建築家の伊東豊雄氏の設計によるワイナリーと同地における計画概要が、事業主であるJapan Go Round(代表取締役:塩川一樹)より発表されました。
2027年秋に開業予定の会員制ホームワイナリー事業「La Maison Rustique(ラ・メゾン・リュスティック)」の主要施設で、同社が発表した事業構想によれば、伊東豊雄建築に面した敷地にて、赤ワインと白ワインをつくるための約5,000本の苗木の植え付けを今春より開始するとのこと。
なお、伊東豊雄氏は、2011年にオープンした〈伊東豊雄建築ミュージアム〉がある愛媛県今治市大三島において、2012年より「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」を島の有志らとともにスタート。同島にて栽培放棄されてたみかん畑を醸造用ぶどう栽培に切り替えてワイン製造を行う団体・大三島みんなのワイナリーの代表を長年にわたり務めています(ワイン愛好家でもある)。
伊東豊雄建築設計事務所が手がけるワイナリーは、諏訪大社の大祭・御柱祭の舞台の1つである東御(とうみ)の風景や風土と調和し、地域への敬意と和心(わしん)を感じさせる建物として設計され、東御に引き継がれてきた思想や土地の記憶を大切にしながら、自然と人、人と人が穏やかにつながる空間づくりを目指しているとのこと。
リュスティックとは、フランス語で「田舎」を意味します。新しい田舎の在り方を提案するとともに、会員の方が人生において大切にしたいものに、じっくりと時間をかけて向き合える場を創造します。
計画地の長野県東御市は、古くからぶどう栽培が盛んな”千曲川ワインバレー”と称されるエリアの一角に位置しています。川沿いに広がる標高差のある地形と、晴天率の高い、冷涼・乾燥した気候に恵まれた、日本有数の高品質ワイン産地のひとつです。東御市は現在、15軒のワイナリーがワイン造りに取り組んでおり、ワイナリーの成長地域であるとのこと。そしてこの丘陵地はかつて、シルク生産を支えた桑畑が広がり、その一部は時代の変化と人口減少の中で移り変わってきたといいます。Japan Go Round社では、先人たちがその土地を葡萄畑としてよみがえらせてきた歩みに敬意を払いながら、会員である”Famille(ファミーユ)”とともに、葡萄畑とワイナリーを育て、東御から世界と日本をつなぐワインを生み出すことを目指します。
1.標高900mの冷涼で昼夜差の大きい気候を生かしたワイン造り
2.プリツカー賞受賞建築家による施設設計と、「豊かな時間」を提供する交流・体験プログラム
3.ツアー事業との連携によるテロワール体験
4.田舎の我が家に帰るような時間の積み重ねと信頼を基盤としたあたたかなコミュニティ
5.世代を超えて継承される、未来への価値創造
Japan Go Round 会社概要
2024年10月創業。ワイン・旅・宿泊を通して、地域の風土と人の情熱を未来へと紡ぐ「循環」をデザインするリーディングカンパニー。
自社ワイナリー「La Maison Rustique」の運営に加え、旅行会社機能を融合し、ワイナリーが位置する千曲川ワインバレーを訪れる人々を案内する旅「風土につかる旅。」をコンセプトにしたテロワールツーリズムを展開する。 持続可能かつ高付加価値な滞在型観光の実現を目指し、「めぐる日本、出会う未来。」という理念のもと、第3次産業である観光と農(第1次産業)を結び付けた新しいビジネスモデルを提案。ウェブサイト
https://japan-go-round.com/