ジンズ(JINS)の新たな複合店舗〈JINS PARK〉が群馬県前橋市にオープンします(ジンズ プレスリリース)。
アイウエアブランド「JINS」は今年、立ち上げから20周年を迎えます。さらに、〈JINS PARK〉が開業する前橋市は、同社の代表取締役CEOを務める⽥中 仁氏の出身地であり、JINS創業の地。さらに前橋市は、まちの活性化を目指す再生プロジェクト「前橋モデル」が田中仁財団が中心となって進められており、昨年は藤本壮介氏が手がけた〈白井屋ホテル〉が開業するなど、注目の地方都市です。
JINSにとってそのような背景をもつ前橋から、新たな価値を提供し、地域への貢献を目指すのが〈JINS PARK〉です。
建物の設計は、建築家の永山祐子氏が担当。建物全体が宙に浮いたような軽快なデザイン。外壁と屋根の素材は銅板です。
内部は、吹き抜けの大階段からの自然光を活かした明るい空間。2層の吹き抜けにすることで、開放的な空間を演出します。
扇状に上へと広がる大階段は、丘に腰を下ろすようにして、人々が段差に腰掛けることができるコミュニティスペースでもあります。
JINSの歴史上、最⼤の⾯積を有するこちらの店舗では、主力商品であるアイウェアブランド「JINS」の展開はもちろんのこと、同社が新規事業として立ち上げたベーカリー&カフェ「EVERYPAN(エブリパン)」が併設されるのが特筆点です。
訪れるたびに新しい出会いがあり、またさまざまな体験を連続して得られるよう、プロダクトの「JINS」の売り場とエブリパンの販売スペースはあえて仕切りなし。人々が⾃由に回遊できるようにしています。
什器はやぐらをイメージしたデザインで、照明の役割も果たします。
1階にはベンチを設け、さらに2階の屋上テラスには、芝生を敷き詰めた「うえひろば」を用意。地域の人々が気軽に過ごせる屋外空間となっています。
独創的な建物を立体的に設計することで、2階にも価値を創造。滞在型の施設として、誰にとっても居心地が良いと感じられる空間を目指しました。
なお、施設名の「PARK」とは、公園のように「みんなの場所」を目指すという想いが込められています。
「うえひろば」などのスペースでは、JINS主催のイベントだけでなく、地域の人々がワークショップなどのイベントを⾏える空間として貸し出される予定です。今後は、新たな交流が⽣まれる場となることを⽬指して運営されます。(en)
〈JINS PARK〉施設概要
所在地:群馬県前橋市川原町1-21-9
開業日:2021年4月29日(木・祝)
営業時間:11:00-20:00(初日の4⽉29⽇のみ12:00オープン)
敷地面積:1720.64m²(520.49坪)
建築面積:延べ499.33m²(151.31坪)
駐車台数:60台
ベーカリーカフェ「EVERYPAN」
営業時間:11:00-20:00(初日の4⽉29⽇のみ12:00オープン)
品種・品数:パン約60種、ドリンク約15種
販売形態:イートイン(店内利用、トレーにて提供)、テイクアウト(持ち帰り ※包材にて提供。袋は有料)
店舗面積:140.69m²(42.63坪)
設計:永山祐子建築設計
アートディレクター:菊地敦己
コピーライター:国井美果
ウェブデザイン:萩原俊矢
フードスタイリスト:飯島奈美
フードコンサルタント:富永哲也
JINS(ジンズ)公式ウェブサイト
https://www.jins.com/jp/