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ワタリウム美術館がアート支援を求めてクラウドファンディングを開始

東京・神宮前にある現代アートの私立美術館〈ワタリウム美術館〉が、同館の運営およびアート支援を求めて、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始しました。

今回のクラファン・プロジェクトは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響、いわゆるコロナ禍により、来館者数が減少、早急な支援を求めているものです。

ワタリウム美術館 外観(2013年企画展「JR展 世界はアートで変わっていく」開催時のもの)photo: TEAM TECTURE MAG

今でこそ私立(プライベート)の美術館は数を増やしていますが、〈ワタリウム美術館〉は、日本では数少ないプライベートの現代美術館です。開館は1990年。建物の建築設計をスイスの建築家、マリオ・ボッタ(Mario Botta, 1943-)が手がけています。

ワタリウム美術館 外観(2013年企画展「JR展 世界はアートで変わっていく」開催時のもの)photo: TEAM TECTURE MAG

開館以来30年間、計102回の展覧会を開催してきた同館では、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリング、ナムジュン・パイク、ヨーゼフ・ボイスといった現代アートの旗手たちや、若い日本のアーティストたちも紹介してきました。日本において現代アートを牽引してきた施設のひとつ。建築関係では、これまでにブルーノ・タウト、磯崎新や藤本壮介の企画展も開催し、また会場構成を日本の建築家が手がけることも多く、開催される企画展は、アート関係者だけでなく、建築・デザイン関係者の注目も毎回高い美術館です。

今回の支援は3,000円から。アーティストTシャツや、ワタリウム美術館 の映像アーカイブなどを視聴できるものまで、リターンは各種用意されています。

なお、本稿を作成する約24時間前、8月26日(水)15:26に、ワタリウム美術館の公式ツイッターがクラファンの開始を告知。SNSで情報が拡散され、本稿掲載の27日(木)17:30時点で、目標金額の2倍以上、221%の支援を獲得しています。

「view more」をクリックすると、今回のクラウドファンディングのプロジェクトページにリンクします。クラファン開始の背景、構想から現代に至る同館の歴史、これまでの活動、そして現状などが、同館オーナーの1人である和多利浩一氏によるテキストにまとめられています。(en)

ワタリウム美術館 公式ウェブサイト
http://www.watarium.co.jp/