の12月6日の夜には、会場にてメディア・スタイリスト向けの内覧会が開催され、飲食店舗空間で実際に点灯された空間を『TECTURE MAG』では取材。内覧会では、光の質によってテーブルに並べた料理の発色に変わる演色性について谷田氏が参加者にレクチャー、”食と光の体感”の場となりました。
内覧会で提供された[LIGHT & DISHES Lab. ]のフィンガーフード
[LIGHT & DISHES Lab. ]ではコース料理(前菜3品+デザートで6,600円)を提供しており、入店は原則予約制(当日の席に空きがある場合などを除く)。時間帯により、アラカルトにも対応。ワインペアリング、ノンアルペアリングの用意や予約時に要望があれば可能な範囲で応じているとのこと。
会場:LIGHT & DISHES Lab.
所在地:東京都江東区福住1-13-2(Google Map)
開催期間:2023年12月1日(金)~2024年1月31日(水)
予約受付:水・木・金曜 ※そのほかの曜日は各種イベント(同店主催によるラボ・ディナー会など)を開催
年末年始休業期間:2023年12月29日〜1月8日 ※年始は1月10日(水)よりレストラン営業を開始
営業時間:18:00-22:00(21:30L.O.)
予約方法:LIGHT & DISHES Lab.ウェブサイトにて受付
LIGHT & DISHES Lab.ウェブサイト
https://lightanddishes.com/
VIBIA(ヴィビア/スペイン):スペイン・バルセロナ発の照明ブランド。現代照明の再定義を目指し、光を超えて素材感、構成、空間の使い方を取り入れた、全体的で広がりのある新しい視点を導入したものづくりが特徴。デザイナーや建築家、アーティストなどの多様な分野のクリエイターが携わることで、照明デザインの常識を打ち破る商品を生み出している。
NEMO(ネモ/イタリア):革新的でありながらもイタリアンデザインを鼓舞し続けてきた伝統に基づく照明器具づくりを目的に1993年に設立。ル・コルビュジェやシャルロット・ペリアンらがデザインした名作照明の復刻を手掛ける一方で、ミニマルなLED 器具の新作も発表している。革新的な装飾照明を生み出すリーディングカンパニーとして世界的に知られる。
「YAMAGIWA×LIGHT & DISHES Lab.特別展示」イベント詳細
https://www.yamagiwa.co.jp/news/66783/