COMPETITION & EVENT

「DESIGNART TOKYO 2024」10/27まで都内各所で開催

[Report] 時代の最先端のデザイン・アート・テクノロジー・クラフトを知る、過去最大規模の96会場・117のプレゼンテーションが参加

東京における秋の恒例イベントの1つ、「DESIGNART TOKYO 2024」が10月18日に開幕しました。

今年のメインテーマ「Reframing 〜転換のはじまり〜」のもと、過去最大規模となる96会場で117の多彩なプレゼンテーションが都内各所で展開されます。

 

「DESIGNART TOKYO 2024」開催概要

テーマ:「Reframing 〜転換のはじまり〜」
会期:2024年10月18日(金)〜27日(日) ※10日間(一部の会場で会期は異なる)
エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京駅周辺
展示数:117(96会場)

主催者メッセージ

世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台にデザイン、アート、インテリア、ファッションなどが多彩なプレゼンテーションを開催する日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」。インターネットの普及により、わたしたちは瞬時に膨大な情報を手に入れられるようになりました。しかしその一方で、手軽な情報収集は既視感のあるアイデアを生む、コモディティ(Commodity)化の原因にもなっています。タイムラインから流れてくるニュースやふと目にした映像。それが当たり前になった今、いつの間にか周りのノイズに振り回されている自分に、違和感を覚えたことはないでしょうか。
「DESIGNART TOKYO 2024」のメインテーマは、「Reframing 〜転換のはじまり〜」。従来の枠組みにとらわれず、別の視点から見つめ直すことで、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目しました。

 

DESIGNART TOKYO 2024

オープニングレセプションに参加した「DESIGNART TOKYO」発起人や今年のオフィシャルエキシビションディレクター、出展者ら Photo: TEAM TECTURE MAG

 

主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
発起人:青木昭夫(MIRU DESIGN)/ 川上シュン(artless)/ 小池博史(NON-GRID)/ 永田宙郷(TIMELESS)/ アストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)/ マーク・ダイサム(Klein Dytham architecture)

公式ウェブサイト
https://designart.jp/designarttokyo2024/


インフォメーションカウンターは今年もワールド北青山ビルの1Fに置かれ、オフィシャルエキシビション「Reframing」が開催されています。

『TECTURE MAG』は、初日の18日に関係者が出席して行われたオープニングセレモニーと、青山、表参道、六本木の各所をバスで巡るメディアツアーに参加、いくつかの会場取材(『TECTURE MAG』は3年連続でメディアパートナーを務めている)。ピックアップしてレポートします。


PICK UP !

原宿・表参道・青山エリア

・オフィシャルエキシビション「Reframing」 ▶︎▶︎▶︎ Go to ワールド北青山ビル
・LIXILが持ち運べる布製浴槽〈bathtope〉を披露 ▶︎▶︎▶︎ Go to ワールド北青山ビル
・荒川技研工業 今年も若手作家を支援 ▶︎▶︎▶︎ Go to TIERS GALLERY
・乃村工藝社「Being 家具が居ること」 ▶︎▶︎▶︎ Go to GYRE 4F
・ICONS by CIBONE ▶︎▶︎▶︎ Go to GYRE B1F
・Takram「プロダクトデザインとその裏側」 ▶︎▶︎▶︎ Go to SAS
・クライン ダイサム アーキテクツが手がけた音響空間 × マイケル・ヤングのプロダクト ▶︎▶︎▶︎ Go to KEF MUSIC GALLERY TOKYO
・ペルシャ絨毯 × KAORUKO ▶︎▶︎▶︎ Go to LIONRUGS青山店
・板坂 諭 / SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」 ▶︎▶︎▶︎ Go to LIGHT BOX SATELLITE

外苑前・青山1丁目エリア

・沼田愛実「Sky Pocket」 ▶︎▶︎▶︎ Go to sync public
・Sony Group Creative Center「CREATE MORE FUN」 ▶︎▶︎▶︎ Go to ステラワークス ショールーム

渋谷

・積彩 ▶︎▶︎▶︎ Go to 100BANCH

六本木エリア

・TAKT PROJECT+大倉山スタジオ「frottage -記憶との再会-」 ▶︎▶︎▶︎ Go to AXISビル B1F
・WhO「WALLPAPER LABYRINTH – デザインが織りなす迷宮」 ▶︎▶︎▶︎ Go to AXISビル B1F
・アクシスギャラリー「JOINT EXHIBITION:Woodwork」 ▶︎▶︎▶︎ Go to AXISビル 4F
・Paola Lenti × nendo「Hana-arashi 花嵐」 ▶︎▶︎▶︎ Go to パオラレンティ ショールーム
・「DESIGN TOUCH」にあわせて3組3作品を先行展示 ▶︎▶︎▶︎ Go to 東京ミッドタウン ガレリア2F
・YU WATANABE「Radiance of Nature with Urushi」 ▶︎▶︎▶︎ Go to ギャラリー foundation

銀座・日比谷・東京駅周辺エリア

・アクアクララ × HONOKA「Trace of Water -水の痕跡-」 ▶︎▶︎▶︎ Go to 日比谷okuroji
・CYUON × 小川直人「scape fold」 ▶︎▶︎▶︎ Go to 日比谷okuroji
・落合陽一 個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」 ▶︎▶︎▶︎ Go to 京橋 BAG
・日本製鉄 × 米田充彦「ブリキのリデザイン展」第二弾 ▶︎▶︎▶︎ Go to 兜町 keshiki
・藁作家ユニット・Straft「NEST」 ▶︎▶︎▶︎ Go to 兜町 keshiki

順不同、敬称略(上記のほかにも各所にて開催多数)

原宿・表参道エリア

オフィシャルエキシビション「Reframing」

DESIGNART TOKYO 2024 オフィシャルエキシビション

出展作品の一部(左上から時計回りに):Jiabao Li〈TransVision〉/ José Zanine Caldas〈Sofa com rede〉/ Human Awesome Error〈Super Cell / 不良息子像〉/ 中村弘峰〈この矢はづさせ給ふな〉

テーマ:Reframing(リフレーミング)
キュレーター(カッコ内先頭表記は担当ジャンル):金澤 韻(ART / 現代美術キュレーター 、コダマシーン アーティスティック・ディレクター)、川合将人(DESIGN / インテリアスタイリスト、スペースデザイナー、BUNDLESTUDIO Inc.代表)、立川裕大(CRAFT / 伝統技術ディレクター)、青木竜太(TECHNOLOGY / 芸術監督、社会彫刻家)

DESIGNART TOKYO 2024

今年のディレクター陣(左から):金澤 韻、川合将人、立川裕大、青木竜太の4氏

参加作家:ARKO / Ben Storms / Human Awesome Error / HIROMINE NAKAMURA(中村弘峰)/ Jiabao Li / India Mahdavi / José Zanine Caldas / Kei Hasegawa(長谷川 絢)/ Kenji Hirasawa(平澤賢治)/ Kenji Hirasawa and Yoshiki Masuda / Marion Baruch / Namae Myoji(みょうじなまえ)/ nendo / nor / Noritaka Tatehana(舘鼻則孝)/ ryo kishi / STUDIOPEPE / The TEA-ROOM (Ryuta Aoki + Soryo Matsumura)
空間デザイン:HYBE Design Team
会場:ワールド北青山ビル
開場時間:10:00-18:00
所在地:東京都港区北青山3丁目5(Google Map
入場料:無料

詳細
https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/8509/

関係者インタビュー
https://designart.jp/designarttokyo2024/interview/10631/

「DESIGNART TOKYO 2024」ワールド北青山会場

オフィシャルエキシビション 会場風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

毎年、会場の空間デザインを建築家やインテリアデザイナーが担当し、注目のオフィシャルエキシビション。今年は、HYBE Design Team(ハイブ デザイン チーム)が担当。チームを代表して、竹田 純氏がオープニングセレモニーで挨拶、今回のデザインコンセプトを語りました(その後の『TECTURE MAG』による取材時の解説を含め、以下に要約)。

「本展では、アート、デザイン、クラフト、テクノロジーの4つのジャンルのキュレーターがセレクトした約18の作品が、1つの空間の中に展開しています。ジャンルやアーティストごとに間仕切りで仕切らず、4つのジャンルをグラデーションのようにしてつなぎ、回遊性をもたせて、場内を歩いてみると全体が見えてくるようにゾーニングしました」(竹田氏談)

DESIGNART TOKYO 2024

Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

Photo: TEAM TECTURE MAG

「黒っぽい展示什器は、什器とオブジェの中間を目指し、かつ背景としても溶け込むようにデザインしました。アスファルトのようにも見えますが、ポリエステル繊維の端材などをリサイクルした再生素材、ファイバーソイルが元の素材です。これを左官材にして、無垢の木に塗って仕上げています。受付の右脇に置かれた小さな鉢植えの”つち”が同じ素材で、とても軽くて、柔らかい。水と栄養さえあれば植物は育つので、屋上緑化などに使われています。今回のデザイナートで初めて、硬質となり、空間のデザインとして展開しました。テクスチャーとしておもしろく、建築の可能性が拡がる素材ではないかと思います」(竹田氏談)

DESIGNART TOKYO 2024

什器のマテリアルは、Recycled Fiber Soil〈TUTTI〉を無垢材に左官で仕上げたもの(詳細はスタイレム瀧定大阪によるTUTTI 公式ウェブサイトを参照) Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

オフィシャルスポンサーおよびメディアパートナーによるパンフレット置き場 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

晴天時には会場内に木漏れ日のような光の効果をもたらすファサードは、QRコード®︎ の集合体で、青山通り側から眺めてみると、1つの絵画表現となっている(The TEA-ROOM|青木竜太+松村宗亮〈SOTOROJI〉) Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

The TEA-ROOM|青木竜太+松村宗亮〈SOTOROJI〉を背景に、オフィシャルパートナーであるVOLVO(ボルボ・カー・ジャパン)のSUVの電気自動車〈ボルボ EX30〉が展示されている Photo: TEAM TECTURE MAG

 

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LIXILが持ち運べる布製浴槽〈bathtope〉を披露

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

〈bathtope〉メインビジュアル

出展者:LIXIL
概要:LIXILが来月発売予定の新商品〈bathtope(バストープ)〉の実物を披露
会場:ワールド北青山ビル 1F裏庭
開場時間:10:00-18:00
所在地:東京都港区北青山3丁目5(Google Map
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7807/

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

Photo: TEAM TECTURE MAG

〈bathtope〉は、布製の浴槽(fabric bath)に湯をためて入浴し、使用後はコンパクトにたたんで収納できる、リムーバブルな浴槽を備えた浴室空間です。「浴室の開放」をテーマに開発され、多様な個性をもつ人々が自由に活用できる、LIXILが提案する次世代の入浴文化・浴室空間として、bath(バス)にbiotope(ビオトープ)を掛け合わせたネーミングとなっています。

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

布製浴槽〈bathtope〉は軽量、円筒状のパッケージに収納して持ち運ぶことができる Photo: TEAM TECTURE MAG

〈bathtope〉のファブリックには4方向に取付具が付いており、バスルームユニットの壁に用意されたフックに引っ掛けて吊るして使用します。水を抜いて取り外せば、広いシャワールームとしてユニット空間を使うこともできます。

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

浴槽展開図の展示。平均的な成人男性がリラックスして入浴できる浴槽として、長辺約1600mm、総荷重300kgに耐える。縫製部分を可能な限りで少なくしているのがポイント Photo: TEAM TECTURE MAG

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

〈bathtope〉を取り付け、中に水を張ったユニットの展示 Photo: TEAM TECTURE MAG

LIXIL 着脱式ファブリック製浴槽〈bathtope(バストープ)〉

ファブリックはフォレストブラックやアクアブルーなど5色で展開予定

LIXIL プレスリリース(2024年10月1日)
https://newsroom.lixil.com/ja/2024100101

bathtope 特設ページ
https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/s/bathtope/


荒川技研工業 TIERS GALLERYは今年も若手作家を支援

TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)

TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)外観(撮影 : 平賀 哲)

出展者:FARM AND BUILD(野村牧生 & 佐藤 建)、HOJO AKIRA(※UNDER 30選出作家)、川本真也(Masaya Kawamoto)、PULSE(豊嶌力也 & 多木翔夢 & 三井大輝)
会場:TIERS GALLERY
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目7-12 荒川技研工業 本社・表参道ショールーム TIERS 3F(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)※25日(金)は18:00よりレセプション
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://www.arakawagrip.co.jp/tiersgallery/archive/designart2024/

FARM AND BUILD / 野村牧生 & 佐藤 建

DESIGNART TOKYO 2024

野村牧生氏と佐藤 建氏によるデザインユニット・FARM AND BUILDによるそれぞれの作品展示。右側の佐藤氏の家具のプロトタイプは、地元の土を混ぜて漉かれる西宮市の名塩和紙を仕上げに用いたもの(詳細) Photo: TEAM TECTURE MAG

HOJO AKIRA〈Is that structure essential?〉※U-30選出作家

DESIGNART TOKYO 2024

公募で選出された「DESIGNART TOKYO 2024」U-30の作家、HOJO AKIRAによるパーツがすべてユニットで構成されたソファのデザインのプロトタイプ〈Is that structure essential?〉詳細はこちら

川本真也 / Masaya Kawamoto

DESIGNART TOKYO 2024

川本真也氏による〈PF Chair〉と〈PF Armchair〉は、ステンレスの表面を塩浴着色処理で仕上げたもの(詳細) Photo: TEAM TECTURE MAG

PULSE(豊嶌力也 & 多木翔夢 & 三井大輝)

DESIGNART TOKYO 2024

豊嶌力也、多木翔夢、三井大輝の3氏によるデザインユニット・PULSEの展示(手前から奥へ、三井、豊嶌、多木の作品:詳細) Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

豊嶌力也作品 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

手前:多木翔夢の黒い椅子や壁掛け時計は、鋳造で用いられる砂型からの逆転の発想でデザインされている Photo: TEAM TECTURE MAG(プレスツアー時の撮影)

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乃村工藝社「Being 家具が居ること」

乃村工藝社「Being 家具が居ること」展

乃村工藝社「Being 家具が居ること」展 メインビジュアル(提供:デザイナート)

出展者:乃村工藝社
概要:人と物との関係性について再考するプロジェクトより、気難しい椅子〈dohdoh〉、気まぐれなテーブル〈iii〉、やすみたい照明〈sorosoro〉を展示。物を「所有して使っている」感覚から、気にかけて「一緒に居る」感覚へと促すデザインの提案
会場:GYRE 4F(FOOD内)
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目10-1 GYRE 4F FOOD内(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7849/

乃村工藝社「Being 家具が居ること」展

気まぐれなテーブル〈iii〉の不安定な天板にそっと林檎を置く出展者 Photo: TEAM TECTURE MAG


#乃村工藝社 YouTube「Being 家具が居ること」(2024/10/02)

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7849/

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ICONS by CIBONE

DESIGNART TOKYO 2024 / CIBONE

CIBONE 店内 Photo: TEAM TECRTURE MAG

出展者:CIBONE(シボネ)
概要:シボネのアイコン的な8つのファニチャーブランドのプロダクトを展示
会場:CIBONE
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目10-1 GYRE B1F(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://www.cibone.com/news_exhibition/8264/

DESIGNART TOKYO 2024 / CIBONE

CIBONE 店内 Photo: TEAM TECRTURE MAG

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Takram「プロダクトデザインとその裏側」

DESIGNART TOKYO 2024 / Takram

Photo: Shinya Sato (Shinya Sato Photography office)

出展者:Takram
概要:田川欣哉氏率いるデザイン・イノベーション・ファーム、Takram(タクラム)がこれまで手がけてきたプロジェクト・提案の中から、プロダクトのデザインに焦点をあて、実際の製品とあわせて貴重なプロセスを公開
会場:SAS
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目56-3 B1F(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:13:00-18:00
入場料:無料

関連トークイベントhttps://peatix.com/event/4160073/view

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7783/

DESIGNART TOKYO 2024

Takram「プロダクトデザインとその裏側」展 会場風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

展示台の下段がプロセス、上にいくほど完成に近づく展示構成 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

カメラレンズメーカーのTAMRON(タムロン)、洋食器のニッコー(NIKKOKO)、コクヨ(KOKUYO)など4社+自社プロジェクトによるプロダクトデザインの展示 Photo: TEAM TECTURE MAG

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クライン ダイサム アーキテクツが手がけた〈KEF MUSIC GALLERY TOKYO〉空間 × マイケル・ヤングのプロダクト

DESIGNART TOKYO 2024

2023年12月にオープンした〈KEF MUSIC GALLERY TOKYO〉の外観は、スピーカーから着想を得たデザインになっている Photo: TEAM TECTURE MAG
KDaによる店舗の設計・デザインコンセプトは、KEFプレスリリースを参照(2023年11月30日)

出展ブランド:KEF
デザイナー:クライン ダイサム アーキテクツ(Klein Dytham architecture: KDa)、マイケル・ヤング(Michael Young)
概要:英国出身デザイナーの競演。クライン ダイサム アーキテクツが空間設定を手がけて2023年12月にオープンしたストア〈KEF MUSIC GALLERY TOKYO〉にて、マイケル・ヤング氏がデザインした照明プロダクトのほか、同氏が1990年代にデザインした〈スティックライト〉のディスプレイ、〈LS60ワイヤレススピーカー〉を展示。英国の最高級スピーカーによる音響も体験できる
会場:KEF MUSIC GALLERY TOKYO
所在地:東京都港区南青山5丁目5-6(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/9165/

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ペルシャ絨毯 LIONRUGS × KAORUKO

DESIGNART TOKYO 2024 / LIONRUGS × KAORUKO

LIONRUGS 青山店 店内 Photo: TEAM TECTURE MAG

出展者:LIONRUGS
アーティスト:KAORUKO
概要:中近東の手織り絨毯専門店・ライオンラグスが現代アーティストのKAORUKO氏とコラボレーション。彼女の作品から制作されたペルシャ絨毯を展示(販売も)
会場:ライオンラグス青山店
所在地:東京都区南青山6丁目11-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:10:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7793/

DESIGNART TOKYO 2024 / LIONRUGS × KAORUKO

LIONRUGS × KAORUKO 展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / LIONRUGS × KAORUKO

入店に気後れしてしまいがちな高級店で実際に商品に触れ、購入のきっかけを提供しているのが「DESIGNART TOKYO」の特色の1つ Photo: TEAM TECTURE MAG

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SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」

DESIGNART TOKYO 2024 / SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」

SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

クリエイター:板坂 諭
企画:センプレデザイン、the design labo
概要:the design laboを率いるデザイナーの板坂 諭氏がこれまで手がけた作品の中から、「発酵」をキーワードにセレクトされた〈大阪・関西万博 PASONAパビリオン〉、〈井筒屋〉などのプロジェクト・アイデアを紹介
会場:LIGHT BOX SATELLITE
所在地:東京都港区南青山5丁目15-9 フラット青山1F(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/8388/

DESIGNART TOKYO 2024 / SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」

左上:2020年のデザイナート(代官山会場レポートはこちら)で発表されたアップサイクルチェアを〈発酵した椅子〉として展示(協力:セイショク)/ 右奥:〈キノコが生える椅子〉協力:森産業 Photo: TEAM TECTURE MAG

メッセージ
コロナ以降、菌やカビをはじめとする微生物が人類に与える影響に強い関心を持つようになり、物事を微生物の視点から考えるようになりました。建築の仕事では実現に至らなかったプロジェクトが少なからずあり、それらは「アンビルド」としてお蔵入りとなりますが、その未完成の状態を「デザインの発酵期間」と捉え、そこから新たな価値を見出すようになったのも、この視点の変化が影響しています。
「発酵」とは、産物を腐敗させることなく有益なものへと変化させる現象を指します。自然界で適切な温度と糖があれば発酵が進むように、創造に対する情熱と革新への挑戦を続けることで、デザインもまた「発酵」すると考えています。
この展示ではでは、建築・デザイン・アートという異なる分野の創造が「発酵」によって変容し、成熟していくプロセスをお楽しみください。(板坂 諭)

 

DESIGNART TOKYO 2024 / SATOSHI ITASAKA「Fermenting Forms」

板坂氏が学生時代に描いた建築アイデアの図面をベースに制作された立体作品(協力:箔一、shokolatt 鶴本晶子) Photo: TEAM TECTURE MAG

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外苑前・青山1丁目エリア

沼田愛実 × sync「Sky Pocket」

沼田愛美個展「Sky Pocket」

沼田愛美個展「Sky Pocket」展示風景より Photo: TEAM TECTURE MAG

出展者:sync
アーティスト:沼田愛実
概要:オフィスや商業空間などの各種設計・施工を行うsyncのオフィスが今年6月に青山に移転、1Fに併設されたギャラリースペース・sync publicにて、アーティストの沼田愛実(ぬまたまなみ)氏が個展を開催中。地図の新シリーズより、コミッションワークとして制作した、東京の街を描いた大型作品3点と、架空のまちを俯瞰の地図で描いた小型の作品も展示されている。
会場:sync public
所在地:東京都港区南青山1丁目1-1 新青山ビル 西館1F(Google Map
会期:2024年10月16日(水)~27日(日)
開場時間:10:00-18:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7803/

沼田愛美作品

沼田愛美個展「Sky Pocket」展示風景より、東京のまちを描いた作品群(画像提供:MIRU DESIGN)

沼田愛実氏プロフィール 1993年山口県生まれ。2016年東京学芸大学(教育学部中等教育教員養成課程美術専攻)卒業、2019年東京藝術大学大学院(美術研究科絵画専攻・油画)修了後、フィレンツェに留学。現在は地元・萩市を拠点に、地図や静物をモチーフに、人生をひとつの旅路と捉えたストーリー性のある絵画制作を行っている。

 

沼田愛美個展「Sky Pocket」

沼田愛美個展「Sky Pocket」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG
syncオフィスの空間デザインは、DE-SIGNが担当。インテリアには話題のプロダクツが採用されている

ソニーグループ株式会社様


https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7803/

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Sony Group Creative Center「CREATE MORE FUN」

ソニー「CREATE MORE FUN」展

出展者:ソニーグループ クリエイティブセンター(Sony Group Creative Center)
概要:CMF(Color, Material, Finish:色、素材、仕上げ)の可能性をフィジカルとデジタルの両面から探求する体験型展示
会場:ステラワークス ショールーム(Stellar Works Showroom)
所在地:東京都港区北青山1丁目2-3 青山ビル2F(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:9:00-18:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/8021/

ソニー「CREATE MORE FUN」展

CMF(Color, Material, Finish:色、素材、仕上げ)を表現したデザインツール「CREATE MORE FUN」の展示 Photo: TEAM TECTURE MAG

ソニー「CREATE MORE FUN」展

ステラワークスのソファに腰掛けながら、卓上の4つのキューブを手で回すと、正面スクリーン内に表示される空間のイメージCGが、回したキューブのCMFクラスターに応じて変化する Photo: TEAM TECTURE MAG

クリエイティブセンターでは製品のCMFを検討する際、独自の視点で将来のソニーの製品やサービスに取り入れるべき色や素材を提案する活動も行っています。これらのデザイン領域は、人々の心に深く響く製品やサービスを提供するために大切な要素の一つです。社会背景などの変化によって、同じ素材でも異なる印象を与えるため、クリエイティブセンターでは国内外のデザイナーによるCMFを含むトレンド分析とフィールドリサーチを継続的に実施。それらのリサーチ結果から生活者およびデザイナーの動向を読み解き、将来のトレンドを予見するキーワード、ビジュアル、カラーパレット、サンプル素材をクラスターごとにまとめた「CMFフレームワーク」というツールを作成しています。
「CREATE MORE FUN」は、デンマーク・コペンハーゲンのデザインイベント「3daysofdesign 2024」で好評だった体験型展示です。リサーチ活動を通じてデザイナーが導き出した8つのCMFクラスターを、キュレーションした素材のコレクションと共に紹介します。さらに、「CMFフレームワーク」をインタラクティブなデザインツールとして体験できるプロトタイプの展示では、新たに「ステラワークス」とのコラボレーションも行います。(ソニーグループ 2024年9月18日プレスリリースより)

 

「CREATE MORE FUN」特設サイト
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/CreateMoreFun_designart/

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渋谷エリア

積彩

DESIGNART TOKYO 2024 / SEKISAI

〈年輪の家具〉 画像提供:積彩

出展者:積彩(Sekisai)
概要:パナソニック ホールディングスが開発した植物由来のサスティナブル素材・kinari(キナリ)を3Dプリンティングに活用した共創プロジェクトより、”年輪の家具”と”リーフオブジェ”を展示
会場:100BANCH 3F LOFT / 2F GARAGE
所在地:東京都渋谷区渋谷3丁目27-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:12:00-20:00(※イベント開催時は終了時間まで延長)
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7775/

DESIGNART TOKYO 2024 / SEKISAI

コンピュテーショナルデザインによって樹木の成長過程をシミュレーションし、樹木が持つ生の形状の年輪をそのまま家具に転用した作品 画像提供:積彩

DESIGNART TOKYO 2024 / SEKISAI

パナソニックグループが出展する2025年大阪・関西万博において、同社のパビリオン・ノモの国(設計:永山祐子建築設計 / コンセプトなど詳細はこちら)に設置されるリーフオブジェ。パナソニックが開発した生分解性セルロースファイバー・kinariを大型3Dプリンタで造形。会場内の装飾の一部として用いられたあと、土に還すことができる 画像提供:積彩

「DESIGNART TOKYO 2024」出展に関する積彩プレスリリース(2024年10月18日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000108508.html

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六本木エリア

TAKT PROJECT+大倉山スタジオ「frottage -記憶との再会-」

DESIGNART TOKYO 2024 / 大倉山スタジオ×TAKT PROJECT

TAKT PROJECT × 大倉山スタジオ「frottage -記憶との再会-」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

出展者:大倉山スタジオ
デザイナー:TAKT PROJECT / 吉泉 聡
概要:玄武岩溶岩・火成岩の1種で、阿武隈山系大倉山で採れる伊達冠石(だてかんむりいし)を用いた、風化した表面が褐色・錆色となる石の特質と、採掘の歴史を踏まえたインスタレーション
会場:AXISビル B1F[B111]
所在地:東京都港区六本木5丁目17-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:12:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/8055/

DESIGNART TOKYO 2024 / 大倉山スタジオ×TAKT PROJECT

会場では吉泉氏へのインタビュー映像も上映 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / 大倉山スタジオ×TAKT PROJECT

TAKT PROJECT × 大倉山スタジオ「frottage -記憶との再会-」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / 大倉山スタジオ×TAKT PROJECT

オブジェは椅子としても機能する Photo: TEAM TECTURE MAG

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WhO「WALLPAPER LABYRINTH – デザインが織りなす迷宮」

DESIGNART TOKYO 2024 / WhO(フー)

WhO「WALLPAPER LABYRINTH」展示風景(画像提供:WhO)

出展者:WhO
概要:野原グループが展開する壁紙ブランド・WhO(フー)がデザイナートに初出展。2,800点以上のラインナップから厳選された壁紙による、色彩の迷路をイメージしたインスタレーション
会場:AXISビル B1F[B121]
所在地:東京都港区六本木5丁目17-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00 ※土・日曜は17:00閉場
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7839/

DESIGNART TOKYO 2024 / WhO(フー)

Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / WhO(フー)

Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / WhO(フー)

WhO「WALLPAPER LABYRINTH」展示風景(画像提供:WhO)

出展に関する野原グループプレスリリース(2024年10月8日)
https://whohw.jp/news/designart_tokyo_2024_info/

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アクシスギャラリー「JOINT EXHIBITION:Woodwork」

DESIGNART TOKYO 2024 / AXIS GALLERY

「JOINT EXHIBITION:Woodwork」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

概要:木をベースに作品・製品づくりを行っている、国内外のデザイナー、デザインユニット、ブランド7組による展示
出展者
・CONSENTABLE / 梶谷拓生
・iwakagu
・マルホン
・ODS / 鬼木デザインスタジオ
・SHINYA YAMAMOTO
・髙須 学 / TGDA + 百瀬聡文 / 挽物所639
・tossanaigh(トッサネ)
会場
所在地:東京都港区六本木6丁目17-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00 ※最終日は16:00閉場
入場料:無料

DESIGNART TOKYO 2024 /

TGDA+639による、”分解と再構築”をコンセプトに、制作工程のどこかに意図的なわずかなズレや傾き、回転・反転などの変化・分解を加えて再構築し、計算されたジオメトリーな美しさを追求したプロダクト(画像提供:デザイナート)

DESIGNART TOKYO 2024 / 鬼木デザインスタジオ

Forêt (ODS / 鬼木デザインスタジオ)によるプロジェクト、日本の組子技術を発展させ、立体的に組み付けた〈Forêt(フォレ)〉の最新作 Photo Masayuki Hayashi 画像提供:デザイナート

「DESIGNART TOKYO 2024」に関するアクシスのニュースリリース
「5つの出展会場に12組のクリエイターが集結!」

https://center.axisinc.co.jp/event/2024/984.html

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Paola Lenti × nendo「Hana-arashi 花嵐」

Paola Lenti × nendo「Hana-arashi 花嵐」

Paola Lentiの自社開発ファブリック・Marisを使ったコレクション「花嵐 Hana-arashi」ラインナップ(画像提供:アトランティックカーズ)

出展者:パオラレンティ
デザイナー:nendo / 佐藤オオキ
概要:本来は廃棄処分される余剰生産物に機能と美的価値を回復させる、パオラレンティによる「Mottainai(モッタイナイ)」プロジェクトの第2章として、今春ミラノで発表された、佐藤オオキ氏率いるnendoとのコラボレーションで誕生したコレクション「Hana-arashi」の国内初展示。
会場:Paola Lenti Tokyo
所在地:東京都港区麻布台3丁目5-5(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~11月16日(土)
開場時間:11:00-18:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7810/

Paola Lenti × nendo「Hana-arashi 花嵐」

Paola Lenti × nendo「Hana-arashi 花嵐」

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「DESIGN TOUCH」にあわせて3組3作品を先行展示

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024 / DESIGNART TOKYO 2024サテライト会場

U-30選出作品 AAAQ〈Visible Stress〉展示風景(画像提供:AAAQ)

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7829/

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024 / DESIGNART TOKYO 2024サテライト会場

U-30選出作品 竹下早紀(eeyo〉 Photo: TEAM TECTURE MAG

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7824/

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024 / DESIGNART TOKYO 2024サテライト会場

若田勇輔「RE-47」プロジェクト(一部) Photo: TEAM TECTURE MAG

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7832/

出展者
クリエイター:AAAQ、竹下早紀、若田勇輔
概要:U-30選出作家を含む、若手クリエイター3組の作品展示
会場:東京ミッドタウン ガレリア 2F各所
所在地:東京都港区赤坂9丁目7-1(Google Map
会期:2024年10月11日(金)~11月4日(月)
開場時間:11:00-20:00
入場料:無料

『TECTURE MAG』による「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024」会場レポート

“つむぐデザイン”をテーマに「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024」開催中、11/4まで

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渡辺 祐「Radiance of Nature with Urushi」

DESIGNART TOKYO 2024 / Radiance of Nature with Urushi

渡辺 祐「Radiance of Nature with Urushi」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

デザイナー:YU WATANABE / 渡辺 祐
制作協力:佐藤喜代松商店。竹又 中川竹材商店
概要:日本の伝統工芸および技術を未来へつないでいく、京都の漆会社および漆職人・竹細工職人とのコラボレーションプロジェクト。谷崎潤一郎著『陰翳礼讃』に象徴される、暗闇をも美として捉える日本の美意識のもと制作した照明器具の展示。
会場:ギャラリー foundation
所在地:東京都港区赤坂9丁目5-12 パークサイドシックス B1F-C(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

「Radiance of Nature with Urushi」
https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7843/

DESIGNART TOKYO 2024 / Radiance of Nature with Urushi

サイズは最大で5.5尺、色は黒と透け漆による茶色。金属製の天地のソケット部分も本体(竹製)と違和感のない同じ仕上げ Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

ギャラリー foundation では、U-30選出の作家・池辺ヒロト氏による作品展示「COCOON ANATOMY」も併催 Photo: TEAM TECTURE MAG

COCOON ANATOMY
https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7821/

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銀座・日比谷・東京駅周辺エリア

アクアクララ × HONOKA「Trace of Water -水の痕跡-」

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water – 水の痕跡 – 」展示風景 画像提供:HONOKA

出展者:アクアクララ、HONOKA
クリエイター:HONOKA
ライティング協力:YAMAGIWA
概要:デザインラボ・HONOKAと、ウォーターサーバーを提供するアクアクララ社によるプロジェクトの成果展示。本来は廃棄される予定のポリカーボネート製ウォーターボトルをアップサイクル、建材・インテリアやプロダクトとしての可能性を追求している
会場:日比谷 OKUROJI [H05]
所在地:東京都千代田区内幸町1丁目7-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-20:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7826/

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

アクアクララのウォーターサーバーで使用されているポリカーボネート製ウォーターボトル(イメージ画像提供:アクアクララ)

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

3Dプリンターと手作業でつくられたマテリアルのサンプル Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

「Trace of Water」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

アップサイクルマテリアルの後ろ直管型照明が配列されているように見えるが、背面は白い壁で、上下からライティングによる反射で、HONOKAがイメージした空間を実現している(協力:YAMAGIWA) Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024 / アクアクララ×HONOKA

空間デザインの可能性を拡げる提案展示 Photo: TEAM TECTURE MAG

「DESIGNART TOKYO 2024」出展に関するアクアクララ プレスリリース(2024年10月22日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000001717.html

「TRACE OF WATER」公式ウェブサイト
https://traceofwater.com

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CYUON × 小川直人「scape fold」

DESIGNART TOKYO 2024 / CYUON

Photo: TEAM TECTURE MAG

出展者:CYUON
デザイナー:小川直人(乃村工藝社)
概要:広島・福山市のパウダーコーティングファクトリー・SIRIUS(シリウス)社による、粉体塗装の可能性に挑戦するプロジェクト・CYUON(キュオン)を仕上げに用いた家具の展示
会場:日比谷 OKUROJI [Front of H03]
所在地:東京都千代田区内幸町1丁目7-1(Google Map
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:10:00-22:00 ※変更される場合あり
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7819/

DESIGNART TOKYO 2024 / CYUON

手前の作品をはじめ(1点を除いて)椅子に座ることもできる Photo: TEAM TECTURE MAG

コンセプト
例えば夜と朝が入れ替わる瞬間にほんのりと染まる空
底が見えないほど深い海に差し込む光
私たちが美しいと感じる風景は複雑なグラデーションで構成されていて
色の連なりはどこまでも途切れず続いていくような感覚を覚える
scape foldはそのような美しい風景を恣意的に切り取り
粉体塗装によるグラデーションで景色を再現
1枚の金属板を折り畳んでいくことで色に輪郭を与え
色から生まれた形が家具のようなふるまいをし
景色が人々の居場所になることを目指した

デザイナー 小川直人

 

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落合陽一 個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」

落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」

クリエイター:落合陽一
概要
会場:BAG(Brillia Art Gallery)+1、BAG+2
所在地:東京都中央区京橋3丁目6−18(Google Map
会期:2024年年9月7日(土)~ 10月27日(日) ※月曜休館
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

本展詳細 / BAGウェブサイト
https://www.brillia-art.com/bag/exhibition/22.html

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日本製鉄 × 米田充彦「ブリキのリデザイン展」第二弾

DESIGNART TOKYO 2024

「ブリキのリデザイン展 2024」展示風景 Photo: TEAM TECTURE MAG

出展者:日本製鉄
デザイナー:米田充彦
概要:昨年同様に、ブリキ素材の新たな可能性を探るインスタレーション、今年の展示テーマは「住空間と鉄」と「食と鉄」
会場:keshiki B1F
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5 兜町第6平和ビル B1F(Google Map)※1F店舗[Just Pho You]内 奥の階段下ル
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7799/

DESIGNART TOKYO 2024

エンボスウォールパネル Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

既存建物をリノベーションした本会場は、元は銀行の金庫室だったため、壁の一部が鉄板で覆われており、壁の展示は全てマグネットによる脱着が可能 Photo: TEAM TECTURE MAG

DESIGNART TOKYO 2024

昨年の来場者アンケートなどをもとに、今年は建築関係者を意識したデザイン提案となっている Photo: TEAM TECTURE MAG

「DESIGNART TOKYO 2024」出展に関する日本製鐵プレスリリース(2024年10月10日)
https://www.nipponsteel.com/news/20241010_100.html

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藁作家ユニット・Straft「NEST」

DESIGNART TOKYO 2024 / U-30 / Straft / 石井珠樹+山上和真

Photo: TEAM TECTURE MAG

デザイナー:Straft / 石井珠樹+山上和真 ※U-30選出
概要:Straftは稲藁を素材に創作活動を行っている藁作家の石井珠樹、山上和真の両氏によるデザインユニットの作品展示
会場:keshiki B1F “AA”
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5 兜町第6平和ビル B1F(Google Map)※1F店舗[Just Pho You]内 奥の階段下ル
会期:2024年10月18日(金)~27日(日)
開場時間:11:00-19:00
入場料:無料

https://designart.jp/designarttokyo2024/exhibitions/7830/

DESIGNART TOKYO 2024 / U-30 / Straft / 石井珠樹+山上和真

Photo: TEAM TECTURE MAG

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DESIGNART TOKYO 2024

「DESIGNART TOKYO 2024」Webサイト
https://designart.jp/designarttokyo2024/

「DESIGNART TOKYO」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/designart_tokyo/

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