2021年3月27日初掲
4月9日「PLATEAU Use case Film」追加
ティザーサイト開設時に『TECTURE MAG』でも報じた、国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化事業「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」が、2020年度の事業として計画していた、全国56都市の3D都市モデルの整備を完了し、開発したユースケース(Use Case)44件を公開しました(プレスリリース)。
整備されたデータは、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が運用する「G空間情報センター」にて順次公開され、オープンデータとして誰もが自由に利用できるようになります。
全国のデータ公開に先がけて、2021年3月26日より、東京都23区の3D都市モデルのオープンデータが公開されています。
3D都市モデルやユースケースとして開発されたこれらの一部データは、公式ウェブサイト「PLATEAU ver.1.0」にてプレビューできます[*]。
*PLATEAU VIEW は最新のデスクトップ版 Chrome、Safari、Edge 上で動作します
*最小システム要件:CPU: 2 GHz デュアルコア以上、システムメモリ(RAM): 4GB
「カメラ映像の解析による混雑状況の可視化」
実施事業者:パナソニックシステムソリューションズジャパン、パナソニック、CNS 社 イノベーションセンター
実施場所:東京都新宿区 モザイク通り(新宿駅西口~南口間)
「大規模複合施設における人流カウントと建物屋内モデルを用いた可視化」
実施事業者:日建設計総合研究所、日建設計
実施場所:神奈川県横浜市西区 「クイーンズスクエア横浜」(みなとみらい駅~地上階の共用部分)
以下は、公式ウェブサイト「New Service」で公開されているデータです。
商用サービスの分野において3D都市モデルにはどのようなポテンシャルがあるだろうか。ここでは、3D都市モデルを活用した新たな体験価値の提供を目指し、多様な分野でのサービス開発を紹介していく。(公式サイトより)
本プロジェクトに関する国交省のこれまでの取り組みなどの詳細は、「VIEW MORE」をクリックすると、同省が3月26日に発表したプレスリリースで確認できます。
「PLATEAU ver.1.0」公式Webサイト
https://www.mlit.go.jp/plateau/