株式会社新潮社の月刊読書情報誌『波』2020年4月号(発売日:2020年3月27日)に、建築家の隈研吾氏とタモリ氏の対談が掲載され、同誌のウェブサイト上で内容が公開されています。
タモリ氏との対談記事は、同社から2020年2月に刊行された隈氏の単行本『ひとの住処 1964-2020』の刊行を記念したもので、隈氏の設計による〈国立競技場〉とその周辺、さらには青山の〈サニーヒルズ(微熱山丘 SunnyHills)〉に場所を変えて建築談義が続きます。
タモリ氏といえば、NHK(日本放送協会)の番組「ブラタモリ」でもおなじみ。地形・地質に関する豊富な知識は番組に登場する数多の専門家たちを唸らせ、2017年には日本地質学会から番組制作チームが表彰されたほど。
今回の隈氏との対談では、新刊『ひとの住処 1964-2020』に書かれている職人の話、建築家に自邸の設計を依頼した際のエピソードなどが語られています。
また、書籍刊行後に顕著となったCOVID-17(新型コロナウイルス感染症)拡大を受けて、「コロナ禍を経て、住処を考える」と題した隈氏の緊急エッセイも寄せられています。(yam)
新潮社ウェブサイト
【隈 研吾『ひとの住処 1964-2020』刊行記念】
対談「タモリさん、隈研吾の案内で国立競技場を巡る!」ほか
https://www.shinchosha.co.jp/book/610848/#b_interview