昨年Twitter上で大きな話題を呼んだ「#かってに卒制展」が、今年も「#かってに卒制展2021」として開催され、さまざまな作品が投稿されています。
「#かってに卒制展」とは?
2020年3月COVID-19の影響で各地の卒業設計展が開催を中止を決定する中、機会を失われた学生の作品を少しでも多くの人に見てもらえる場を提供したいと、当時大学4年生だったあさぎ(@cryforthemoon_M)さんが発案。
彼女が声を上げたことをきっかけに、Twitter上で瞬く間に広がり、全国の建築学生が自分の投稿に「#かってに卒制展」のタグを付けていっせいに自身の作品を投稿しました。
「#かってに卒制展2021」で投稿された作品を一部ご紹介!
作品タイトル:「都市に想いを」
kensuke hamazakiさん(@hamazakiani)
作品タイトル:「シン・メタボリズム」
作品タイトル:「湖と面 (ことめん)」
作品タイトル:「伊勢ノ水面ニ柱ハ眠ル」
さいごに
Twitterを利用した展覧会の優れた部分は、期間や場所に制限がないこと。
ハッシュタグを付けるだけでいつでも参加できて、1度投稿されたものはいつまでも残り続けます。
「#かってに卒制展2021」でも、建築の可能性を示してくれる心躍る作品が続々と投稿されています。
リアルな場から解放された時の可能性を見せてくれる「#かってに卒制展」のような活動は、今後もいっそう注目されていくでしょう。
(DF)