11月5日より開催しているTECTURE AWARDでは、すでに多くの作品がエントリーされ、特設サイトにて応募作品が次々と公開されています。TECTURE AWARDの特徴は、すべての設計者・インテリアデザイナーが応募できること、そして応募作品はすべて公開され、誰もがアワードを盛り上げ、応援できることです。
TECTURE AWARDは一般投票で受賞者が決まります。投票をする際に、「この建築のどこが、どうすごいのか」「どんな見どころがあるのか」をアンバサダーが分かりやすく解説してくれます。
アンバサダーは建築家、デザイナー、不動産の専門家、建築メディア編集者など、ジャンルを超えたプロフェッショナル。それぞれの視点で寄せられたアンバサダーのコメントを読み、誰でもこのアワードを楽しむことができます。アンバサダーは総勢30名ほどになる予定です。後日、アンバサダー紹介第2弾を掲載します。
アンバサダーは応募作品を各専門家の視点でコメントしていただく、ジャンルを超えたプロフェッショナルです。
アンバサダーそれぞれの視点で応募作品へのコメントが寄せられ、それらもウェブサイト上で公開されます。これにより、建築やインテリアの面白さを多角的に伝え、本アワードを応援する一般の人々が建築やインテリアの面白さをより深く理解できるしくみです。
永山祐子|永山祐子建築設計
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所。2002年永山祐子建築設計。主な仕事に〈LOUIS VUITTON 京都大丸店〉〈ドバイ国際博覧会日本館〉〈JINS PARK 前橋〉〈東急歌舞伎町タワー〉など。
窪田 茂|JCD(一社)日本商環境デザイン協会
Degins JP代表。2003年 窪田建築都市研究所を設立。2023年4月 Degins JPへ社名を変更。建築からインテリア、プロダクトなど幅広いデザイン領域を網羅し、ブランディングやプロデュースなども行い、コミュニティ形成の重要性を伝えている。代表作に〈The WAREHOUSE〉〈Galaxy Harajuku〉〈MERCEDES-BENZ CONNECTION〉〈Bosch Café〉〈METoA Ginza〉〈HIYORI CHAPTER 京都ホテル〉などがある。
五十嵐 淳|五十嵐淳建築設計事務所
北海道の風土や気候条件、風景との共生を前提としながらも、建築の普遍的な価値を問いかけ、建築単体の存在を超えて、建築のはじまりの姿にまで思いを馳せながら、常に「人間の原初的な居場所」という「状態」を模索し続け、北海道の環境を読み解きながら豊かで独自の普遍的空間を生み出しつづけている。
黒田哲二|UDS
UDS代表取締役社長。1977年神戸生まれ、東京育ち。東京大学工学部建築学科卒業後、隈研吾建築都市設計事務所を経て、2005年都市デザインシステム(現UDS)入社。企画開発業務を担当。2008年より森ビル株式会社にて虎ノ門ヒルズ開発業務に携わり、新虎通りを中心とした活性化、エリアマネジメントを手がける。2015年10月UDSへ復帰し国内外プロジェクトの企画を担当。2020年4月よ現職。
谷尻 誠|サポーズデザインオフィス
2000年建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICE設立。吉田 愛と共同主宰。広島・東京の2カ所を拠点とし、国内外合わせ多数のプロジェクトを手がける傍ら、近年「絶景不動産」「tecture」「DAICHI」「yado」「Mietell」をはじめとする多分野で開業、事業と設計をブリッジさせて活動している。2023年 商業施設〈猫屋町ビルヂング〉の運営もスタートするなど事業の幅を広げている。
徳山弘基|アクシス
1979年愛知生まれ。電機メーカー、音楽系出版社を経て、2023年にアクシス入社。同年5月よりデザイン誌『AXIS』編集長。
成瀬友梨|成瀬・猪熊建築設計事務所
2007年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2010-2017年東京大学助教。2022年よりグッドデザイン賞審査員。 主な受賞に、第33回AACA賞 優秀賞、大韓民国公共デザイン大賞 国務総理など。 著書に『シェア空間の設計手法』、『子育てしながら建築を仕事にする』などがある。
齊藤太一|DAISHIZEN
1983年生まれ。造園家。グリーンディレクター。DAISHIZEN代表取締役。自然と建築と人との調和を目指した植栽、造園を得意とし、建築のコンセプト段階よりプロジェクトに参画。グリーンに関わるブランディングやコンサルティングなども幅広く手がける。
西田 司|オンデザイン
1976年生まれ。使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、さまざまなビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する設計事務所オンデザイン代表。東京理科大学准教授、ソトノバパートナー。編著書に『建築を、ひらく』『オンデザインの実験』『楽しい公共空間をつくるレシピ』『タクティカル・アーバニズム』など。
ロンロ・ボナペティ|アラウンドアーキテクチャー
アラウンドアーキテクチャー パートナー。住設メーカーの文化事業部で建築書の編集に従事した後、フリーランス。連載に「SUUMOジャーナル」「with digital」など。
大野 力|sinato
1976年大阪生まれ、一級建築士。金沢大学で都市工学を学び、2004年にシナトを設立。JR新宿駅新南エリア(改札内外コンコース・駅前広場・商業施設NEWoMan)など、駅一帯の都市的なスケールから個人住宅・家具のような身近なスケールまで、さまざまなプロジェクトを国内外でデザインする。2024年よりグッドデザイン賞審査員。
西澤明洋|エイトブランディングデザイン
1976年滋賀生まれ。エイトブランディングデザイン代表。企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行う。主な仕事にクラフトビール「COEDO」、スキンケア「ユースキン」など。著書に『ブランディングデザインの教科書』ほか。グッドデザイン賞金賞ほか国内外の賞を多数受賞。
佐渡島庸平|コルク
1979年生まれ。講談社を経て、2012年コルクを創業。「物語の力で、一人一人の世界を変える」をミッションとするクリエイターエージェンシーとして、著作権管理、作品編集、新人作家の育成、コミュニティの形成・運営など、クリエイター支援のモデル構築を目指している。著書に『観察力の鍛え方』など。
山下正太郎|コクヨ
コクヨ ヨコク研究所 ワークスタイル研究所 所長。ワークスタイル / ワークプレイスの研究者。コクヨにて、2011年グローバルでの働き方とオフィス環境のメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、研究機関「WORKSIGHT LAB.(現ワークスタイル研究所)」を設立。2022年、オルタナティブな社会をリサーチ&デザインする「ヨコク研究所」設立。