写真を表現技法として「ランドスケープ」を重要なテーマの1つとして作品を制作している、アーティストの石山和広氏(いしやま かずひろ、1981-)による展覧会が、東京都庭園美術館の敷地内、正門横の展⽰スペースにて開催中です。入場無料、会期は1月25日まで。

Study image from〈窓からのまなざしⅠ〉(2025) ©Kazuhiro ISHIYAMA, Courtesy of the artist

〈窓からのまなざしⅠ〉2025年 ©Kazuhiro ISHIYAMA, Courtesy of the artist

Detail image of〈風景からのまなざし[Louvre-Lens]〉2025年 ©Kazuhiro ISHIYAMA, Courtesy of the artist

〈風景からのまなざし[Louvre-Lens]〉2025年 ©Kazuhiro ISHIYAMA, Courtesy of the artist

展示風景 ©Kazuhiro ISHIYAMA, Courtesy of the artist
主催者メッセージ
夏の東京都庭園美術館や、初夏のルーヴル美術館ランス別館(設計:SANAA)を写した石山の作品は、複数の写真を合成することで構成されているため、まるで実際の風景を目の前にしているような感覚を生み出しながらも、現実には存在しないほど緻密で情報量の多い描写となっています。
眼前に存在するが実在し得ない風景と向き合い、風景をみつめるこちらの眼差しそのものをみつめることで、作品の向こう側に広がる「ランドスケープ」をお楽しみください。
作家プロフィール
写真術を平面技法のひとつと捉え、平面表現の可能性を探る。近年では写真の描写の性質を徹底的に用いた「絵画からはなれて[磊]」(2019年東京ミッドタウンパーマネントコレクション)、「絵画からはなれて[清家清 斉藤助教授の家]」(三連作 / 2017年東京国立近代美術館「日本の家」展における1/1原寸模型を撮影)を制作。
主な展示に2025年「Depicting the abstract/抽象の描写」(Claire Brown Art、東京都)、「新しい建築の当事者たち」(ギャラリー間、東京都/MIDW、Niimori Jamisonとの協働)、2024年「佐藤時啓退任記念展 with 研究室生+卒修生 −交差する時間− Intersecting Time」(東京藝術大学大学美術館、東京都)、2017年シカゴ建築ビエンナーレ(シカゴ市、U.S.A./増田信吾+大坪克亘との協働)、2016年ヴェネチアビエンナーレ建築国際展(ジャルディーニ日本館、イタリア/増田信吾+大坪克亘との協働)、2010年「Tokyo Midtown Award 2010」(東京ミッドタウン、東京都)、「新潟への旅」(新潟市美術館、新潟県)、2009年「水と土の芸術祭2009」(新潟県新潟市)、「No Man’s Land/MEMENTO VIVERE/MEMENTO PHANTASMA」(フランス大使館、東京都)などがある。
主な受賞に2022年小笠原敏晶記念財団の助成、2018年東京ミッドタウン、パブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」にてグランプリ受賞(2019年3月より恒久展示)。2011年第五回秀桜基金留学賞。2012-13年同留学賞により、アニミズムや神道、仏教の思想と美術表現のリサーチのため日本各地とアジア各国を周遊。Website
https://ishiyamakazuhiro.com/
出展者:石山和広
会期:2025年12月16日(火) ~2026年1月25日(日)
休館:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
開場時間:10:00-18:00
会場:東京都庭園美術館 正門横スペース
所在地:東京都港区白金台5丁目21-9(Google Map)
入場料:無料
主催:東京都庭園美術館、株式会社フェルミエ
問合せ先:東京都庭園美術館(TEL.03-3443-0201)
「ランドスケープをつくる みる意識をみつめる」展
https://www.teien-art-museum.ne.jp/event/gazing-into-the-gaze/