槇総合計画事務所(代表取締役:⻲本ゲーリー)の創⽴60周年を記念した展覧会「Vernacular Humanism/⼈と社会と建築と」が、東京・芝浦の〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉の3階オフィスロビー・ラウンジにて開催されています。会期は4月5日まで。
会場がある〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉は、野村不動産と東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業「BLUE FRONT SHIBAURA」において、敷地の南北に建設されるツインタワーのうち、先行して2025年2月末に竣工したサウス棟[*1]で、同年9月1日に開業を迎えています。
サウス(S)とノース(N)[*2]の2つのタワーはともに、槇総合計画事務所が設計を担当しています。
本展は、建築家の槇 文彦氏(1928-2024)が1965年に設立した建築設計事務所、槇総合計画事務所の60年の実践から得た視点を⼿がかりに、これからの都市と建築のあり⽅をあらためて展望する、未来に向けた試みです。
本展について
展覧会タイトルの「Vernacular Humanism(ヴァナキュラー・ヒューマニズム)」とは、地域の⽂化や⽇常の営み、⼈々の実体験を重視し、その場所固有の条件と⼈間のふるまいに根ざした建築のあり⽅を問い続ける、弊所の根幹となる考え⽅です。本展では、作品そのものの提⽰に加え、建築が都市・地域・環境とどのように関わり、時間の中で定着していくのかを、多⾯的に読み解く機会をつくります。
会場は、槇総合計画事務所が設計を手がけた〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉の3階に位置するオフィスロビー・ラウンジです。72mもの長さがある絵巻物のような展示空間にて、模型・パネル・図⾯・写真・映像などを展開。1960年代から現在までに国内外で手がけた官庁施設・公共施設・教育⽂化施設・⺠間施設などの145作品を総覧することができます(未発表など本展で初めて紹介する作品や進⾏中のプロジェクトもあり)。
また本展では、都市が垂直⽅向にも展開しうるという思想を⽰すものとして、1960年代のメタボリズム期に槇が提唱した〈キャタピラシティ(Caterpillar City)〉にもあらためてスポットをあて、アンビルトを含む22のタワー作品を展示。ラウンジでは、2期工事で整備される「BLUE FRONT SHIBAURA」プロジェクトの未来像も提示されます。(槇総合計画事務所発信テキストをもとに要約)

Photo: Nacása & Partners

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会期:2026年3⽉10⽇(⽕)〜4⽉5⽇(⽇) ※会期中無休
開場時間:10:00-19:00(最終⽇は15:00閉場)
会場:BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 3階 オフィスロビー・ラウンジ
所在地:東京都港区芝浦1丁⽬1-1(Google Map)
⼊場料:無料
主催:槇総合計画事務所
冠協賛:野村不動産
特別協賛:清⽔建設、⽵中⼯務店、⼩松ウオール⼯業、LIXIL
協賛:安藤⼤理⽯、⼤林組、⿅島建設三晃⾦属⼯業、⼤成建設、⼤和リース、⼾⽥建設、YKK
協⼒:朝倉不動産、タキヤ、ナカサアンドパートナーズ
本展特設ページ
https://www.maki-and-associates.co.jp/60th/

BLUE FRONT SHIBAURA イメージ

「BLUE FRONT SHIBAURA」概要(2025年9月1日発表時点 / JR東日本プレスリリースより)
*1.〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉概要:2025年2月28日竣工。主にラグジュアリーホテル、オフィス、商業店舗から構成された複合施設。高層階にはフェアモントホテルの日本初進出となる「フェアモント東京」が2025年7月1日に開業、中層階には「TOKYO WORKation」をテーマに都内有数の1フロア約1,500坪のオフィス専有部と自然環境を活かした共用部からなるオフィスフロア、低層階および外構部には「地域のHUB」となる2つのフードホールを中心に約40の商業店舗を展開。詳細は東日本旅客鉄道プレスリリース(2025年9月1日)を参照
*2.北棟〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER N〉は2030年度竣工予定
https://www.bluefrontshibaura.com/about/

〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉施設構成(2025年9月1日時点)
BLUE FRONT SHIBAURA Website
https://www.bluefrontshibaura.com/