建築を学ぶ学生たちに、実社会で活躍するチャンスを。
日本最大級の建築展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」の特別企画として『学生プロジェクトデザインコンペティション2025』が開催されます。新しい発想や熱意を形にし、同じ志を持つ仲間や業界プロフェッショナルとの出会い・発信の場を得る、唯一無二のコンペティションです。
第4回目となる今回のテーマは「日常に風景をつくる」。建築に関心を持つ学生・研究室・団体を対象に、現在構想中または進行中のプロジェクトが広く募集されます。最終審査は公開形式で実施。選出作品は展示とプレゼンテーションを通じ、社会や業界関係者に向けて、学生たち自らの言葉で建築の可能性が語られます。

2024年度の受賞者 ©︎一般社団法人日本能率協会
今回のテーマ「日常に風景をつくる」は、建築が地域や社会の中でどのように日常と結びつき、風景として立ち上がるかを問いかけるものです。リノベーションや地域資源の活用、空間の再解釈など、多様なアプローチが期待されており、敷地や用途の制限はありません。
社会の変化に寄り添いながら、建築が果たすべき役割を再考するプロジェクトの提案が求められています。
プレゼンテーション形式で提出される応募書類は、一次審査で選出された7作品が最終公開審査へと進みます。最終審査は10月28日(火)に都内で実施され、審査の上で最優秀賞1点、審査員賞6点が決定されます。
また、応募作品のうち、一次審査を通過した約30作品は、2025年11月19日(水)〜21日(金)の「Japan Home & Building Show 2025」会期中、東京ビッグサイトの特設展示エリアにてパネル展示として紹介されます。さらに、11月20日(木)には審査員によるトークセッションと受賞者によるプレゼンテーションイベントの開催も予定されています。
■応募概要
テーマ:「日常に風景をつくる」
対象:建築学系の学生(個人)や研究室、建築系サークル・学生団体(個人・団体ともに応募可能)
応募締切:2025年9月20日(土) 23:59まで
審査スケジュール:
・一次審査:書類選考(9月末)
・公開審査:10月28日(火)都内開催
賞金:
・最優秀賞:1点/賞金15万円
・審査員賞:6点/各3万円
応募方法:応募フォーム(https://school.jma.or.jp/s/NiaCN)に登録の上、データを提出
提出物:A1縦サイズのプレゼンシート1枚(PDF推奨/JPEG可/10MB以下)
審査員
左から、家成氏、庵原氏、勝亦氏、神本氏、田島氏、山本氏 ©︎一般社団法人日本能率協会
- 家成 俊勝 / dot architects/京都芸術大学教授
- 庵原 義隆 / 一級建築士事務所 YY architects 主宰
- 勝亦 優祐 / 勝亦丸山建築計画 代表
- 神本 豊秋 / 再生建築研究所 代表取締役
- 田島 則行 / 千葉工業大学 教授/テレデザイン 代表
- 山本 想太郎 / 山本想太郎設計アトリエ 代表 HEAD研究会 副理事長
本コンペティションは、建築教育におけるアウトプットの場であると同時に、展示会に来場する企業や実務者という社会との接点としても機能します。来場者数は約27,000人(同時開催展含む)を見込み、提案の社会的インパクトや将来的な協働の可能性にも注目が集まります。
学生だからこそ提示できる視点と、リアリティのある構想を携えた建築的提案が、この会場でどのような風景を立ち上げるのか。学生の実験的な取り組みが、社会や業界を巻き込む実装へと展開するきっかけとなるでしょう。
会期:2025年11月19日(水)~21日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟(有明)
来場予定:約27,000人(同時開催展含む)
同時開催:アジア・ファニシングフェア2025、JAPANTEX2025、ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025など
【 本コンペティションに関するお問い合わせ先 】
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター:石郷岡、小畑、西村
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-1988
E-mail:jhbs@jma.or.jp
トップ画像:©︎一般社団法人日本能率協会
参照:一般社団法人日本能率協会プレスリリース