ステファノ･ボエリ、石上純也らが出席する国際カンファレンス「Cartier Art Dialogues」オンライン＋エミルタージュ美術館にて2/21開催

メゾン カルティエが企画・主催する、国際オンライン カンファレンス「Cartier Art Dialogues（カルティエ アート ダイアローグ）」が2021年2月21日（日曜・パリ時間11:00- / 日本時間19:00-）に開催されます。

本カンファレンスは、世代や国、アートのさまざまな様式や形態を超えた対話を促進することを目的に、エルミタージュ美術館とカルティエとつながりのある世界各国の大学との協力により実現したもので、会場となる国立エミルタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク）のゼネラルスタッフビルディング・アトリウムと、各国から参加する登壇者との間をオンラインでつなぎます。4つのセッションにわかれてディスカッションを行い、その模様が無料で配信されます（視聴には事前に登録が必要です）。

今日において、歴史と現代性、クラフツマンシップと革新技術の間の架け橋を築き維持することは、これまでにも増して重要になっています。メゾン カルティエと国立エルミタージュ美術館はともに、ヘリテージを守り、拡大し、その価値観とアイデンティティに忠実であり続けながら新たな領域を探ることが重要と考えます。

著名な専門家、世界的エキスパートがオフラインとオンラインで集い、「リビングヘリテージ」と、世代間での対話の重要性について話し合い、オペラ、演劇、バレエの変容に特に的を絞ってアートのトレンドと新たなフォーマットについて語ります。参加者は、ファッションや建築、ブロックチェーンや今後のアート市場などのデジタルおよび技術面を俯瞰することになります。（カルティエ プレスリリースより）

プログラム（時間表記はパリ時間）
11:00-12:00
セッションI：生きている遺産と世代を超えた対話
12:00-13:00
セッションII：映画、オペラ、演劇、クラシックバレエの再発見
13:00-14:00
セッションIII：今日と明日のアーキテクチャー
14:00-15:00
セッションIIII：ART OF TRANSFORMATION

スピーカー・モデレーター（画像は主催者告知ページより、掲載順）。
ミハイル･ピオトロフスキー（Mikhail Piotrovsky） – 国立エルミタージュ美術館館長
シリル･ヴィニュロン（Cyrille Vigneron） – カルティエ プレジデント ＆ CEO
エルベ･シャンデス（Hervé Chandès） – カルティエ現代美術財団 ゼネラル ディレクター
ピエール･レネロ（Pierre Rainero） – カルティエ イメージ スタイル & ヘリテージ ディレクター
アルベール･エルバス（Alber Elbaz） – AZ Factory クリエイティブディレクター

登壇者（左から順に）：ミハイル･ピオトロフスキー、シリル･ヴィニュロン、エルベ･シャンデス、ピエール･レネロ、アルベール･エルバス

ゴルシフテ･ファラハニ（Golshifteh Farahani） – イランの舞台･映画女優、環境活動家
メラニー･ロラン（Mélanie Laurent） – フランスの映画監督･女優、環境活動家
石上純也 （Junya Ishigami）- 建築家
ジェイソン･ベイリー（Jason Bailey)- アート×テクノロジープラットフォーム Artnome.com 設立者
ソラーノ･ベニテス（Solano Benitez） – パラグアイの建築家

登壇者（左から順に）：ゴルシフテ･ファラハニ、メラニー･ロラン、石上純也、ジェイソン･ベイリー、ソラーノ･ベニテス

ステファノ･ボエリ（Stefano Boeri） – イタリアの建築家･都市プランナー
テオドール･クルレンツィス（Teodor Currentzis） – ムジカエテルナ管弦楽団 & 合唱団の設立者
ナーン･デッキン（Nanne Dekking） – ニューヨークのArtory LLC＆ベルリンのArtory GmbH CEO
アニタ･ギゴフスカヤ（Anita Gigovskaya） -コンデナスト･ロシア　プレジデント
エカテリーナ･イノゼムツェワ（Ekaterina Inozemtseva)- ガレージ現代美術館チーフキュレーター
ヴァルヴァラ･メルニコワ（Varvara Melnikova） – ストレルカ･メディア 建築 デザイン研究所CEO

登壇者（左から順に）：ステファノ･ボエリ、テオドール･クルレンツィス、ナーン･デッキン、アニタ･ギゴフスカヤ、エカテリーナ･イノゼムツェワ、ヴァルヴァラ･メルニコワ

ヤニーナ・ノヴィツカヤ（Yanina Novitskaya） – カルティエ ロシア、ウクライナ、CISのマネージングディレクター
ドミトリー･オゼルコフ（Dmitri Ozerkov） – 国立エルミタージュ美術館現代美術部門ディレクター
ローラン･サロメ（Laurent Salomé） – ヴェルサイユ宮殿国立美術館館長
サラ･ジー（Sarah Sze） – アメリカの現代アーティスト、彫刻家
ナディア･タイガ（Nadia Taiga） – Snark.art エグゼクティブディレクター
ディアナ･ヴィシニョーワ（Diana Vishneva） – バレリーナ、ロシア人民芸術家

登壇者（左から順に）：ヤニーナ・ノヴィツカヤ、ドミトリー･オゼルコフ、ローラン･サロメ、サラ･ジー、ナディア･タイガ、ディアナ･ヴィシニョーワ

国際オンライン カンファレンス「Cartier Art Dialogues（カルティエ アート ダイアローグ）」

開催日：2021年2月21日（日）
開催時間：
パリ時間 11:00-15:00 / 日本時間 2021年2月21日（日） 19:00-23:00
登壇者：上記の通り（予定）
会場：国立エミルタージュ美術館 ゼネラルスタッフビルディング・アトリウム（ロシア・サンクトペテルブルク）＋オンライン
視聴方法：下記・カルティエの特設サイトより、eメールアドレスと氏名などの事前登録要

事前登録申し込み、当日のプログラムの詳細、登壇予定者などについては、カルティエの特設サイトを参照してください（02/22追記：終了後も全編を動画で公開中）。

「Cartier Art Dialogues」Web site
https://cartier-artdialogues.com

なお、エミルタージュ美術館では、2021年2月21日から4月18日まで、「カルティエ：遺産とサヴォアフェールの継承–エルミタージュ美術館とカルティエコレクションの傑作」展が開催されます。（en）

「Cartier: Passing on Heritage and Savoir-Faire. Masterpieces from the Hermitage Museum and Cartier Collection」
https://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermitage/news/news-item/news/2021/news_33_21/