東京・銀座4丁目にイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の新たな拠点〈ISSEY MIYAKE GINZA / 442〉が2月3日にオープン。空間デザインを、吉岡徳仁氏が手がけています。
店舗名称は、所在地(銀座4丁目4-2)から。至近にて2017年から営業している既存店(ISSEY MIYAKE GINZA)も1階に展示空間を新設してリニューアルオープンしており、2つのストアをあわせるとイッセイ ミヤケが展開するブランドが全て揃います。
〈ISSEY MIYAKE GINZA / 442〉取り扱いブランド
・ISSEY MIYAKE
・IM MEN
・PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE
・HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE
・A-POC ABLE ISSEY MIYAKE
・BAO BAO ISSEY MIYAKE
・GOOD GOODS ISSEY MIYAKE
・ISSEY MIYAKE PARFUMS
・ISSEY MIYAKE WATCH
・ISSEY MIYAKE EYES
〈ISSEY MIYAKE GINZA / 445〉取り扱いブランド
・132 5. ISSEY MIYAKE
・me ISSEY MIYAKE
・HaaT
『TECTURE MAG』では、2つのストアがグランドオープンする前に開催されたメディア向け内覧会を取材。本稿では、吉岡氏が手がけた〈ISSEY MIYAKE GINZA / 442〉の概要を伝えます(特記ありの画像・外観2点と内観4点はイッセイ ミヤケ提供)。
“空間に浮遊するアルミニウムウォール。
環境に配慮されたリサイクルアルミニウムと特殊な技術により生み出された未来的な空間は、イッセイ ミヤケのフィロソフィーを映し出している。”吉岡徳仁
今回の銀座の新店では、B1階から3階までの全4フロアにわたり、吉岡氏による「リサイクルアルミニウム」を用いたデザインが見られるのが特筆点です。
アルミニウムという金属素材に未来への象徴性をもたせたデザインは、2017年にイタリア・ミラノにオープンした〈ISSEY MIYAKE MILAN〉でも見られました。
さらに近年、吉岡氏がデザインした〈東京2020オリンピック聖火リレー聖火皿〉では、素材の一部に東日本大震災の復興仮設住宅から出たアルミ建築廃材が用いられました。このときに培われた押し出し成形などの技術が、店内のアルミニウムウォールなど要所に生かされているとのこと。
「リサイクル」というサステナブルな手法は、イッセイ ミヤケのブランドの方向性とも合致するものです。
所在地:東京都中央区銀座4丁目4-2(Google Map)
営業時間:11:00-20:00
※来店予約制を導入
店舗デザイン:吉岡徳仁デザイン事務所
延床面積:約450m²
開業日:2023年2月3日(プレオープン期間を含む)
ISSEY MIYAKE Webサイト
〈ISSEY MIYAKE GINZA / 442〉ストア
https://www.isseymiyake.com/ja/stores/998