ドイツを代表するデザイナーズバスルームブランドの1つ、Duravit(デュラビット)から、フィリップ・スタルク(Philippe Starck)がデザインした、新しいバスルームシリーズ「Bento Starck Box(ベントウ スタルク ボックス)」が発表されました(国内販売時期は2023年5月29日発表時点で未定)。
「Bento Starck Box」のデザインは、そのネーミングのとおり、箱の中に間仕切りがある日本の弁当箱からインスパイアされたもの。ウェットとドライエリアがスマートに区切られた、クリーンでクリアな構成の洗面ボウルをはじめ、スタルクが「エレガントなセレニティ(静寂)の始まり」と語るバスタブ、トイレなど、水まわり商品を展開。バスルーム空間に新たな魅力を付加する、フィリップ・スタルクならではのコレクションとなっています。
「Bento Starck Box」の洗面ボウルには、ゆったりとした、かつ実用的なストレージエリアが外側の仕切りの外側に確保され、手洗いや洗面の際に取り外したメガネや時計、指輪などのアクセサリーや小物類を、手の届くところに置くことができます。
バリエーションは、DuraCeram®(デュラセラム)を使用したラウンド型や、長方形のサイズのほか、高硬度の新素材DuroCast UltraResist(デュロキャスト ウルトラレジスト)を使用したダブル洗面ボウルなど複数展開されます。カラーはホワイト(DuraCeram®のみ / 抗菌釉薬HygieneGlaze付き)とホワイトサテンマットの2種となる見込みです。
同シリーズのバスタブ(アクリル製)にも、洗面ボウルのと同様に、リム(浴槽の上端まわり)の外縁部に溝(みぞ)が設けられています。
溝の部分は、小物を置くスペースとして使えるだけでなく、中からの湯水があふれ出ることも防いでくれます。縁(ふち)のぎりぎりまで水を溜めることができるため、自宅でもインフィニティスパのような体験が楽しめるでしょう。
スタルクによる「Bento Starck Box」シリーズは、デュラビットが新たなコンセプトとして掲げる「Artisan Lines(アーティサン ライン)」を表現したプロダクトの1つです。
「Artisan Lines」は、デュラビットが国際的に活躍するデザイナーたちと共に造り上げた、最上級のラインナップを集めた特別なコレクションです。
アイコニックな製品に特化したそのデザインと製造には、高度な知識、クラフトマンシップ、正確な精度を必要とし、特に繊細なハンドクラフト(手仕事)を必要とするプロダクトをとり揃えています。
Duravit YouTube「Duravit presents Bento Starck Box – Design by Starck」(2023/05/10)
フィリップ・スタルク(Philippe Starck)プロフィール
多方面にわたる創造性で多岐にわたるクリエイションを続ける世界的クリエイター Philippe Starck(フィリップ・スタルク)。常に本質を追求する彼のビジョンは “どのような形の作品でも、できるだけ多くの人の暮らしを豊かにするべきである”ということ。このフィロソフィーが、彼がデモクラティックデザインのパイオニア、そして中心的存在の1人であり続けるゆえんとなっている。家具からレモン絞り器といった日用品から、刺激的で活気のある場所を目指すホテルやレストランなどの建築、巨大ヨット、宇宙旅行の居住モジュールなど、手がけるデザイン領域と要件を絶えず広げ、現代の国際的なデザインシーンにおいて最も先見性のある有名クリエイターの1人である。スタルクとその妻ジャスミン氏は、多くの時間を飛行機もしくは人里離れた“middles of nowhere”で過ごしているとのこと。
www.starck.com
SNS
Facebook @StarckOfficial / Instagram @Starck
※本稿の画像は全てローンチ時点のイメージ(Duravitプレスリリースより)
「Bento Starck Box」シリーズ詳細(英語サイト)
https://bit.ly/3NW5J9G
商品問合せ先:デュラビット・ジャパン
www.duravit.co.jp