国内最大級のシェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を展開するSANU(代表取締役:福島 弦)が、施設における新たな建築モデル〈HIKE(ハイク)〉を発表しました。
設計パートナーに迎えたのは、Puddle(パドル)を率いる建築家の加藤匡毅氏。加藤氏とタッグを組むのは、2023年に発表し、千葉・市川市で営業中の”海SANU”こと〈SANU LOFT SKY〉以来、2度目となります。

〈SANU HIKE 軽井沢〉外観イメージ
新たな建築モデル「HIKE(ハイク)」という名称には、ハイキングの途中にひらく感覚や小さな気づきに価値を置くまなざしが込められています。2021年に東京の住まいを引き払い、軽井沢に仕事と生活の拠点を構えている加藤氏が、同地にて暮らすなかで積み重ねてきた身体感覚を起点に設計しました。都市のスピードをいったん手放し、自然のリズムに身を委ねる時間を、建築としてかたちにしてるとのこと。

スキップフロアとなる〈HIKE〉断面イメージ ©︎Masaki Kato

〈HIKE」平面イメージ ©︎Masaki Kato
広さは室内79.14m²+バルコニー 10.23m²のラージタイプ、最大6名まで利用可能。スキップフロアで構成され、窓外には浅間山を望みます。プライベートサウナや愛犬同伴可の客室なども用意され、滞在を特別なイベントではなく日常の延長として捉え、“暮らすように過ごす”滞在体験が提供されます。
第1弾は、長野県北佐久郡軽井沢町に建設中で今冬開業予定の〈HIKE 軽井沢〉の予定です(共同所有型セカンドホームサービス「SANU 2nd Home Co-Owners」にて2月28日 11:00発売予定)。
〈HIKE 軽井沢〉の客室数は7。外装には、経年変化とともに馴染んでいく素材として長野県産杉材を採用。庭は、浅間山周辺の植生遷移の歴史をベースに、竣工から十数年かけて風景が育っていく「時間を育てる庭」です。また、SANUとして初めて、共有利用の焚き火台 とハーブガーデン などを設け、滞在者同士がゆるやかにつながる「余白」を意識して計画されているのが特徴です。

〈SANU HIKE 軽井沢〉外観イメージ

1階 ダイニング

1階 ダイニングからスキップフロアの中2階方向の眺め

中2階から1階 ダイニング 見下ろし

2階 寝室と眺望イメージ

プライベートサウナ付きタイプ 平面図

1階 ダイニングからの眺望イメージ

プライベートサウナ
# SANU YouTube:SANU 2nd Home Co-Owners|HIKE 軽井沢 Concept movie(2026/02/26)
〈HIKE 軽井沢〉では、同エリアに学校を構える、自然教育・探究教育を重視する「イートンハウスナショナルインターナショナルスクール」との連携が計画されています。子どもの教育を考えて都市部から移住するファミリー層が今後増える可能性を考慮してのことで、まずはサマースクール連携からスタートするとのこと。
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町
事業主・プロデュース:SANU
実施設計・インテリアデザイン:Puddle(代表 加藤匡毅)
構造設計:エヌ・シー・エヌ
施工:松代建設工業
ランドスケープデザイン:グリーンワイズ
構造:木造
延床面積:89.37m²(室内79.14m²+バルコニー 10.23m²)
※一部客室はプライベートサウナ(サウナ 1.80m²)付き・愛犬同伴可能
客室数:7室(通常タイプ 4室、犬同伴可タイプ 3室)
収容人数:最大6名(2F:ダブルベッド×2、中2階用追加寝具シングル×2)
販売価格(税込):730万円
完成・開業予定:2026年冬
発売日:2026年2月28日(土)11:00
詳細
https://www.sa-nu.com/lp/co-owners/2602-01
デザイナープロフィール
加藤匡毅(かとう まさき)一級建築士。工学院大学建築学科卒業。隈研吾建築都市設計事務所、IDEEなどを経て、2012年にPuddle設立。現在、同事務所代表を務める。
その土地で育まれた素材を用い、人の手によってつくられた美しく変化していく空間設計を通じ、そこで過ごす人の居心地良さを探求し続ける。これまで15を超える国での建築・インテリアを設計。主な作品に、〈% ARABICA 初期30 Stores design〉〈DANDELION CHOCOLATE Japan/USA〉〈Sequence Miyashita park〉〈AGNÈS B. JAPAN Head office〉〈SANU LOFT SKY〉などがある。著書に『カフェの空間学 世界のデザイン手法』『カフェの設計学 計画とディテール』(ともに学芸出版社)がある
第6弾の〈HIKE〉を含め、「SANU 2nd home」における建築シリーズは、さまざまな自然に囲まれた土地に展開できるオリジナルプロダクトとして設計されています(各タイプの詳細は、過去の『TECTURE MAG』でのニュース、インタビューや宿泊レポートなどで紹介)。

追補:SANU プレスリリース「建築ラインナップの名称を変更」を発表(2024年4月16日)
・旧 SANU CABIN → SANU CABIN BEE
・旧 SANU APARTMENT → SANU LOFT SKY
・旧 SANU CONDOMINIUM → SANU STUDIO RAY