【TECTURE MAG】のPROJECTに今週1週間で取り上げた事例を、まとめて紹介します。
バリエーション豊かな事例の数々を、隅々までお見逃しなく!
(jk)
2021.1.25 Denizen Worksの設計した〈Genesis 水に浮かぶ教会〉
Photographs: Gilbert McCarragher | ギルバート・マッキャラガー
運河移動に合わせた幅の狭いボートを使用し、パイプオルガンの蛇腹(じゃばら)から発想を得た「動く屋根」を搭載。水に浮かび、運河を移動する教会です。
https://mag.tecture.jp/project/20210125-floating-church/
英国はロンドンの建築設計事務所、デニゼン・ワークスから寄せていただいた事例。
コミュニティで移動する空間のかたちも、いろいろありそうですね。
帆布を縫い合わせるステッチをモチーフとしたパネルなど、ディテールにも注目です。
2021.1.26 観光企画設計社の設計した〈セルリアンタワー東急ホテル エグゼクティブフロア〉
Photographs provided by Cerulean Tower Tokyu Hotel | セルリアンタワー東急ホテル
東京・渋谷の象徴的なタワー建築の中で、日本の伝統的な要素「伝統色、模様、素材、光」などを現代的に解釈して刷新したホテル空間の事例。
https://mag.tecture.jp/project/20210126-cerulean-tower-tokyu-hotel/
一般客室をスイートにコンバージョンし、マルチに利用できる空間で、家具や仕上げにも注目です。
2021.1.27 太田翔+武井良祐 / OSTRが設計した〈湯島の住宅〉
Photographs: Takahiro Idenoshita | 井手野下貴弘
外周にテラスや縦動線を配して入れ子のような構成にしながら、開口を多数設置。余白の階層も挿入して距離感を保ちつつ、つなぐ関係をつくった二世帯住宅の事例。
https://mag.tecture.jp/project/20210127-yushima-house/
内部と外部、通りと中間領域の関係がよく分かる、描き込まれた断面パースにも注目です。
2021.1.29 Francesc Rifé Studioが設計した〈Luz Apartment〉
Photographs: Javier Márquez | ハビエル・マルケス
スペイン・バルセロナにある集合住宅の住戸のリノベーションで、オーク材と透過材を用いた造作や家具で統一感をもたせ、自然光を取り入れた事例。
https://mag.tecture.jp/project/20210129-luz-apartment-francesc-rife-studio/
フランセスク・リフェ事務所の最新作は、やや小規模の住戸の改修。
オークの素材感と端正なディテールが生み出す上質感、そして光の陰影に注目です。