現在開催中のドバイ万博2020(Expo 2020 Dubai)。今回も、万博のテーマや各国の最先端の技術や思想を反映したパビリオンが数多くつくられました。
何百を超えるパビリオンの中から、『TECTURE MAG』ではテーマ性や形態のインパクトをもとに11のパビリオンを厳選。
今回は、Mission Possible – オポチュニティパビリオン / AGiアーキテクツ を紹介します。
【概要】
ドバイ万博2020のサブテーマのうち、個人やコミュニティの可能性をいかに引き出すかをテーマとした「機会(Opportunity)」のスペシャルパビリオン。
地球上のあらゆる場所、あらゆる人生の歩み方をしているすべての来場者が、年齢、言語、文化を超えてつながり、地球とそこに住む人びとのために前向きな変化を実現するため、協力することを可能にするパブリックスペースです。
【注目ポイント】
・大きな広場として設計されたパビリオン
・雲と夢をモチーフにつくられた、地上32mの高さに浮かぶスチールと布でできた屋根
・ローマ時代から現代まで、何千年にもわたる広場の豊かな都市の歴史に基づいたデザイン
・ピアッツァ、サハ、コモン、タウンスクエアなど、さまざまな文化に対応し、社会的・異文化的な関わりのためのプラットフォームとなることを目指している
「Mission Possible – Opportunity Pavilion」AGi Architects公式ウェブサイト
https://www.agi-architects.com/en/work/expo2020dubai-opportunity-pavilion/