CULTURE

隈研吾デザイン監修「宇都宮駅東口交流拠点施設」2022年11月オープン

CULTURE2021.06.03

宇都宮市が策定した宇都宮駅東口地区整備事業において、大ホールや会議室などからなる「宇都宮駅東口交流拠点施設」の建設が、2022年11月30日のオープンを目指して進められています。

同交流拠点施設は、2018年に実施された同整備事業の事業者募集において、優先交渉権者に選定された、代表企業である野村不動産を含む17社で構成されるグループ「うつのみやシンフォニー」が設計・建設などを担います。そのうちの1社、隈研吾建築都市設計事務所(主宰:隈 研吾)が、この交流拠点施設のデザイン監修を担当しています。

宇都宮駅東口地区整備事業

宇都宮駅東口地区整備事業 イメージパース(画像提供:宇都宮市役所駅東口整備室)©︎ 隈研吾建築都市設計事務所

「宇都宮駅東口地区整備事業」概要と優先交渉権者の構成

公共施設設計:アール・アイ・エー、AIS総合設計、隈研吾建築都市設計事務所
施工:中村土建、前田建設工業、増渕組、渡辺建設
交流拠点施設運営:五光、コンベックス、JTBコミュニケーションデザイン、野村不動産パートナーズ
グループのうち、民間施設所有者については略

現在、宇都宮駅東口地区においては、2,000人収容の大ホール、大小の会議室などを有する交流拠点施設のほか、商業施設やホテルなどで構成される複合施設、高度専門病院などの整備が進められています(交流拠点施設は、本稿1枚目および2枚目の画像、右側の低層建物が該当)

宇都宮駅東口地区整備事業

宇都宮駅東口交流拠点施設 大ホール 活用イメージ ©︎ 隈研吾建築都市設計事務所

1,872m²の⼤ホールは、学会や式典、展⽰会、講演会など各種イベントにも対応できるよう、階段式ではなく平⼟間を採用。壁面には、ガラスクロスをベースに、宇都宮市の特産品として名高い⼤⾕⽯(おおやいし)と木合板を用いたデザインに。⼤⾕⽯の採掘場で石を切り出す際に現場に刻まれるカットラインをイメージして、大谷⽯と⽊をリズミカルに配置、イベント空間らしい⾼揚感を演出しています。軽石凝灰岩である⼤⾕⽯は、表面に細かな凹凸があり、音の反響をほどよく吸収する特性もあり、コンサート開催時の音響効果も期待できます。

宇都宮駅東口地区整備事業

宇都宮駅東口交流拠点施設 大ホール 活用イメージ ©︎ 隈研吾建築都市設計事務所

⼤⾕⽯は、同交流拠点施設(本稿1枚目および2枚目の画像、右側の低層建物)の2階に配置されたエントランスホールと、ファサードにも配される予定です。
2021年5月18日には、現場に設けられたファサードのモックアップを前に、建築家の隈 研吾氏が佐藤栄一宇都宮市長に、デザインの説明を行った様子を、とちぎテレビが報道しています(YouTube公式チャンネルにて公開中)


#とちぎテレビ YouTube公式チャンネル とちテレNews「建築家・隈研吾さんが市長に説明 JR宇都宮駅東口再開発の交流施設」(2021/05/19)

オープンは、2022年11年30日を予定。宇都宮の新たな顔となる施設が、宇都宮駅東口に誕生します。

施設の内外観と規模がわかるイメージ映像は、宇都宮市役所のYouTube公式チャンネルにて公開中です。(en)


#宇都宮市役所 YouTube公式チャンネル【宇都宮市】宇都宮駅東口交流拠点施設PR動画(ナレーションあり)(2021/04/28)

「宇都宮駅東口交流拠点施設」概要
所在地:栃木県宇都宮市宮みらい1-20
建築面積:6,640m²
延べ床面積:11,485m²
建物規模:地上4階建て、高さ:26.37m
主な施設:大・中ホール、大・小会議室、ホワイエ

「宇都宮駅東口交流拠点施設」公式ウェブサイト
https://u-koryukyoten.jp/

※本稿における4点の画像提供:宇都宮市役所駅東口整備室 ©︎ 隈研吾建築都市設計事務所

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