
パビリオンDATA
- コンセプト・デザイン
LAVA(Laboratory for Visionary Architecture)- 設計・監理
徳岡設計- エリア
エンパワーリングゾーン- テーマ
先見の明かり 放たれる導きの光
クウェートパビリオンの見どころポイント!
Photo: TEAM TECTURE MAG
パビリオンの多様なデザインは、クウェートの特徴的な要素を巧みに融合させ、統一感のある体験を生み出しています。ホスト国クウェートを彷彿とさせる日本風のエントランスから、砂漠の眺望、未来的なラウンジにまで、クウェート国の自然の美しさ、豊かな文化、ダイナミズム、そしてグローバル精神を体現しています。
〈クウェートパビリオン〉公式サイトより
パビリオンの大胆な建築は、建築事務所・LAVA(Laboratory for Visionary Architecture)によってコンセプト・デザインされました。クウェートの特徴的な景観や伝統をピックアップし、パビリオン全体で繰り返し使用されています。翼を広げた開放的で魅力的な建築は、歓迎のジェスチャーを象徴し、この国の有名なホスピタリティを表しています。
Photo: TEAM TECTURE MAG
このパビリオンの建築は、クウェートの自然環境と伝統をデザイン全体にシームレスに織り込んでいます。「VISIONARY LIGHTHOUSE(ビジョナリー・ライトハウス)」というコンセプトで、2025年の大阪万博でクウェートの時代を超越した未来へのビジョンを紹介することを目指し、パビリオンは明るく、夜にはファサードがライトアップされ、「ビジョナリー・ライトハウス」のテーマを強調しています。
Photo: TEAM TECTURE MAG
大屋根をもつ3階建てのパビリオンの中心部は、クウェートの未来について考えるきっかけを与えることを意図しています。中央のドームとして設計されたこのメインスペースは、星空の下、夜の砂漠で休息することをイメージしています。
パビリオンの後方にある中庭は、伝統的なイスラム建築を模しており、クウェートらしい植栽が施された美しい庭園となっています。
〈クウェートパビリオン〉公式サイトより
建築DATA
建築主:Commissioner General State of Kuwait Expo 2025 Osaka
総合監修:NÜSSLI (Switzerland) Ltd
敷地面積:3,503.01 m²
建築面積:2,220.76 m²
延べ面積:3,547.94 m²
構造種別:鉄骨造 一部 膜構造
階数:地上3階建【コンセプト・デザイン】
建築:LABORATORY FOR VISIONARY ARCHITECTURE [LAVA]
構造:schlaich bergermann partner [sbp]
設備:Ingenieurbüro Herzner und Schröder
展示:insglück【設計】
設計・監理:徳岡設計
設計協力:現代建築研究所, SYA / Satoru Yahagi Architects
防災設計:VoL-i Architect Studio 、九門
BIM:SUAKX、IU BIM STUDIO、ルフト一級建築士事務所
構造設計:斎藤公男(日本大学名誉教授)、コウゾウケイカクロナンナン
電気設備設計:フューチャーアットマークテクノ
機械設備設計:トーホー設備設計
ランドスケープ設計:景観設計・東京【施工】
総合:麦島建設
膜構造:山口産業
金属加工・施工:ヒラミヤ
空調・電気:東芝プラントシステム
展示照明:BeWunder
展示工事:ShowTex
トップ写真:TEAM TECTURE MAG
グレー色囲み内テキストは、クウェートパビリオン公式サイト、徳岡設計より