アアルトの名作椅子〈stool 60〉をキャンバスに安藤忠雄氏ら15組のクリエイターが制作した”世界に1脚だけ”の作品を展示、チャリティーオークションで販売する「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」(インターオフィス創業50周年イベント) - TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア
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アアルトの名作椅子〈stool 60〉をキャンバスに安藤忠雄氏ら15組のクリエイターが制作した”世界に1脚だけ”の作品を展示、チャリティーオークションで販売する「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」(インターオフィス創業50周年イベント)

チャリティーオークション「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」

安藤忠雄氏ら15組がアアルトの〈stool 60〉をキャンバスに“世界に1脚だけの作品”を制作(インターオフィス創業50周年イベント)

ヨーロッパ製オフィス家具などの輸入・販売をはじめ空間デザインの提案も行なっているインターオフィス(代表取締役CEO:岩下雅則)の東京本社にて、アルヴァ・アアルト(1898-1976)の名作椅子〈スツール60〉をキャンバスに15組のクリエイターが制作した“世界に1脚だけの作品”を展示・販売するイベント「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」が開催されています(このあと、大阪、福岡、東京・外苑前の3会場に巡回)。

インターオフィスの創業50周年を記念したイベントで、テーマに掲げた「長く使えるもの」の価値を次の世代へつなぐことを目的とした、同社のこれまでの歩みを象徴した企画・展示となっています。

stool 60

〈stool 60(スツール60)〉 ©︎artek

「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」には、これまでインターオフィスと協働してきた建築家、デザイナー、アーティストら15組(下記)が参加。それぞれの視点で〈スツール60〉に手を加えて制作した15作品を展示しています。
これらの”世界で1脚だけ”のスツールはサイレントオークション形式で販売され、売上は全額、建築家の安藤忠雄氏の設計・寄贈で知られる文化施設〈こども本の森〉に寄付されるとのこと。

参加クリエイターと作品

参加クリエイター(順不同、敬称略):安藤忠雄(建築家)、岸 和郎+象彦(建築家+京漆匠)、押野見邦英(建築家)、SAKUMAESHIMA(建築設計)、二俣公一(空間・プロダクトデザイナー)、Artello(アーティスト)、AWATSUJI design(グラフィックデザイン)、川村明子(クリエイティブディレクター)、NDC Graphics(グラフィックデザイン)、嶌原佑矢(写真家)、長谷川健太(写真家)、黒田美津子(インテリアスタイリスト)、織田憲嗣(椅子研究家)、齊藤太一(造園家)、深澤直人(プロダクトデザイナー)

インターオフィス創業50周年記念 チャリティーオークション「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」出展作品

インターオフィス創業50周年記念 チャリティーオークション「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」出展作品

見どころは1脚ごとに異なる解釈とアプローチ

本企画に参加した15組のクリエーターは、それぞれアアルトの名作椅子〈スツール60〉という共通のプロダクトに向き合いながら、素材に手を加え、構造を読み替え、あるいは視点をずらすことで、1脚ごとに異なる表情を持つ作品が生まれています。完成された名作に対して、何を受け継ぎ、どこに手を加え、どこに触れないのか。その判断の積み重ねが、異なる表情となってそれぞれのスツールに現れているとのこと。

15作品とクリエイタープロフィール

安藤忠雄〈「青春」のイス〉

安藤忠雄(建築家)「青春」のイス

安藤忠雄〈「青春」のイス〉

安藤忠雄:1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、69年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に、光の教会、六甲の集合住宅、フォートワース現代美術館、地中美術館、こども本の森 中之島、ブルス・ドゥ・コメルスなどがある。1979年に住吉の長屋で日本建築学会賞、そのほか、1995年プリツカー賞、2005年国際建築家連合ゴールドメダル、2010年文化勲章、2021年フランス レジオン・ドヌール勲章コマンドゥールなど受賞多数。イエール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。1997年に東京大学教授に就任、現在名誉教授

岸 和郎+象彦〈Artek Stool 60 – 漆_japan〉

岸 和郎+象彦:Artek Stool 60 – 漆_japan

岸 和郎+象彦〈Artek Stool 60 – 漆_japan〉

岸 和郎:K.ASSOCIATES / Architects 主宰。京都工芸繊維大学名誉教授、京都大学名誉教授。AIA Honorary Fellow。現在、京都美術工芸大学大学院特別教授。UC バークレー、MIT で客員教授を歴任。日本建築家協会新人賞、日本建築学会賞など、国内外において受賞多数。主な作品に、日本橋の家、紫野和久傳、京都芸術大学望天館、新行政棟・文化庁移転施設などがある。各国より作品集多数出版。
本作制作にあたり、京漆の象彦が制作協力した

押野見邦英〈Artek Quadrant〉

押野見邦英:Artek Quadrant

押野見邦英〈Artek Quadrant〉

押野見邦英:鹿島建設設計部長を経て、横国大大学院、東工大や芝浦工大等で教育に関わる一方、k/o design studio にて建築やインテリアや家具を手がけ、グッドデザイン賞やベストオブイヤー賞等の国内外デザイン賞を受賞。近作に、洗足学園シルバーマウンテン(Silver Mountain)とレッドクリフ(eキューブ)のほか、ヒノキタワーのインテリア、家具のキュビストシーティングなどがある

SAKUMAESHIMA〈Stool60とシワ〉

SAKUMAESHIMA〈Stool60とシワ〉

SAKUMAESHIMA〈Stool60とシワ〉

SAKUMAESHIMA:東京の原宿を起点に、建築家の朔 永吉と前嶋章太郎が2016年に設立した建築設計事務所。住宅や商業施設などの建築設計をはじめ、オフィス・店舗等の内装設計、展覧会の会場構成、プロダクトデザインなど、コラボレーションを大切にプロジェクトに取り組んでいる。既存のものを活かし、余分なエレメントを再解釈しながら価値を最大化することを目指す。それぞれのプロジェクトが発生した背景、環境、ストーリーを大切にしながら、対話を重ね、デザインを行なっている

二俣公一〈Birthday Stool 50〉

二俣公一〈Birthday Stool 50〉

二俣公一〈Birthday Stool 50〉

二俣公一:福岡と東京を拠点に空間設計を軸とするケース・リアルとプロダクトデザインに特化するKOICHI FUTATSUMATA STUDIOを主宰。主な空間プロジェクトに、スキンケアブランドのAesop(イソップ)、BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)、和菓子店 鈴懸、DDD HOTELなどの店舗・ホテルの内装デザインなどがある。プロダクトでは、真空管アンプ〈22〉がサンフランシスコ近代美術館の永久所蔵品となっているほか、KIULU BENCH(アルテック)、SAND(天童木工)、ESKER、No8(ともにE&Y)をリリースするなど、国内外のブランドとの恊働多数。JCDアワード(現・日本空間デザイン賞)金賞、Design Anthologyアワード インテリアデザイナーオブザイヤーなど受賞多数

Artello〈Kami Series1-4〉

Artello〈Kami Series1-4〉

Artello〈Kami Series1-4〉

Artello(アルテロ):カナダを拠点に活動するジュディ・チャン(Judi Chan)とキース=イン・サン(Keith-yin Sun)によるアーティストデュオ。かたちあるものと、かたちにならない感覚。そのあいだに生まれる関係性を手がかりに、視覚表現を通して、言葉を超えた物語を紡いでいる。あらゆる創造の領域に内在する普遍的な調和に関心を寄せ、コンセプチュアルでありながらクラフト=手仕事に根ざした手法で作品を制作。インターオフィスとは、Fittingboxのロゴマークのデザインやイラストの制作で協働している

AWATSUJI design〈PLAY THE STOOL〉

AWATSUJI design〈PLAY THE STOOL〉

AWATSUJI design〈PLAY THE STOOL〉

粟辻デザイン / AWATSUJI design:粟辻美早と粟辻麻喜を中心に1995年に設立されたデザインスタジオ。パッケージ、エディトリアル、サイン、空間計画などのデザインを幅広く手がけている。亡父・粟辻 博(1929-1995)によるテキスタイルデザインの系譜も受け継ぎ、日常に根ざした明快で美しいデザインを追究している。インターオフィスのリテールストア[MAARKET]のロゴデザインを担当

川村明子〈Awaken your brain, imagine tomorrow.〉

川村明子〈Awaken your brain, imagine tomorrow.〉

川村明子〈Awaken your brain, imagine tomorrow.〉

川村明子:愛知県豊川市出身。米国・ニューヨークにある美術大学 School Of Visual ArtsのGraphic Design学部卒業。Rhodes Family Award 受賞。帰国後、企業での勤務を経て、デザイン会社 Double Ow Eight を設立。2000年ヴィーガンカフェの草分け8tablishを創業。2014年にApollo&Char Company設立して以降は、企業のブランディング、ロゴやパッケージデザインやコンサルティングを多数手がける。2000年に富山県射水市で地域創生事業に関わり、2024年10月建築・ライフスタイルショールーム・House of Zutto TOYAMAを開設。建築・インテリアデザインからブランディング、グラフィックデザイン、イラストまでライフスタイル全般のデザインを手がけている

NDC Graphics〈座りたい、触りたい、愛でたい。〉

NDC Graphics〈座りたい、触りたい、愛でたい。〉

NDC Graphics〈座りたい、触りたい、愛でたい。〉

NDC Graphics:人と人・人とモノ・人と環境の間にあるさまざまな問題をデザインによって解決し、気持ちのいい生活を実現することを目指すデザイン集団。多様なデザイン分野を個別に考えるのではなく、それらを関係づけて、生活の視点で統合している。グラフィックデザインの分野を超えて、チームワーク、クラフトマンシップとネットワークで「快適な空間」をつくりだしている

嶌原佑矢〈Stool 60 Cyanotype〉

嶌原佑矢〈Stool 60 Cyanotype〉

嶌原佑矢〈Stool 60 Cyanotype〉

嶌原佑矢:1985年生まれ、大阪府出身。2013年出版社勤務後、2018年に独立。ファッションを軸に、ポートレイト、風景、静物まで幅広いジャンルの撮影を手がける。被写体の空気感や佇まいを丁寧にすくい取る表現を特徴とし、数多くの雑誌、広告、カタログで活躍。インターオフィスとは、[MAARKET]のスタイリング写真において継続的に協働している

長谷川健太〈DESULTRY STOOL STUDIES: A VISUAL REFERENCE〉

長谷川健太〈DESULTRY STOOL STUDIES: A VISUAL REFERENCE〉

長谷川健太〈DESULTRY STOOL STUDIES: A VISUAL REFERENCE〉

長谷川健太:1983年静岡生まれ。2005年東京工芸大学写真学科を卒業後、2005年より建築写真事務所ZOOMにて、白鳥美雄、淺川 敏に師事。2010年に独立。建築やインテリア、プロダクトの撮影を主に活動する。個人やその周辺、社会、空間が多層化、複雑化している状況を写真によって小さな単位として切り取ることで、事象を抽象化、単純化していくことをコンセプトに撮影を行なっている

黒田美津子〈Long Trail Runnin’〉

黒田美津子〈Long Trail Runnin’〉

黒田美津子〈Long Trail Runnin’〉

黒田美津子:多数の女性誌・デザイン誌でデザイン・インテリア関連記事の編集、執筆、スタイリングを担当。現在は雑誌、書籍の編集や撮影のためのスタイリングをはじめ、広告美術、住宅や展示会、商業施設、店舗、美術館、個人邸など、さまざまな空間のインテリアと空間演出を手がけている。2024年に群馬県北軽井沢にアトリエ[Laboratoryy|Fern]。キュレーションスペース[Laboratoryy|Barn]を開設

織田憲嗣〈SAVOYの迷宮〉

織田憲嗣〈SAVOYの迷宮〉

織田憲嗣〈SAVOYの迷宮〉

織田憲嗣:1946年高知県生まれ。大阪高島屋宣伝部入社、1979年に独立後、椅子の研究室「CHAIRS?」を妹尾衣子とともに立ち上げる。1994年椅子コレクションとともに北海道へ移住。北海道東海大学芸術工学部(当時)教授、特任教授を経て、現在は東海大学名誉教授、北海道東川町文化芸術アドバイザーを務める

齊藤太一〈monkey stool 60人(サル)の腰掛け〉

齊藤太一〈monkey stool 60人(サル)の腰掛け〉

齊藤太一〈monkey stool 60人(サル)の腰掛け〉

齊藤太一:1983年生まれ、岩手県出身。造園家。高校在学中から独学で造園を始める。2002年に都内で園芸事業を創業、2011年DAISHIZEN設立。 SOLSOやKEEPGREENなどの緑化ブランドの運営を行うかたわら、自然と建築と人との調和を目指した造園を得意とし、建築のコンセプト段階よりプロジェクトに参画。建築家と協働したプロジェクトも多数。グリーンディレクションやランドスケープデザインなど、植栽の第一人者として多数の案件を手がけ、自身のクリエイティブ活動にも注力している

深澤直人〈Untitled〉

深澤直人〈Untitled〉

深澤直人〈Untitled〉

深澤直人:1956年山梨県生まれ。デザイナーの個性を主張するのではなく、生活者の視点にたって人の想いを可視化する、静かでありながら力強いデザインに定評があり、世界で最も影響力のあるデザイナーの1人。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで、手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。イサム・ノグチ賞、Collab Design Excellence Awardsなど受賞多数。2007年英国王室芸術協会よりロイヤルデザイナー・フォー・インダストリーの称号を授与。2025年ロエベ ファンデーション クラフト プライズ(LOEWE FOUNDATION Craft Prize)審査委員。日本民藝館館長、多摩美術大学副学長を務める

「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」開催概要

会期:2026年1月15日(木)〜2月24日(火)
会場:会場:インターオフィス東京本社(東京都港区南青山1丁目2-6 ラティス青山スクエア6F / Google Map
※入館は要予約

会期:2026年3月2日(月)〜4月3日(金)
会場:インターオフィス大阪支店(大阪府大阪市西区北堀江1丁目19-1 八光心斎橋Air Bldg./ Google Map
※入館は要予約

会期:2026年4月8日(水)〜4月17日(金)
会場:インターオフィス福岡支店(福岡県福岡市中央区警固1丁目4-24 / Google Map
※入館は要予約

会期:2026年4月23日(木)〜5月12日(火)
会場:MAARKET(東京都港区北青山2丁目7-15 / Google Map
※予約不要

インターオフィス創業50周年記念 チャリティーオークション「One Stool, One Story Interoffice 50th Anniversary Charity Auction」4会場

左上から時計回りに、インターオフィス東京本社(東京・青山)、インターオフィス大阪支店(大阪・北堀江)、インターオフィス福岡支店(福岡・警固)、MAARKET(東京・外苑前)

インターオフィス50周年特設サイト
https://interoffice50th.jp/

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[Movie] Explanation of "Club Office"

【動画】最先端の“クラブオフィス”をインターオフィスが解説!
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【Movie】柔軟な働き方を可能にする「ダイナミック スペース」とは!?

インターオフィスがヴィトラと提案する 新しいワークプレイス
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インターオフィスの福岡支店・ショールームがオープン

二俣公一氏が設計、"ショーケース"展示はデンマークブランドのMuuto(ムート)をピックアップ

アアルト〈stool 60〉TOPICS

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〈スツール 60〉誕生90周年を祝うインスタレーション

アルテックと田根剛氏による「Celebrating 90 years of Stool 60」を銀座・Dover Street Market Ginzaにて4/24まで開催
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「Hackability of the Stool at Artek Tokyo Store」

元木大輔とDDAA LABによる〈Stool 60〉"改造プロジェクト"で誕生した作品をアルテックの日本直営店で展示

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