新建築社(代表取締役社長 吉田信之)が展開するサブスクリプションサービス「新建築データ」の英語版[*1]がリリース、今月からプランの販売が始まっています。
「新建築データ」とは、1925年(大正14)創業の新建築社が、その知見を次世代に継承することを主たる目的に、同社発行の月刊誌『新建築』と『新建築住宅特集』の掲載内容を、オンライン上で検索・閲覧できるようにしたもので、2020年3月より日本語にてベータ版にてスタートし、同年7月まで無料で公開した後、8月以降は有料となっています。
今回リリースしたサブスクサービスは、この英語版となります。
掲載件数は、2023年1月24日時点で公共建築や住宅などのプロジェクト約15,000件、両誌の1985年1月号から2022年11月号掲載分までのデータを公開しています[*2,3]。
利用料金は、プロジェクト名、概略、設計者、所在地の県名、掲載号と掲載ページまでの閲覧・検索は無料で、誌面および巻末のデータシートの利用は2誌ごとに有料(月額あるいは年間料金をPayPalにて前払い)となります。
プランは、学生・一般・団体の3種を設定。いずれのプランも契約期間中は何度でもデータベースを利用できます[*4]。
購読料金(個人プランの場合):
月額:19.99 ドル
年間:199.9 ドル
「新建築データ」英語版
https://data.shinkenchiku.online/en
問合せ先:新建築社
*1.誌面上の概要文はニューラル機械翻訳サービス「DeepL」の翻訳機能を利用
*2.同社発行『a+u』の掲載データ公開は準備中
*3.雑誌の発売から2カ月後にデータを公開
*4.日本語版で契約済みの会員は、現状のプランのまま使用言語の切り替えが可能(但し、今月から新規で契約する場合は、日本語版と英語版で契約プランが異なる)
※本稿の画像提供(全点):新建築社