CULTURE

心斎橋最大級の複合施設開発プロジェクト

地上28階、上層部にザ・ゲートホテルの旗艦店がオープン

CULTURE2022.05.12

ヒューリック、竹中工務店、 JR西日本不動産開発、パルコの4社により、大阪市内で進められている「(仮称)心斎橋プロジェクト」の計画概要が発表されました(2022年5月10日 JR東日本ほか各社プレスリリース)。

計画地は、中央区南船場三丁目。大阪のメインストリートである御堂筋および長堀通に面した心斎橋の交差点の北東側の角地。大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅に直結した、利便性にも視認性にも高い立地に、地下2階+地上28階の規模で建設されます。

(仮称)心斎橋プロジェクト

エリアマップ

長年に渡り心斎橋エリアの賑わいをけん引してきた、心斎橋プラザビル(本館・東館・新館)と心斎橋フジビルを建て替え、新たなランドマークとして、店舗・宿泊施設・事務所の複合施設が一体で開発され、エリア最大級の複合施設となります。

外観デザインのコンセプトは”Quartz(クオーツ)”

建物の外観デザインのコンセプトは、「Quartz(クオーツ)」。大阪・心斎橋の華やかな文化やイメージをここに結晶化させ、時代を超えて場所の力を映し出すことを目指します。

(仮称)心斎橋プロジェクト

外観イメージパース

高層部は、上昇感を生み、ランドマーク性を強調するデザインに。中層部、低層部は、ボリュームを分節させて街並みに馴染むようにして、心斎橋エリアの新たなシンボルにふさわしい発信力と調和を兼ね備えた外観となっています。

高層階 ザ・ゲートホテルが大阪初出店

上層部(16階-28階)に入る宿泊施設は、ヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が、関西エリア旗艦店として、関西では京都に続く2軒目として開業します。
「ザ・ゲートホテル」では最大の220を超える客室を有し、ゆったりと寛げる客室となる見込み。さらに、地上約120mの最上階には、大阪の景色を一望できるルーフトップバーを設置するなど、さまざまなシーンで上質で快適な空間を提供するとのこと。

(仮称)心斎橋プロジェクト

フロア構成

中層階 オフィスフロア

8階-14階には、心斎橋エリア待望の供給となる、駅直結の希少性の高いオフィスとなります。
1フロア・約268坪から、最小分割区画約24坪まで、多様なニーズに対応可能なフロアプランで計画され、エリアでは最高級となる専有空間を提供します。
8階のオフィスロビーは、2層吹き抜けの開放的な空間となり、御堂筋を望む屋外テラスにも接続し、オフィスワーカーや来街者にゆとりとくつろぎを与える空間が用意されるとのこと。

(仮称)心斎橋プロジェクト

8階オフィスフロアロビーに直結した屋外テラス

低層階 商業エリア

御堂筋・長堀通に面する低層階には、連続したメゾネット店舗(2~3層)が入る予定です。ラグジュアリーブランドを誘致し、テナントの個性を活かしたファサードを形成することで、関西有数のショッピングストリートに新たな魅力を加えます。
店舗・宿泊施設・事務所といった多様な用途の融合によって、周辺エリアの賑わいにも貢献する計画です。

環境への配慮

計画では、Low-e複層ペアガラスをはじめとする高断熱化、高効率照明・給湯・空調換気設備や、BEMS(uilding and Energy Management System / ビル・エネルギー管理システム)の導入により、CO2排出量・一次エネルギー消費量の低減をはかります。
加えて、太陽光発電、マイクロコージェネ、中水・雨水利用、給湯・空調エネルギー熱回収システム、厨房換気変風量制御、気化熱利用外調機、自然換気など、環境に配慮した建物として計画されています。

災害発生時の対応

非常用発電機による電源確保、受水槽および雑用水槽によるトイレ給水の確保、水害に備えた電気室・通信機器室・防災センターの配置など、自然災害発生時にも対応。
耐震性の構造としては、制振構造を採用。制振デバイスおよび座屈補剛ブレースを設置することで、変形抑制・安全性向上および居住性向上を両立させています。震度7クラスの地震が発生した場合でも、人命の安全を確保し、破損箇所などの補修をすることで、建物を継続して使用できるよう、設計されています。

(仮称)心斎橋プロジェクト

外観イメージパース(夜間)

計画概要

事業名称:(仮称)心斎橋プロジェクト
所在地:大阪市中央区南船場三丁目8番4他(地番)
敷地面積:約3,289m2(約995坪) ※船場建築線後退後の面積
延床面積:約46,284m²(約14,001坪)
建物高さ:約132m
規模:地上28階、地下2階
用途:店舗、宿泊施設、事務所
竣工:2026年2月(予定)
事業主:ヒューリック、竹中工務店、 JR西日本不動産開発、パルコ

※今後の設計や関係官庁との協議などにより、計画が変更される場合あり

JR西日本プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000095753.html

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