CULTURE

秋吉浩気著の新刊!『メタアーキテクト──次世代のための建築』

建築を取り巻く社会は今、どのような変化を遂げてどこへ向かおうとしているのか?

CULTURE2021.12.28

建築テック系スタートアップのVUILDを率いる秋吉浩気氏の初の単著が刊行されました。
書籍の編集・発行元である、スペルプラーツの公式ウェブサイトにて、2021年12月28日(火)21時より、最も早い予約販売を開始します。

概要

若手建築家の建築思想から建築の方途を探る「現代建築家コンセプト・シリーズ」の第2期が始動。
1冊目はVUILDのCEO・秋吉浩気による「メタアーキテクト──次世代のための建築」。

現代建築家コンセプト・シリーズと新刊『メタアーキテクト──次世代のための建築』

現代建築家コンセプト・シリーズのバックナンバーと、最新刊『メタアーキテクト──次世代のための建築』

本書で描かれる次世代の建築家は、作品をつくることのみならず、産業、経済、流通といった、建築がつくられるシムテムや構造そのものまでデザインするメタな視点を再び持つ。
秋吉が立ち上げたVUILDは「建築の民主化」をテーマに掲げ、生産と流通、制作と制作ツールの拡張を事業とする集団である。
建築家として作品をつくりつつ、起業家として作品が生み出される環境もまたデザインしている秋吉が、今、建築を取り巻く社会がどのような変化を遂げてどこへ向かおうとしているのかを紹介する。建築の外側に向け、建築の力を通して、社会的インパクトをもたらす指針を示す、野心的な1冊となっている。

なお、本書は、右ページでテキストが進行し、左ページでは小規模から大規模の順にプロジェクトが掲載されるという構成になっており、以下に記載する目次は、テキストとプロジェクトの2つを載せている。

右ページ:テキストの目次

1章
変わる社会──ソーシャルインパクト論
ゲームチェンジャーが生まれないのはなぜか / 10%の価値しか生まない建築家 / 10%の人類のための建築家 / 0-1を超えてソーシャルインパクトをもたらすために / 0でも1でもあるデジタルな世界の構築に向けて

2章
変わる産業──デジタルファブリケーション論
第三次産業革命とものづくりの民主化 / 民主化の第二フェーズに立ちふさがる3つの壁 / 2008年以降のデジファブ建築の展開 / プレファブからデジファブへ

3章
変わる経済──ポストキャピタリズム論
経世済民とオイコノミア / 加速主義と脱成長論 / デモクラタイズとムーンショット / 狩猟型社会と農耕型社会 / 暗号通貨と贈与経済 / 共有型経済と循環型経済

4章
変わる流通──デジタルヴァナキュラー論
デジタルヴァナキュラーの時代 / 2つのヴァナキュラー / 林業のマイクロ6次産業化 / リープフロッグアーキテクチャー / 南砺7人衆 / まれに訪れることの出来る家 / 現代の合掌造りを造る / 集団的創作の原理 / 現代の相互扶助

5章
変わる職能──メタアーキテクト論
建築と社会の再接続 / 弱く、柔らかく、小さな建築家像 / メタ化する建築家 / マリオ・カルポと村松貞次郎 / マスタービルダーとメタデザイナー / 建築の民主化

6章
変わる設計──デジタルデザイン論
メタアーキテクトは何をデザインすべきか──システムとプラットフォーム / 近代を乗り越える──コンポジションとコンストラクション / アントロポモルフィスムとデミウルゴモルフィスム / ガウディとゲーリー / パラメトリシズムとディスクリート / デジタルマテリアルとセルフアセンブリ

左ページ:デザインと実践の目次

Ⅰ建築以前
1-場づくり
蒲田ブリッジ / ShopBot拠点について / UNICO / 丸太とスキャン / 本牧の工場
2-事づくり
パークキャラバンWS / 神泉WS / 笹塚のベンチ / 福岡県朝倉市WS / 南砺七人衆WS
3-人づくり
EMARFについて / 移動式WS@神戸 / 芝浦工業大学の課題 / EMARF一般事例 / 企業コラボ展示 / BABABA 展示

Ⅱ建築未満
ミクロ・メゾ・マクロ / 線材 / 面材
1-線的構造
佐川の船小屋 / 川崎の仮設橋 / SLUSH / 浜松のバス停 / カヤック
2-面的構造
チャネル / 乃村工藝社パビリオン / CAMPPOD / 六本木の音楽スタジオ / 茶室

Ⅲ建築以降
1-規模展開
まれびとの家
2-水平展開
Nesting / 熱海
3-垂直展開
学芸大学

著者プロフィール
秋吉浩気(あきよしこうき)
建築家・メタアーキテクト、VUILD株式会社代表取締役CEO

秋吉浩気氏近影

1988年大阪府生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科を卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科X-DESIGN領域にてデジタルファブリケーションを専攻。2017年にVUILD株式会社を創業、「建築の民主化」を目指す。デジタルファブリケーションやソーシャルデザインなど、モノからコトまで幅広いデザイン領域をカバーする。
主な受賞歴に、2018年SDレビュー入選、2019年SDレビュー入選、2019年Under 35 Architects exhibition Gold Medal賞、2020年度グッドデザイン賞金賞。

VUILD Webサイト
https://vuild.co.jp/

KOKI AKIYOSHI Twitter
https://twitter.com/aruteist

『メタアーキテクト──次世代のための建築』書籍概要

書籍タイトル:現代建築家コンセプト・シリーズⅡ-1『メタアーキテクト──次世代のための建築』
著者:秋吉浩気
装丁:並製
販売価格:2,640(税込)
先行予約受付開始日:2021年12月28日
発送日(予定):2022年2月14日以降、順次
編集・発行:スペルプラーツ(speelplaats)

先行予約受付ページ
https://speelplaats.base.ec/items/57281194

スペルプラーツ(speelplaats)Webサイト
https://speelplaats.base.ec/

【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン TECTURE NEWS LETTER

今すぐ登録!▶

VUILD関連記事

COMPETITION & EVENT2020.10.30
VUILD〈まれびとの家〉がグッドデザイン賞金賞受賞、大賞選出投票で次点を獲得
PRODUCT2021.04.02
VUILDがデザインした東京都「未来型オフィス実現PJ」の庁舎内プロトタイプオフィスにおけるムーバブルデスクとパーティション
BUSINESS2021.06.02
”プリントアウトするように家具をつくる” VUILDが展開するクラウドプレカットサービス「EMARF 3.0」公式Webサイトがリニューアル、イベントも連動して開催
PRODUCT2021.09.10
VUILDとYahoo! JAPANが協働、リモートワーク向け木製家具キットを発売
BUSINESS2021.11.05
VUILDとBIOTOPEが進めるデジタル家づくりプラットフォーム「Nesting(ネスティング)」の1棟目が北海道に竣工
  • TOP
  • CULTURE
  • ARCHITECTURE
  • 秋吉浩気著の新刊!『メタアーキテクト──次世代のための建築』:建築を取り巻く社会は今、どのような変化を遂げてどこへ向かおうとしているのか?
【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン
お問い合わせ